くしゃ「み」→「み」みをすませば(耳をすませば)
まずは個人的な、ジブリアニメーションのベスト5を挙げてみる。
『魔女の宅急便』(89)
『風立ちぬ』(2013)
『かぐや姫の物語』(2013)
『風の谷のナウシカ』(84)
『千と千尋の神隠し』(2001)
なんだか宮崎爺「限定」のようになってしまったが、高畑爺の作品もひとつ入っているので。
ついでに、ワーストあるいは苦手なジブリアニメーションをみっつ。
『おもひでぽろぽろ』(91)
『ゲド戦記』(2006)
『火垂るの墓』(88)
ジブリの未来を期待されていた矢先に急逝してしまった、近藤喜文の『耳をすませば』(95)は、ベストにもワーストにも入らない。
特別好きなわけではないが、嫌いでもないよ、、、という作品。
個人的にはそうなのだが、この作品を支持するひとの多さって、作品の規模やカラーからいって「少し異様なほど」なのだった。
かなりの確実で、この作品の名が挙がるのである。
多摩市を舞台とする、青春の物語。
最近はアニメーションの舞台となった地域を「聖地」と呼び、ファンが観光することが当たり前になっている。
この映画も「聖地」が「観光化」していて、たとえば聖蹟桜ヶ丘の「いろは坂」を訪れるひとは未だに居るそうだ。
うん、自分も行った。
以前住んでいたところから、チャリで30分程度だったし。
現在の町田市からだって、行けなくはない距離なのである。
ヒロインの名前は、月島雫。
この映画の公開以降、雫と名のつく子どもが増えたと感じている・・・のだが、このあたりからも支持率の高さがうかがえるかもしれない。
読書好きな雫が淡い恋を経験しながら、夢に進んでいく姿を描く。
「なんてことない話」だが、「なんてことないから、いい。」のだと支持者の友人はいう。
分かるけどね、そういう感覚。
前述したとおり、自分は「特別好きなわけではないが、嫌いでもないよ」という程度の作品。
それでも好きなシーンがあって、それは、処女作を読んでもらった雫が、
「一生懸命書いたのが伝わってくる。あなたの才能の原石が、きらきら輝いている」
という感想をもらい、号泣するところ。
うんうん、分かる分かる!! という感じ。
理解者がひとりでも居てくれれば、それで、なんとかやっていけるものなんだよねぇ。
あすのしりとりは・・・
みみをすませ「ば」→「ば」かやろー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(144)』
まずは個人的な、ジブリアニメーションのベスト5を挙げてみる。
『魔女の宅急便』(89)
『風立ちぬ』(2013)
『かぐや姫の物語』(2013)
『風の谷のナウシカ』(84)
『千と千尋の神隠し』(2001)
なんだか宮崎爺「限定」のようになってしまったが、高畑爺の作品もひとつ入っているので。
ついでに、ワーストあるいは苦手なジブリアニメーションをみっつ。
『おもひでぽろぽろ』(91)
『ゲド戦記』(2006)
『火垂るの墓』(88)
ジブリの未来を期待されていた矢先に急逝してしまった、近藤喜文の『耳をすませば』(95)は、ベストにもワーストにも入らない。
特別好きなわけではないが、嫌いでもないよ、、、という作品。
個人的にはそうなのだが、この作品を支持するひとの多さって、作品の規模やカラーからいって「少し異様なほど」なのだった。
かなりの確実で、この作品の名が挙がるのである。
多摩市を舞台とする、青春の物語。
最近はアニメーションの舞台となった地域を「聖地」と呼び、ファンが観光することが当たり前になっている。
この映画も「聖地」が「観光化」していて、たとえば聖蹟桜ヶ丘の「いろは坂」を訪れるひとは未だに居るそうだ。
うん、自分も行った。
以前住んでいたところから、チャリで30分程度だったし。
現在の町田市からだって、行けなくはない距離なのである。
ヒロインの名前は、月島雫。
この映画の公開以降、雫と名のつく子どもが増えたと感じている・・・のだが、このあたりからも支持率の高さがうかがえるかもしれない。
読書好きな雫が淡い恋を経験しながら、夢に進んでいく姿を描く。
「なんてことない話」だが、「なんてことないから、いい。」のだと支持者の友人はいう。
分かるけどね、そういう感覚。
前述したとおり、自分は「特別好きなわけではないが、嫌いでもないよ」という程度の作品。
それでも好きなシーンがあって、それは、処女作を読んでもらった雫が、
「一生懸命書いたのが伝わってくる。あなたの才能の原石が、きらきら輝いている」
という感想をもらい、号泣するところ。
うんうん、分かる分かる!! という感じ。
理解者がひとりでも居てくれれば、それで、なんとかやっていけるものなんだよねぇ。
あすのしりとりは・・・
みみをすませ「ば」→「ば」かやろー。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(144)』