Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

おおきくなあれ?

2015-10-14 05:27:44 | コラム
自分が30歳―まだ、私服保安員(万引きGメン)だけで喰っていたころ―に、こんなことがあった。

窃盗犯は捕まえたが、自分も左脚の靭帯を断裂する重傷を負ってしまう。

素直に捕まっておけば窃盗罪で済んだのに、彼(19歳、少年院から出て3日後の出来事だった)は強盗致傷の罪に問われることになった。

数週間後、彼は起訴された。
自分は横浜検察庁で、被害者として証言することになった。

あぁしますよ、いくらでもしますよ。
アルコトナイコトいって、罪を重くしてやろうかしら、、、なんて、冗談でもいってはいけない。

しかし完治までは6ヶ月を要する、自分ひとりで町田から横浜に行くのは難儀なため、上司がついてきてくれた。

検察庁の待合室―。
松葉杖の身としては、じつは立っているほうが楽。
いろんな関係者に「どうぞ楽にして」と親切にされるが、いやいやだから、これがいちばんいいんだっての!!


担当検事は、女子だった。
見た感じ30歳前半だろうか、容姿端麗、いわゆる巨乳ちゃんで、
これは無意識的・・・いいや、どう考えても完全に狙ったものだろう、胸元の大きく開いたブラウスを着ていて、なんとなく誘惑されているように思えた。

こんな検事、居るのか。
同僚は、ムラムラして大変じゃなかろーか。

とはいえ。
自分は脚キチガイであって、おっぱい星人ではない、
乳輪の大きさには(多少)こだわるが、おっぱいが大きいか小さいかはあんまり気にしないのだ。

だから証言をしているあいだ、勃起せずに済んだ・・・というのは、じつは嘘である。

ギブスをはめて以降、エッチが出来ていなかった。
だから溜まるものは溜まっている。
パンパンだ、といっていいほどに。

そんなときに、こんな色っぽい女性検事ときたもんだ。
それでも、おっぱいには反応しなかった。
しなかったが、彼女の足首と、ややハスキーな声にやられてしまった。
しまったがために、「半」勃起はしたんだ。

ごめん、嘘を吐いてしまった・・・。

なんていう馬鹿な話はこれくらいにしようか。

なにがいいたいかっていうと、このあいだも友人と街を歩いていたら「さっきの子、すげーおっぱいでかかったな!!」と興奮気味にいうわけ。

「そうだった?」
「なんだよ、見てねーのかよ」

「さっきの子なら、見てた。でも脚ばっかり注目していたから、おっぱい気づかなかったよ」

と返すと、彼は頭を抱えるオーバーリアクションを取りながら、

「だから早漏なんだよ~」

と、失礼なことをいってきやがった。


関係ないがな!!


興味がない、、、とまではいわないけれど。

たとえば。
『ヘルタースケルター』(2012)で頑張って沢尻エリカちゃんが脱いでいても、「もっとフトモモ拝ませてよ!」と思ったり。
小向美奈子のAVを観て、この巨乳だったら自分のくるぶしあたりのほうが美しいんじゃなかろうか? と思ったり。

でかいのが、そんなにえらいのかと。

まぁある意味では、えらい。

ベラ・ソーンのこのショットがそそるのは、やっぱり「でかいから」なのだからね!!



でもさ。
たとえば『さよならみどりちゃん』(2005)で「ひっそりと」脱いでいた星野真里ちゃん。

彼女は巨乳ではない。
俗にいう、貧乳。

グッとこないか、その繊細な美しさに。

巨乳にグッとくることはない。
圧倒される、、、といったほうがいい。


少なくとも自分は、でかさを有難がらないという話。


・・・・・ん?

ほんとうかって?

本能の「ほうは」どうか知らんが、頭ではそう考えてます。


・・・・・たぶん。


※そうそう、相手役はまだ人気が出ないころの西島くんだったんだ



 
…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(141)』
コメント (2)
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