Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

煙草と飴ちゃん

2016-02-18 00:10:00 | コラム
自分の性格を、自分で分析すると・・・。

基本、温和。
若干、神経質。
自分が信じていることに関しては曲げない。

上下関係を重んじる。
ゆえに、たとえ「ひとまわり下」のひとであっても、「その世界で先輩」だとすれば相手が恐縮するくらいの丁寧な言動を取る。

しかしその代わり、同期や後輩には毒気が強くなる。

なんでもかんでもエロネタでオチをつけようとするため、嫌いなひとにはとことん嫌われる。

・・・こんな感じかな。


現在の自分はこうだが、高校生までの自分、もっと細かくいうと、100kgを超えていた肥満児のころの自分は・・・

極端なオクテで、ひとの目を見て話せなかった。
とくに女子に対しては、目を見ていなくとも「きちんとした」会話が出来なかった。

すぐ「お願いだから、やらせてください」といえる現在とは、おおちがい。

たぶん、自信が1ミクロンもなかったのだろうね。


痩せてだいぶ明るくなったが、それでもひとに対してアアダコウダ意見がいえるようなキャラクターにはなれなかった。

現在のような性格になったのは、いろいろ揉まれた30代以降だったのではないかしら。


自分は煙草が220円だったころから吸い始めたのだが、値上げをする度に「これからは、“1本ください”とか、あんまりいえなくなるよね」などと仲間と話したものである。

1本10円が、現在では1本20円以上だもの。
ケチでセコイ話といえばそれまでだが、きょうは、前述した「自分の性格」とからめて、こんなエピソードを記してみたい。

自分がまだ、現在のような性格でなかったころの話ね。

花粉症のキャリアは、20年以上になる。
いろんな薬や治療法を試したが、どれも効かない。

自分はスギだけに反応するので、重い症状が出るのは2月真ん中から3月の下旬ころまで。

金をかけて効果が出ないのは馬鹿らしいので、いつしか薬さえ服用しなくなり、「気持ちだけはすっきりする」からと、飴だけは「ほとんど常時」舐めるようになった。

在宅時に、飴一袋。
仕事中に、飴一袋。

一袋200円だとしても、月に換算すればそーとーな金額になる。

それを職場の同期が、訂正、「花粉症ではない」同期が、「飴ちょーだい」といってきて、5個くらい取り、それをまわりに配るのである。

そのうちのひとりくらいは花粉症だったかもしれないが、ソイツにそんな心遣いはない。
単にミント系の飴だと思って配っているのだろう。

こっちとしてみれば、薬なんだけどね。

ふだんは悪いヤツではないが、無神経だなぁ! と思った。

現在の自分であれば「薬なんだって、気を使えや」といえるのだが、当時は作り笑いを浮かべるのがやっとだった。


自分にだって自身が気づかないだけで、無神経な言動を取ることがあるだろう。
「歩くザーメン」を自称するくらいだからね、周囲にイヤな思いをさせていることも多いと思う。

だから「自分のことを棚にあげて」の話になってしまうのだが・・・

コンビニを回って花粉対策用の飴を買い占めていく時期が訪れ、それを持ってレジ待ちをしているとき、ふと昔を思い出したんだな、

そして、少しは相手の背景を想像してみることにしよう、、、と。


ひょっとしたら、また性格が「いくぶんか」変わるかな。


※飴=キャンディということで・・・

というか、hitomiこんなに音痴だったか笑




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明日のコラムは・・・

『三十郎とHAL』
コメント (1)
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