Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(164)

2016-04-18 00:10:00 | コラム
るー「てぃーん」→「てぃーん」えいじゃー(ティーンエイジャー)

ティーンエイジャー(teenager)とは我流に解説すれば、思春期の少年少女のこと。

厳密にいえば、語尾に「―teenがつく13歳から19歳まで」を指すが、10代の総称といっちゃっても誤りではないように思う。


※景気づけに、ソニックユースの代表曲を。





極論をいえば。

映画とは、ティーンエイジャーのためのもの。

ほかの年代のひとたちが楽しんでもいいが、映画や音楽や文学を「最も必要としている」連中こそ、ティーンエイジャーのはずなんだ。

主人公が同世代の必要はない。
自分より子どもだろうが大人だろうが、10代のころに観た映画はストレートに「こころにまで」響き易いんだ。

触れた年齢が10代以下のころだと難し過ぎて感情移入し難いかもしれないし、
30代40代になってからだと、それなりの人生経験を積んでいて、価値観の崩壊などというドラマが生まれ難い。

「人生を変えた一本」なんて、あるわけないよ―というひとが居るが、だからそういうひとは、10代のころにあまり映画を観てこなかったのかもしれない。

ある意味でそれは不幸だし、ある意味では幸福。
映画や音楽に「すがらず」とも、よい人生を築けてきたともいえるのだから。

で、すがると、自分のようなヤツが出来上がると笑


ためしに自分のオールタイム20傑を挙げてみるよ。


※順不同で

『タクシードライバー』(76)
『レイジング・ブル』(76)
『ゆきゆきて、神軍』(87)
『天国と地獄』(63)
『アマデウス』(84)
『カッコーの巣の上で』(75)
『カノン』(98)
『TOKYO FIST』(95)
『キャリー』(76)
『真夜中のカーボーイ』(69)
『酔いどれ天使』(48)
『グッドフェローズ』(90)
『十九歳の地図』(79)
『愛のコリーダ』(76)
『絞死刑』(68)
『マグノリア』(99)
『独裁者』(40)
『狼たちの午後』(75)
『奇跡の海』(96)
『第三の男』(49)


我ながら渋いチョイスだが、ティーンエイジャーじゃないころに観た映画は、たったの4本―『カノン』『TOKYO FIST』『マグノリア』『奇跡の海』―なのである。

つまりは、そういうことなんじゃないかな。


少し、話をスライドさせて。

映画の登場人物で、最強・最狂・最凶のティーンエイジャーは誰か―というテーマで、「明」「暗」「日本人」計3人を挙げてみたい。

もちろん、あくまでも自分個人のセンスである。


明・・・ミンディ・マクレイディ(ヒット・ガール):『キック・アス』(2010)



暗・・・キャリー・ホワイト:『キャリー』

日本人・・・ぼく:『十九歳の地図』


いかがだろうか?

こんなティーンエイジャーたちに、ティーンエイジャーのころに出会ったとするならば、ソイツの青春は、なかなかに幸福なはずである。



次回のしりとりは・・・
てぃーんえい「じゃー」→「じゃー」なりすと。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『目がない』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする