Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間10傑シリーズ:(1)映画の目

2016-04-28 00:10:00 | コラム
本日より「5月1日」を除き、黄金週間が終了する8日まで、映画小僧による「10傑シリーズ」を展開。

共通のテーマは、身体の部位。

部位によっては、かつて取り上げたことがあるかも、、、だけど、そのあたりは突っ込まないでくださいな。

第1日目は、「目」。

俳優さんの印象的な目「だけでなく」、記憶に残る「目の演出」も含めて選出。

ではいくぜ!!


(1)『ブレードランナー』(82…トップ画像)

デッカードの目、なのか。
レプリカントの目、なのか。

いずれにしろ、この映画に勝る目のショットは、未だ生まれていない。

(2)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)

ヴァロン神父(リーアム・ニーソン)の目で始まり、ビル・ザ・ブッチャー(ダニエル・デイ=ルイス)の目(義眼)で終わる物語。

(3)『八月の狂詩曲』(91)

キノコ雲を巨大な目で表現。

好きな映画ではないが、この目と、雨の描写はさすがだった。

※こちら、絵コンテ



(4)『奇跡の海』(96)

エミリー・ワトソンの魅力は、あの目なんだと思う。

(5)『時計じかけのオレンジ』(71)

こええよ。



(6)『バタリアン』(85)

ガイコツに目玉がついているという発想こそ、アメリカン・ホラーの強みなんだ。

(7)『キル・ビルVol.1』(2003)

踏み潰される眼球。

痛さよりも、恐怖が上回っている描写。

(8)『アンダルシアの犬』(28)

ブニュエル×ダリによる、実験映画の記念碑的作品。



映画ファンのすべてが観る必要はないが、小僧を名乗りたいのであれば観なきゃいけない。

(9)『座頭市物語』(62)

勝新の、俳優としてのすごさを堪能出来る。

(10)『トータル・リコール』(90)

重力と気圧? にやられ、シュワ氏の目が飛び出ちゃう、ある意味でスプラッターなシーン。


※武版も、悪くはないんだけどね




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明日のコラムは・・・

『黄金週間10傑シリーズ:(2)映画の手』
コメント (3)
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