Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん男優列伝(324)三田村邦彦

2016-04-27 00:10:00 | コラム
53年10月22日生まれ、62歳。
新潟出身。

(イメージにはない)橋田寿賀子ファミリーの一員だったこともある三田村邦彦(みたむら・くにひこ)さんですが、
若いころは、女子にワーキャー騒がれる存在だったと記憶しています。

テレビドラマの『必殺シリーズ』(72~2009、テレビ朝日)で、「飾り職人の秀」を演じていたころ。
同じくテレビドラマの『太陽にほえろ!』(72~86、日本テレビ)で、ジプシー刑事を演じていたころ。

自分の姉も、きゃー格好いい!! と軽く騒いでいた記憶が。

「飾り職人の秀」は分かるけど、ジプシー刑事はちょっとなぁ・・・というのが本音ですけど。
(所轄署をいろいろ渡り歩くことから、ジプシーと名づけられた。時代ですなぁ!)

前夫人・中山麻理との離婚裁判がワイドショーを賑わせたこともありましたが、そのあたりはよく分かりません。
それよか自分は、モノマネタレント「見た目が邦彦」のイキザマのほうに興味がありますよ。



詳細は、各自で調べてね笑





<経歴>

養成所で演技の基礎を学び、劇団青俳に所属。

映画俳優デビュー作は、79年の『限りなく透明に近いブルー』。

原作者の村上龍が自らメガホンを持って映画化、「他人がやって壊されるより・・・」と思って自分で撮ったのかもしれませんが、それでも結局、小説では成功した試みは、映画では成功しませんでした。
ちなみに原作の元のタイトルは、『クリトリスにバターを』。
好きだけどなぁ、自分は。

ともかく本作で前夫人の中山麻理と出会い、翌年に結婚。
ひじょうに色っぽい物語ですからね、親密にはなり易かったんだと思います。

『北の螢』(84)、『Wの悲劇』(84)。

同年、必殺シリーズの劇場版がスタート。

『必殺! THE HISSATSU』(84)
『必殺! III 裏か表か』(86)
『必殺4 恨みはらします』(87)
『必殺!5 黄金の血』(91)
『必殺! 主水死す』(96)

なぜ4作目だけ「!」が入らないのか? みたいな無粋なツッコミはやめてください笑

そのほかの作品に・・・
『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(87)、『ゴジラVSビオランテ』(89)、『極道の妻たち 死んで貰います』(99)、
『メトレス・愛人』(2000)、『アノソラノアオ』(2012)、
そして最新作が、今夏公開予定の『太陽の蓋』(2016)。

本作では、あぁそういわれれば似てるかも! と思いますが、菅直人さんを演じています。

インパクトという意味では、どうしてもデビュー作がベストとなってしまっている―ゆえに、この新作の出来が気になるところですね。




次回のにっぽん男優列伝は、光石研さんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『黄金週間10傑シリーズ:(1)映画の目』
コメント (2)
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