Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

俳優別10傑 海外「か行」篇(2)

2016-04-06 00:10:00 | コラム
~ケビン・コスナーのキャリア10傑~

ビートたけしだったか、80年代末~90年代頭のキャリアを眺めて「ケビン・コスナーってさ、大統領でも狙っているんじゃないの」とコラムに書いたことがあったと記憶する。

たしかに、そうかも!! と、そのときは思った。

野球を愛する典型的な米国人を好演。
西部劇の新たなヒーロー像を体現。
ケネディ暗殺の真相に迫る検事を熱演。

このキャリアの直後に俳優を辞し、立候補したら簡単にブッシュを負かすことは出来たのでしょうなぁ。。。


90年代真ん中あたりから失速、世紀末あたりには一番絞り「カス」になりかけたが、渋みを増した魅力で復活しつつある―そんなケビンさんは、現在61歳。

見るからに下品なトランプなんかより、ケビン・コスナー大統領が誕生してほしいな・・・と、海の向こうの出来事だから無責任にそう思えるのかな、
日本で有名人が選挙に立候補する度、自分は「ゲンナリする」タイプなのだもの、うん、たぶん無責任にそう思っているだけなのでしょう。


(1)『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)

堂々とした初監督作品で、いきなりオスカー受賞。

このスケールこそ、ハリウッド映画なんだと思う。

(2)『JFK』(91)

国も大きく絡んだ犯罪であったと、JFKの暗殺事件を「映画で」告発出来る。



繰り返しになるが、ハリウッドってすげぇ!! と思った。

(3)『フィールド・オブ・ドリームス』(89)



最後の「両親に―」というクレジットにジンとくる。

(4)『追いつめられて』(87)

ひじょうによく出来たサスペンス。

どんでん返しが「日本人には」分かり難い、、、という感想も聞かれたけれど。

(5)『世にも不思議なアメージング・ストーリー』(85)

絵に描いた(戦闘機の)車輪が実際に出てきて、みんな助かる―という第1話に出演。

日本の映画ファンが、ケビン・コスナーを意識した最初の作品かもしれない。

(6)『さよならゲーム』(88)

しかし、野球の似合うひとだ。



(7)『シルバラード』(85)

こんなに素晴らしい西部劇を撮ることの出来るローレンス・カスダンなのに、なぜ、このあと『ワイアット・アープ』(94)のような駄作を放ってしまったのだろうね。

(8)『ファンダンゴ』(85)

第一次ミニシアターブームが起こった直後の映画なので、フジテレビが深夜に盛んにCMを流していた記憶あり。




(9)『リベンジ』(90)

色気むんむんのマデリーン・ストーを拝むために、公開初日に観にいった。

(10)『ウォーターワールド』(95)

大赤字映画とされ、批評面でも苦戦したが、「いうほど…」という印象を受けた。

とくに帆が広がる冒頭の映像は、「映画を観ている!」というワクワク感でいっぱいになったのだけれども。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(161)』
コメント (2)
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