映画における印象的な「身体の部位」の描きかた、その10傑シリーズの第2弾は「手」。
「拳」でも「指」でもいいけど。
手をつなぐことが好きだ。
いちいち「女子と」と強調する必要もないだろう。
場合によっては「ちゅ~」や「エッチそのもの」よりも、手をつなぐことのほうが好きだったりする。
ん?
やせ我慢?
そうともいうが。
なんというか、掌から体温を感じるときに、幸福を思うというかね。
らしくない?
まぁ、そうだわな。
所詮はザーメン野郎なんだ、無理せず「エッチのほうが好きだ」といっておこうか。
以下が、自分にとって印象に残る「映画の手」である。
(1)『クライング・ゲーム』(92…トップ画像)
振り付けで強調される、指の動き。
(2)『やわらかい手』(2007)
「あの」マリアンヌ・フェイスフルが、風俗嬢に。
このキャスティングの時点で、成功は決まった。
日本の女優さんで強引に例えれば、原日出子がピンサロに勤めるようなものでしょう。
(3)『街の灯』(31)
触れた手で、恩人であることを悟るヒロイン。
残酷・・・。
(4)『レイジング・ブル』(80)
凶暴なファイターは、しかし、拳の小ささを嘆く。
「ほれ、俺の拳を見てくれ。すごく小さい。女の子みたいだ。だから俺は、チャンプにはなれない」
(5)『キャリー』(76)
墓場から、にょきっ!!
(6)『ゆきゆきて、神軍』(87)
奥崎氏の、あの四本指。
言動とイキザマに、説得力を与えている。
(7)『アラビアのロレンス』(62)
火のついたマッチを、どれだけ持っていられるか。
なんてことないシーンだが、ロレンスのキャラクター性を端的に表現していて見事。
(8)『ターミネーター2』(91)
似合うねぇ。
(9)『サイコ』(60)
ジャネット・リー、死ぬ間際の手。
あんな風に襲われたら、防ぎようがなくとも、とりあえず手で抑えようとするものだろう。
(10)『羊たちの沈黙』(90)
資料を渡す際、檻に入れられたレクター博士の指と、クラリスの指が「一瞬だけ」触れる。
このワンショットはひじょうに映画的で、ゾクゾクした。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(3)映画の胸』
「拳」でも「指」でもいいけど。
手をつなぐことが好きだ。
いちいち「女子と」と強調する必要もないだろう。
場合によっては「ちゅ~」や「エッチそのもの」よりも、手をつなぐことのほうが好きだったりする。
ん?
やせ我慢?
そうともいうが。
なんというか、掌から体温を感じるときに、幸福を思うというかね。
らしくない?
まぁ、そうだわな。
所詮はザーメン野郎なんだ、無理せず「エッチのほうが好きだ」といっておこうか。
以下が、自分にとって印象に残る「映画の手」である。
(1)『クライング・ゲーム』(92…トップ画像)
振り付けで強調される、指の動き。
(2)『やわらかい手』(2007)
「あの」マリアンヌ・フェイスフルが、風俗嬢に。
このキャスティングの時点で、成功は決まった。
日本の女優さんで強引に例えれば、原日出子がピンサロに勤めるようなものでしょう。
(3)『街の灯』(31)
触れた手で、恩人であることを悟るヒロイン。
残酷・・・。
(4)『レイジング・ブル』(80)
凶暴なファイターは、しかし、拳の小ささを嘆く。
「ほれ、俺の拳を見てくれ。すごく小さい。女の子みたいだ。だから俺は、チャンプにはなれない」
(5)『キャリー』(76)
墓場から、にょきっ!!
(6)『ゆきゆきて、神軍』(87)
奥崎氏の、あの四本指。
言動とイキザマに、説得力を与えている。
(7)『アラビアのロレンス』(62)
火のついたマッチを、どれだけ持っていられるか。
なんてことないシーンだが、ロレンスのキャラクター性を端的に表現していて見事。
(8)『ターミネーター2』(91)
似合うねぇ。
(9)『サイコ』(60)
ジャネット・リー、死ぬ間際の手。
あんな風に襲われたら、防ぎようがなくとも、とりあえず手で抑えようとするものだろう。
(10)『羊たちの沈黙』(90)
資料を渡す際、檻に入れられたレクター博士の指と、クラリスの指が「一瞬だけ」触れる。
このワンショットはひじょうに映画的で、ゾクゾクした。
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明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(3)映画の胸』