ゴールデンウィークだからといって「映画に行こう!」と思うひとは、現代では希少なのかもしれないが、そんな希少種を保護? してこそ映画小僧なので、ここで自分なりの映画ガイドを展開してみたい。
連休を取れるひとは、1日の半分でもいいから映画のための時間を作ってみてね。
ひょっとしたら、人生の1本に出会えるかもしれないのだから。
(1)『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』
バカにしちゃあいけない。
元々このシリーズの大ファンだが、大人が「真剣になってギャグアニメを創っている」ところに胸が熱くなるんだ。
脚本は、芸人の劇団ひとりが担当。
※簡単にいえば、マトリックス的な世界観と、ミシェル・ゴンドリーの世界観の融合・・・ほんとうだよ。
(2)『レヴェナント:蘇えりし者』
放っておいても映画ファンは観にいくと思うので、多くは語るまい。
ただレオがどうとかではなくって、スタッフ・キャストの全員が「新しいものを生み出そう」という野心を隠そうともせずに映画と対峙しているので、そういうところに感銘を受けた。
(3)『アイアムアヒーロー』
ヒットさせたいので、ほんとうは1番目に推したかった。
小さなプロダクションではなく、大手の東宝がこれを創ったというところに意味がある。
映画版『進撃の巨人』などに失望したひとたちも、ぜひ観てほしい。
「どうせダメだろ」という予想を、気持ちよく裏切ってくれるはずだから。
(4)『スポットライト 世紀のスクープ』…トップ画像
オスカー受賞も納得の、静かに熱いドラマ。
メディアの偏向や横暴が話題になることが多いので、プロ意識や良心というものを「もういちど」信じたいものたちにとっては、最良のテキストかと。
(5)『オマールの壁』
パレスチナの青年による、イスラエルへの抵抗を描いて胸を打つ。
あちらの政治状況は、日本人にはひじょうに分かりづらい。
ただこの作品は、日常との延長線上にある(日本人にとっての)非日常を丹念に描写しているので、入り易いかと。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『サクる。』
連休を取れるひとは、1日の半分でもいいから映画のための時間を作ってみてね。
ひょっとしたら、人生の1本に出会えるかもしれないのだから。
(1)『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』
バカにしちゃあいけない。
元々このシリーズの大ファンだが、大人が「真剣になってギャグアニメを創っている」ところに胸が熱くなるんだ。
脚本は、芸人の劇団ひとりが担当。
※簡単にいえば、マトリックス的な世界観と、ミシェル・ゴンドリーの世界観の融合・・・ほんとうだよ。
(2)『レヴェナント:蘇えりし者』
放っておいても映画ファンは観にいくと思うので、多くは語るまい。
ただレオがどうとかではなくって、スタッフ・キャストの全員が「新しいものを生み出そう」という野心を隠そうともせずに映画と対峙しているので、そういうところに感銘を受けた。
(3)『アイアムアヒーロー』
ヒットさせたいので、ほんとうは1番目に推したかった。
小さなプロダクションではなく、大手の東宝がこれを創ったというところに意味がある。
映画版『進撃の巨人』などに失望したひとたちも、ぜひ観てほしい。
「どうせダメだろ」という予想を、気持ちよく裏切ってくれるはずだから。
(4)『スポットライト 世紀のスクープ』…トップ画像
オスカー受賞も納得の、静かに熱いドラマ。
メディアの偏向や横暴が話題になることが多いので、プロ意識や良心というものを「もういちど」信じたいものたちにとっては、最良のテキストかと。
(5)『オマールの壁』
パレスチナの青年による、イスラエルへの抵抗を描いて胸を打つ。
あちらの政治状況は、日本人にはひじょうに分かりづらい。
ただこの作品は、日常との延長線上にある(日本人にとっての)非日常を丹念に描写しているので、入り易いかと。
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明日のコラムは・・・
『サクる。』