Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

7人のチャリダー

2016-09-26 00:10:00 | コラム
ずっとチャリに乗りつづけているので、チャリダー歴は、およそ30年になる。

変わったことといえば、歳を取るごとに高価なチャリに乗るようになった、ことと、修理のほとんどを自分でこなすようになった、、、ことくらいか。

自身はその程度の変化だが、周囲の変化が割と凄まじい。


ももクロのイエロー(しおりん)推しで、車も黄色仕様にしていたAくんが、車を売って高級チャリを買いチャリダーに転向。

20年くらい原付一筋、チャリに一切興味がなかったBくんから「ロード買ったよ」というLINEが入る。

CくんとDくんは、「健康のために」とチャリで通勤を始める。

変化球なのはEくんで・・・

ママチャリでも異常に速く走れることが特技だったはずなのに、ある日突然、電動自転車に乗り替えた。


いずれにしても。

自分をあわせて6人。
あとひとりで、『7人のチャリダー』と冠した映画が出来上がる―ほどに、周囲のチャリ人口が増えているのだった。


素直に、喜ばしいことだとは思う。


さて、7人目を誰にするかって話だ。

『七人の侍』(54)でもそうであったが、最後のひとりって、なかなか難しい。

憧れだけ強くしている若侍・勝四郎(木村功)のようなキャラでいいのであれば、



経験の浅い、自分用のチャリさえ持ってない友人をすぐに誘うけど。

いやいや、最後のひとりだもん、それじゃあ盛り上がらない。


ちょっと待て。
その前に、自分は誰にあたるのだろう。

メンバーではいちばんのチャリキャリアを誇るが、端っこでワチャワチャやっていたいタイプなので、統率力はない。

よってリーダーには向いていない、つまり勘兵衛にはなれない。



だからといって、ギャーギャー騒ぐ菊千代のようなオーラやスター性もない。



本音をいえば朴訥な剣豪・久蔵だが、自分はあんな風に黙っていられない。




愛想が「頗る」よい浪人、平八かなぁ。。。




しかしAにもBにもCにも、Dはもちろん、Eの命令なんかにゼッタイ従いたくない。

長い付き合いだからね、ほとんど腐れ縁だし・・・などと、延々と愚にもつかぬことを書き散らかしているが、
つまりだね、スポーツの代表選考と同様、なんらかのメンバーを選ぶというのは難儀であると同時に、なかなかに面白いということじゃ。





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明日のコラムは・・・

『リフレインが叫んでる』
コメント (1)
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