Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

勝てる曲

2016-09-02 00:10:00 | コラム
一昨日、プロボクシングのテレビ中継があった。

いつごろからだろう・・・
この日もだったが、ディレイ放送(録画放送)というのも影響しているのだろう、入場シーンをカットすることが多くなった。

ライブ中継でさえ入場シーンを映さず、いきなり試合がスタート! なんてこともある。

試合への期待値が高いほど入場シーンはワクワクドキドキするものだし、また、実況担当の腕の見せ所のはずなのに。


さて。
入場曲はファイターにとって「俺は(私は)勝てる」という自己暗示の意味もあり、またそれは受け手にとっても同様で、ヒイキのファイターがいつもの曲で入場するだけで「お、きょうも勝つだろうな」という思いを抱かせてくれる。

ヒョードル(トップ画像)が、まさにそうだった。
悪いけど、現役復帰した現在の曲を聞いてもワクワク感はなく、「きょうも勝つだろうな」とも思わせてくれない。

その点、青木真也はずっと『バカサバイバー』なので、彼の人間性がいかに「イタい」感じでも、とりあえず勝つだろうなとは思える。





常に人気の入場曲は、やっぱり『ロッキー』シリーズ(76~)のテーマ曲だが、
少し前までは、エミネムの『Lose Yourself』も人気があり、これは納得。




最近の女子ファイターに人気なのはケイティ・ペリーで、この曲は柔道の世界選手権などにも使用されている。





例外も、居るには居る。
みんないうことだけれど、C-C-Bを選曲してしまう内藤大助の超絶的センスには、ボクシングの見巧者でさえ悶絶したのではないだろうか。

それでもまぁ、きちんとした結果を出していたんだ、内藤さんにとっては「ロマンティックを止まらなく」させることが、勝利の方程式だったのだろう。

だから、だね。
テレビで入場シーンがカットされてしまうと、こういう楽しい話も展開出来なくなってしまうし、格闘技に興味がなかった音楽ファンが入場曲のセンスからファイターに興味を抱くことだってあるわけでしょう、
南海キャンディーズのしずちゃんにリポーター務めさせるのもいいけど、そういうところにも気を配ってほしいなぁ、、、と。


自分の入場曲?

アマ現役のころは、東京事変の『閃光少女』という曲だった。

少女じゃないけどね、グラップリング(寝技)って一瞬の閃きに頼るところが大きいから、「閃光」っていいなと思ってね。

でもPerfumeが先にこの曲を出していたら、これだったかもな~。




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明日のコラムは・・・

『ぬいぐるまーZ』
コメント (2)
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