成龍が米オスカー名誉賞を受賞するというニュースを聞いて、
スライ(スタローン)が助演男優賞にノミネートされたときと同じくらい、うれしくなった。
これで成龍は、黒澤やロジャー・コーマンと同等? になったわけで。
いわゆる肉体派は、人気と批評が比例することは稀だからね。
ただ、批評面で評価されてしまうと「肉体派、らしくない」という意見もあり、むしろ反比例であることのほうが理想、、、なのかもしれないが。
いや、しかしだね。
スライは、オスカーにノミネートされて、ほんとうにうれしかったと思うんだ。
自身の脚本作『ロッキー』(76)の台詞には、こんなのがある。
「親父にいわれたんだ、お前はバカだから、身体を使う仕事につけって」
この自虐性は彼らの誇りであると同時に、多少の諦念みたいなものが入っていたはず。
だからやっぱり、盛大に祝うべきことなんだよ。
というわけで。
成龍の映画から、自分が「こりゃすごい!」と思ったアクションの10傑を展開してみよう。
成龍、おめでとさん!!
(1)アマゾネスとの闘い…『サンダーアーム/龍兄虎弟』(86)
なぜこれが1位かっていうと、真のフェミニズムって、個人的にはこういうことだと思うから。
成龍は、女子だろうが容赦しないのだ。
(2)傘を駆使して、バスに飛び乗る…『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85)
この捨て身の姿勢に釣り合う文章なんか、自分には紡げない。
(3)自転車チェイス…『プロジェクトA』(83)
アイデアひとつで、日用品もアクションの小道具に。
(4)三銃士アクション…『スパルタンX』(84)
友情パワーってやつですよ。
(5)手錠チェイス…『プロジェクトA2』(87)
チャップリンとの類似性が散見される。
(6)建築現場の爆破…『ファースト・ミッション』(85)
ほとんど、待ってました! の世界。
(7)時計塔からの落下…『プロジェクトA』
成龍を有名にしたのは、このアクションから。
(8)ボスとの対決…『奇蹟』(89)
最後の最後は、小道具は一切なし。
(9)大乱闘…『キャノンボール』シリーズ(81~)
ひどいキャラ設定だが、成龍はイキイキとしている。
(10)漫画的アクション…『シティーハンター』(93)
映画としては「大」失敗作。
ジョイ・ウォンもゴクミも「どうしたらいいか、分からない…」感じではあるものの、心意気を買いたい。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『どうとく』
スライ(スタローン)が助演男優賞にノミネートされたときと同じくらい、うれしくなった。
これで成龍は、黒澤やロジャー・コーマンと同等? になったわけで。
いわゆる肉体派は、人気と批評が比例することは稀だからね。
ただ、批評面で評価されてしまうと「肉体派、らしくない」という意見もあり、むしろ反比例であることのほうが理想、、、なのかもしれないが。
いや、しかしだね。
スライは、オスカーにノミネートされて、ほんとうにうれしかったと思うんだ。
自身の脚本作『ロッキー』(76)の台詞には、こんなのがある。
「親父にいわれたんだ、お前はバカだから、身体を使う仕事につけって」
この自虐性は彼らの誇りであると同時に、多少の諦念みたいなものが入っていたはず。
だからやっぱり、盛大に祝うべきことなんだよ。
というわけで。
成龍の映画から、自分が「こりゃすごい!」と思ったアクションの10傑を展開してみよう。
成龍、おめでとさん!!
(1)アマゾネスとの闘い…『サンダーアーム/龍兄虎弟』(86)
なぜこれが1位かっていうと、真のフェミニズムって、個人的にはこういうことだと思うから。
成龍は、女子だろうが容赦しないのだ。
(2)傘を駆使して、バスに飛び乗る…『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85)
この捨て身の姿勢に釣り合う文章なんか、自分には紡げない。
(3)自転車チェイス…『プロジェクトA』(83)
アイデアひとつで、日用品もアクションの小道具に。
(4)三銃士アクション…『スパルタンX』(84)
友情パワーってやつですよ。
(5)手錠チェイス…『プロジェクトA2』(87)
チャップリンとの類似性が散見される。
(6)建築現場の爆破…『ファースト・ミッション』(85)
ほとんど、待ってました! の世界。
(7)時計塔からの落下…『プロジェクトA』
成龍を有名にしたのは、このアクションから。
(8)ボスとの対決…『奇蹟』(89)
最後の最後は、小道具は一切なし。
(9)大乱闘…『キャノンボール』シリーズ(81~)
ひどいキャラ設定だが、成龍はイキイキとしている。
(10)漫画的アクション…『シティーハンター』(93)
映画としては「大」失敗作。
ジョイ・ウォンもゴクミも「どうしたらいいか、分からない…」感じではあるものの、心意気を買いたい。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『どうとく』