Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

「観ない」という選択肢が、ない。

2016-09-15 00:10:00 | コラム
坂上忍「そっちの世界が悪いわけではない…けれど、せっかくよい意味で親の七光りをいただいてデビューしたわけだから、やっぱりちょっと寂しい気はしますよね」

テリー伊藤「AVは悪いことじゃないから、いいんじゃないですか。どういうものか観てみたい。ただ、心の病でそういう選択をしたなら心配。普通の精神状態で行くのならいいけど…」

ウエンツ瑛士「AV好きですよ。でも今回は、ボクは観ないです。暗いイメージをまとい過ぎているから」
松本人志「ボクもウエンツと同意見ですね。この世界でいちばん取りたい! と思っている女優さんからすれば、借金返済のためにってふざけるな! とか思う子も居るでしょうし」

岡村隆史「観ないかな。サンプルをちょっと観るくらい」「同業やったし、一緒に仕事したこともあるから、全部観てしまうのもなんかなぁと思う部分がある」

継父・尾崎健夫「ほんとうに、なんていっていいのやら…」

元恋人・バイきんぐ小峠「今回のことはネット記事で知りました。ただただ驚いています」

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すっげー切なくなったけど、とりあえず予約はした。

ということは、「観る」んだ。

あぁ観ますよ、そりゃ観ますよ、AV狂いを自称している以上はね!!


坂口杏里は、芸能界デビュー時にいちどだけ取材したことがある。

だから、まったく面識のない子、、、というわけではない。

世代的にぎりぎりお母さん(坂口良子)の活躍や苦労も知っているので、そういう意味で切ない。
今回のAVデビューが、報道のとおり「借金返済のため」なので、そういう意味でも切ない。

格闘技と同様、AVも誤解され易い業界である。

今年はとくに、上半期に「AV強要問題」も話題になったし。

だからこそ「この世界でいちばんになってやる」とか「あたしの身体でエレクトして!」とか、前向きな女優さんばかりが活躍してほしいと切に願っているのだが、現実的にそれは無理な話で。

女優本人や内容によっては、大金が動く業界だから。


桂文枝との不倫騒動で脚光を浴びた「紫艶」も、AVデビューを果たした。



この子の場合は、分かるんだ。

最初から「雰囲気」を持っていたから、「マジか!」ではなく「ついに!」感のほうが強い。

しかし、杏里ちゃんはな・・・と。


切ないAVは、ときに、切ない映画よりもつらい。

じゃあ観なきゃいいじゃないかと突っ込まれるだろうが、そうもいかない。


だから思うんだ。

デビューの動機は切な過ぎるかもしれないが、どうせやるんだったら、とことんやってくれと。

そうすればこっちも、純粋な気持ちで応援が出来る。

ただテリーさんが危惧しているように、廃人になってしまったら困るのだけれども。。。


※一世を風靡したポルノ女優の物語、『ラヴレース』予告編




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明日のコラムは・・・

『俳優別10傑 海外「ま行」篇(3)』
コメント (2)
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