某日―。
午前中に新宿で『シン・ゴジラ』を観て、
日中はふつうに取材の仕事、
その帰りに、立川で再び『シン・ゴジラ』を観た。
これで通算10回目の鑑賞。
自分に、おめでとう!! を贈ろう。
分かっている。
分かっているさ、大事なのは「数」じゃない。
けれども男って、そういうもんだ。
いつだって男は、「長さ」や「大きさ」、「回数」などなどを数値化したがり、その頂点に立つことで自尊心を保つ単純なイキモノなんですわ。
ただそれは一般論で、自分はべつにその結果をもって映画愛を誇りたいわけじゃあない。
好きになったものは、とことん好きになるっていうだけの話で。
365日、毎食カレーでも大丈夫。
ケンタでも大丈夫。
煙草はセブンスター一筋だし、だから、たぶん、、、たぶんだが浮気もしない。
同じ子と100回セックスするほうが、100人とセックスするより幸福だって感じるタイプ。
なんの話だ?
まぁいいや。
ともかく、繰り返し鑑賞した映画のなかでは、『シン・ゴジラ』の10回は、べつに上位にくるわけでもない。
最も繰り返し鑑賞した映画は、50回以上の『グッドフェローズ』(90)。
まだまだ、観ることが出来るね。
ここまでくると新たな発見などはなく、次にくるシーンまでも完璧に頭のなかで再現出来る、そうして、そのとおりのシーンが映されて「ほーれ、やっぱり!」などと、ひとりほくそ笑む。
そんな鑑賞の、なにが楽しいのか? とは思うが、いやいや、その映像に身をゆだねることの快楽は、ある意味で飲酒や射精の比ではないのである。
脳味噌じゃなくって、身体のほうが要求してくるんだよ、
またあれを観たい、観て気持ちよくなりたい、早く観せろよキモヲタめ、キチガイめ、自慰なんかやめてブルーレイの電源入れろよバカヤロウ!! って。
そうじゃないと、50回なんて観ていられないよ。
次いで、『タクシードライバー』(76)と『天国と地獄』(63)の30回。
『アマデウス』(84)、『街の灯』(31)の25回。
『レイジング・ブル』(80)、『狼たちの午後』(75)の20回。
10回代は、19~11回までそれぞれ沢山あるので、ねぇ、『シン・ゴジラ』なんて、まだまだでしょう?
ただ「劇場のみ」の鑑賞となると、けっこう上位にくる。
トップは、やっぱりスコセッシの『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001)だが、
10回は全体の7位くらいになり、同数で並ぶのは『クライング・ゲーム』(92)と『ジャッキー・ブラウン』(97)である。
ここに食い込んでくるのが「ほぼ確実」なのが、もちろん、来年公開の『沈黙』だね。
さあて、何回観にいこうかな。
※スコセッシはロック好きとしても有名で、技ありの選曲センスで、音楽ファンからの信頼も厚い。
とくにストーンズの『ギミーシェルター』はお気に入りで、何度も自作で流している。
その理由は、歌詞を知れば分かる。
…………………………………………
Rape , murder!
It’s just a shot away
It’s just a shot away
…………………………………………
強姦や殺人、そんなものは銃の一発、一発で起きちまうのさ・・・といっている。
まさに、スコセッシの映画そのものだもの!!
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(342)山下真司』
午前中に新宿で『シン・ゴジラ』を観て、
日中はふつうに取材の仕事、
その帰りに、立川で再び『シン・ゴジラ』を観た。
これで通算10回目の鑑賞。
自分に、おめでとう!! を贈ろう。
分かっている。
分かっているさ、大事なのは「数」じゃない。
けれども男って、そういうもんだ。
いつだって男は、「長さ」や「大きさ」、「回数」などなどを数値化したがり、その頂点に立つことで自尊心を保つ単純なイキモノなんですわ。
ただそれは一般論で、自分はべつにその結果をもって映画愛を誇りたいわけじゃあない。
好きになったものは、とことん好きになるっていうだけの話で。
365日、毎食カレーでも大丈夫。
ケンタでも大丈夫。
煙草はセブンスター一筋だし、だから、たぶん、、、たぶんだが浮気もしない。
同じ子と100回セックスするほうが、100人とセックスするより幸福だって感じるタイプ。
なんの話だ?
まぁいいや。
ともかく、繰り返し鑑賞した映画のなかでは、『シン・ゴジラ』の10回は、べつに上位にくるわけでもない。
最も繰り返し鑑賞した映画は、50回以上の『グッドフェローズ』(90)。
まだまだ、観ることが出来るね。
ここまでくると新たな発見などはなく、次にくるシーンまでも完璧に頭のなかで再現出来る、そうして、そのとおりのシーンが映されて「ほーれ、やっぱり!」などと、ひとりほくそ笑む。
そんな鑑賞の、なにが楽しいのか? とは思うが、いやいや、その映像に身をゆだねることの快楽は、ある意味で飲酒や射精の比ではないのである。
脳味噌じゃなくって、身体のほうが要求してくるんだよ、
またあれを観たい、観て気持ちよくなりたい、早く観せろよキモヲタめ、キチガイめ、自慰なんかやめてブルーレイの電源入れろよバカヤロウ!! って。
そうじゃないと、50回なんて観ていられないよ。
次いで、『タクシードライバー』(76)と『天国と地獄』(63)の30回。
『アマデウス』(84)、『街の灯』(31)の25回。
『レイジング・ブル』(80)、『狼たちの午後』(75)の20回。
10回代は、19~11回までそれぞれ沢山あるので、ねぇ、『シン・ゴジラ』なんて、まだまだでしょう?
ただ「劇場のみ」の鑑賞となると、けっこう上位にくる。
トップは、やっぱりスコセッシの『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001)だが、
10回は全体の7位くらいになり、同数で並ぶのは『クライング・ゲーム』(92)と『ジャッキー・ブラウン』(97)である。
ここに食い込んでくるのが「ほぼ確実」なのが、もちろん、来年公開の『沈黙』だね。
さあて、何回観にいこうかな。
※スコセッシはロック好きとしても有名で、技ありの選曲センスで、音楽ファンからの信頼も厚い。
とくにストーンズの『ギミーシェルター』はお気に入りで、何度も自作で流している。
その理由は、歌詞を知れば分かる。
…………………………………………
Rape , murder!
It’s just a shot away
It’s just a shot away
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強姦や殺人、そんなものは銃の一発、一発で起きちまうのさ・・・といっている。
まさに、スコセッシの映画そのものだもの!!
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(342)山下真司』