Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(265)

2018-10-12 00:10:00 | コラム
むきむ「き」→「き」んいろ

ウチの父親は熱心に浄土真宗を学ぶひとで、母親が死んだことをきっかけとして、正直いうと経済的に見合っていないほど立派な仏壇を購入した。

立派は立派、しかし。
ことばを慎重に選ぶ必要がありそうだが、浄土真宗のセンスというか、そういうものには感心出来なかった。

いちいち、金ぴかだったから。

父親曰く「そうなんだ、浄土真宗って、そういうところがあるんだ」

眩し過ぎて、よく分からないぜ!!




オスカーだって金、チャンピオンベルトも金がメイン、五輪のメダルも頂点は金だけどさ。

もともと金(ゴールド)より、銀(シルバー)のほうに魅かれるところがあるので、個人的に金色は、あんまり好きじゃない。

指輪やアクセサリー類で、キンキラキンのものも持っていないしね。


金(おかね)は大好きだし、黄金町も好きなところだけど!!


というわけで。
映画のなかで、印象に残る「金色」をいくつか挙げてみよう。


安っぽい金時計…『スピード』(94)

ジャック「ハリー、なんでオレはこんなことを?」
ハリー「退職金と、安い金時計をもらうためだよ」
ジャック「最高だね」


でも現役ばりばりのジャックが身に着けているのは、G-SHOCKだね。




金時計をアナルに入れて赤痢に罹る…『パルプ・フィクション』(94…トップ画像)

7年ものあいだ、いろんな男のアナルのなかに入っていた金時計。
その裏話を聞いてなお、すぐに金時計を受け取るブッチ少年は、なんて出来た子だろうか!!


みんなが金を狙った…『黄金狂時代』(25)

ゴールドラッシュに沸く世界を、斜め上の視点から描いた快作。




カンヌと美女と、宝石と…『ファム・ファタール』(2002)

宝石強盗についての映画だが、監督がデ・パルマなので興味はエロのほうに走り、それにつられ観客も宝石のことなどどうでもよくなってしまった。


ブロンド(金髪)と、ダイアモンドは女の親友…『紳士は金髪がお好き』(53)

そうそう、金より銀とはいってみたものの、ブロンド美女は大好きです当然。




あすのしりとりは・・・
きんい「ろ」→「ろ」んどん。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(266)』
コメント (1)
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