Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

浮気できません

2018-10-10 00:10:00 | コラム
某日―。

仕事で仲良くしている女子が、自分にボディタッチをしてきた。

自分が穿くハーフパンツのポケットのなかをまさぐり、なにかを確認しようとしている。

ちょっと動揺する自分。

いや、この子はフツーに美人なのでうれしいが、こんなに積極的な子だっけ? みたいな。

すると・・・

「あれ、まっき~さん。煙草はどこ?」という。

「あぁ煙草は箱が潰れるのがイヤなので、バッグのなかね」

バッグのなかからセブンスターを取り出し、彼女に見せる。

「あぁ、やっぱりセブンスターだよね」

「うん、浮気はできません」

「……う、わ、き」

「ん?」


なんだこの、ビミョーな反応は。

「誰かから、なにか聞いてます?」

「なにを?」


話を聞いてみたらば。

自分とその子の、共通の知り合いの女子に、男関係でちょっと危なっかしい女子が居て。

LINEブログに、誰かと温泉旅行に行った写真をアップしていたんだそうだ。

彼女の自撮りだが、背景に、ガタイのいい、坊主頭の男が映り込んでいて。
あまりにも「まっき~さんにそっくり」、しかもテーブルにはセブンスターの箱が置いてあったものだから、それでボディチェックを受けたというわけ。

「ちがう、つーの」
「嘘ついてないよね」
「ないよ、そういう関係になったら、なったっていうし」
「よかった、ちがったんだ。あんなに可愛いハニーさんが居て浮気したってなったら、あたし、まっき~さん軽蔑する」


危ない危ない。

というか、ほんとうの意味? においても、浮気ってできないんだ。

それほど器用な男ではないし、そもそも、モテ男ではないし、ひとりの女子をとことんまで愛することしかできないんだなぁ。

あれ、ちょいと格好いいじゃないか自分! なんてね。


それはともかく。
公式? に付き合っている風ではないのに、なにゆえSNSにアップしてしまうのだろうね彼女は。

不用意が過ぎやしないかね。


さすがにまずいと思ったか、数時間後には削除されたらしいけれど、SNSが日常に浸透し、感覚が麻痺しちゃったのかな。


自分も「自分が、自分が、」のひとなので自撮りする気持ちは分かるが、なにかがちょっとでも映り込んでいると、ナンヤカンヤ詮索されてしんどいと思う。


そこんとこ、気をつけようね若者諸君。



※狙いはまちがってなかったと思うが、ずいぶんとつまらない映画だったな~、このメンツなのに。。。



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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(30)ウディ・アレン』
コメント (3)
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