Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(267)

2018-10-29 00:10:00 | コラム
ろん「どん」→「どん」ぱち

銃撃戦を表現した擬音として、すんばらしいことばだと思う。

現代であればもっとリアルにクールに表現出来そうな気もするが、いやいやドンパチに敵う擬音なし。

というわけで、来世紀もドンパチに代わることばは出てこないでしょう。


バカな若い男子は、みんなドンパチが好きだ。
自分の過去も含まれるって話ね。

いや映画内であれば、現在だってドンパチ好きよ。
あんまり映画を観ない同世代の男も、映画を「ゲーム」に置き換えれば頷くひとも多いことでしょう。


現実のドンパチなんて、まっぴらごめんですわ。

ひとを撃ちたくもないし、もちろん撃たれたくもない。

ただ海外に行ったときなんかは、射撃場に寄ったりしてね。


※とある国の射撃場で、日本人美女発見!



数日前も米国で乱射事件が起こって洒落にならないが、
映画の世界であれば、ブルース・ウィリスが昼は外科医なのに真夜中に犯罪者殺しまくっていても楽しめちゃうんだなこれが。




以下は、映画史的に語り継がれるであろう、ドンパチが印象的な映画5選。


(1)『ワイルドバンチ』(69)

効果的なスローモーションにより、「死のバレエ」と評された。




(2)『ヒート』(95…トップ画像)

これだけ派手にやられてしまうとね、無条件降伏するほかない。

(3)『ソナチネ』(93)

光と影だけで表現したラストの殺戮も素晴らしいが、この映画のドンパチは、スナックのドンパチはもちろん、



エレベーターのドンパチも砂浜のドンパチも、みんなよい。

(4)『フェイス/オフ』(97)

「オレがアイツでアイツがオレで」的設定が活かされていて面白い。

(5)『タクシードライバー』(76)

狭い空間で繰り広げられる殺戮シーンは、成人指定を逃れるために、色調を落として編集されている。

それでも迫力満点、トラビスがひとりで作り上げた秘密兵器もちゃんと飛び出すぜ。




あすのしりとりは・・・
どんぱ「ち」→「ち」きゅう。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(268)』
コメント
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