Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(268)

2018-10-30 04:53:18 | コラム
どんぱ「ち」→「ち」きゅう

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♪ 地球儀をまわして、世界100周旅行 キミがはしゃいでいる、眩しい瞳で ♪

※斉藤和義、『やさしくなりたい』より

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ヒガミソネミの類ではなく、前澤・ZOZO代表の月旅行を、あんまり羨ましいとは思わない。

いや、連れてってあげるよといわれたら「はいそうですか」とついていくが、進んでどうこうというのは絶対にない、
そして少しイヤな感じを受けてしまったのは、剛力ちゃんとかは無関係で、アーティストを連れていくという発想にあったりする。

見えないもの、たどり着けないところ―そういったものをイマジネーションを駆使して表現することこそ、アーティストの本分であると信じているところがあるので。
実際に見たり辿り着いたらダメなんじゃないか、表現するひとは。


もちろん、ひとつの興味として「外側から地球を眺めたい」というのはあるよ、ただ、そことアートを結びつけたらつまらない、、、というだけ。

まぁいいや。
地位も金もない自分なんかは、地球儀まわしてワイワイやっているのが性にあっているという話ですよ結局。

自転も公転も重力もなにもかも、勉強はしたし教科書の説明文は理解出来たが実際にはピンとこず、よく分からないままの自分なんだもの、宇宙服なんか着る資格はないのだと思う。
(わぁ書けば書くほど、ヒガミソネミに聞こえるぜ!笑)


以下、印象的な「地球」「地球儀」のショットが出てくる映画5選。


(1)『2001年宇宙の旅』(68…トップ画像)

1位は、やっぱりこれ。

現在、4K版がIMAX上映されていて、映画小僧の責務のような気がして初日に観にいったが、いやぁたまげた。

これをオカズにして、ご飯10杯までいけます。

(2)『独裁者』(40)




たとえ地球儀、しかも風船だったとしても独裁者の手で弄ばれる地球の図は、たいへんおぞましい。

しかしこの地球儀は、彼の野望を果たす前に割れてしまうのだった。

(3)『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(99)

このクライマックスから、三池崇史の躍進は始まる。



面白いとは思うけどね、じつは、あんまり感心しなかった。

三池さんを(個人的に)きちんと評価出来るようになるのは、それからしばらく経ってからだった。

(4)『ゼロ・グラビティ』(2013)

映像が驚異的に過ぎて、初見時は、どこを見ていいのか分からなかった。



(5)『劇場版 機動戦士ガンダム』シリーズ(81~82)

アムロが所属しているのは、「地球」連邦軍なのです。


次回のしりとりは・・・
ちきゅ「う」→「う」み。

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明日のコラムは・・・

『ボウリングかカラオケか、あるいは呑みなおすのか』
コメント (1)
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