92年8月10日生まれ・26歳。
東京出身。
公式プロフィール
現代の日本映画を語るうえで外すことの出来ない女優さん―といえば、「ド」メジャーであれば、やはり広瀬すず嬢になりますが、
「ド」メジャーではない映画で輝いているのは、安藤サクラ、二階堂ふみ、そして門脇麦(かどわき・むぎ)ちゃんの3人になるでしょう。
麦って、本名なんだそうで。
すごくいい名前、そしてこれがまた、麦ちゃんにあっている。
どこにでも居る、フツーのおんなのこに見えます。
実際、フツーなのかもしれません。
度胸と演技力を除いては。
たとえば安藤サクラと二階堂ふみって、もう見るからに女優さん。
モノスゴ意志の強い目をしていますし。
麦ちゃんには、それがない・・・ように見えます。
しかしカメラを通すると、あら不思議、フツーのおんなのこのはずが、フツーでなくなる。
気鋭の監督が、こぞって起用したくなるのも分かります。
※麦ちゃんだけじゃなく、みんなよかった
<経歴>
バレリーナを目指すも挫折し、高校生のころ女優になる決意をする。
映画俳優デビュー作は、2013年の『インターミッション』。
ほんのチョイ役でしたが、同年に放送された「チョコラBB」のCMが美女ウォッチャーたちの目に留まり、『スクールガール・コンプレックス ―放送部篇―』(2013)の主演を勝ち取る。
(自分も発表当時に購入していた)写真集の映画化作品でした。
2014年、R18指定の群像劇『愛の渦』で、地味だけど性欲満点の女子大生を熱演。
彼女の凄いところは、こうした振り切った演技が出来るいっぽうで、なーんでもない日常をさらりと演じることも出来るところ。
当然のようにオファーが殺到するようになり・・・
『闇金ウシジマくん Part2』(2014)、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』(2014)、『アゲイン 28年目の甲子園』(2015)、『合葬』(2015)、
『太陽』(2016)、『オオカミ少女と黒王子』(2016)、『二重生活』(2016)、『14の夜』(2016)、
『彼らが本気で編むときは、』(2017)、『こどもつかい』(2017)、『世界は今日から君のもの』(2017)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017)、『KOKORO』(2017)、『花筐/HANAGATAMI』(2017)・・・と、ここ数年の活躍には目を見張るものがあります。
『サニー/32』(2018)、
2019年度も、『ここは退屈迎えに来て』、『さよならくちびる』、『チワワちゃん』などの公開が控えています。
そして現在、『止められるか、俺たちを』(2018)が公開中。
ピンク映画の鬼才、若松孝二とその周辺を描いた傑作で、麦ちゃんの演技が、またいいんだこれが。
しばらくは、目の離せない女優さんですね。
次回のにっぽん女優列伝は、夏帆さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『zu、sa、mu。』
東京出身。
公式プロフィール
現代の日本映画を語るうえで外すことの出来ない女優さん―といえば、「ド」メジャーであれば、やはり広瀬すず嬢になりますが、
「ド」メジャーではない映画で輝いているのは、安藤サクラ、二階堂ふみ、そして門脇麦(かどわき・むぎ)ちゃんの3人になるでしょう。
麦って、本名なんだそうで。
すごくいい名前、そしてこれがまた、麦ちゃんにあっている。
どこにでも居る、フツーのおんなのこに見えます。
実際、フツーなのかもしれません。
度胸と演技力を除いては。
たとえば安藤サクラと二階堂ふみって、もう見るからに女優さん。
モノスゴ意志の強い目をしていますし。
麦ちゃんには、それがない・・・ように見えます。
しかしカメラを通すると、あら不思議、フツーのおんなのこのはずが、フツーでなくなる。
気鋭の監督が、こぞって起用したくなるのも分かります。
※麦ちゃんだけじゃなく、みんなよかった
<経歴>
バレリーナを目指すも挫折し、高校生のころ女優になる決意をする。
映画俳優デビュー作は、2013年の『インターミッション』。
ほんのチョイ役でしたが、同年に放送された「チョコラBB」のCMが美女ウォッチャーたちの目に留まり、『スクールガール・コンプレックス ―放送部篇―』(2013)の主演を勝ち取る。
(自分も発表当時に購入していた)写真集の映画化作品でした。
2014年、R18指定の群像劇『愛の渦』で、地味だけど性欲満点の女子大生を熱演。
彼女の凄いところは、こうした振り切った演技が出来るいっぽうで、なーんでもない日常をさらりと演じることも出来るところ。
当然のようにオファーが殺到するようになり・・・
『闇金ウシジマくん Part2』(2014)、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』(2014)、『アゲイン 28年目の甲子園』(2015)、『合葬』(2015)、
『太陽』(2016)、『オオカミ少女と黒王子』(2016)、『二重生活』(2016)、『14の夜』(2016)、
『彼らが本気で編むときは、』(2017)、『こどもつかい』(2017)、『世界は今日から君のもの』(2017)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017)、『KOKORO』(2017)、『花筐/HANAGATAMI』(2017)・・・と、ここ数年の活躍には目を見張るものがあります。
『サニー/32』(2018)、
2019年度も、『ここは退屈迎えに来て』、『さよならくちびる』、『チワワちゃん』などの公開が控えています。
そして現在、『止められるか、俺たちを』(2018)が公開中。
ピンク映画の鬼才、若松孝二とその周辺を描いた傑作で、麦ちゃんの演技が、またいいんだこれが。
しばらくは、目の離せない女優さんですね。
次回のにっぽん女優列伝は、夏帆さんから。
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明日のコラムは・・・
『zu、sa、mu。』