Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Maestro

2020-07-15 00:10:00 | コラム
映画文化に貢献し、確実にこの世界を面白くしてくれたプロフェッショナルが何人か鬼籍に入っているので、短めだけど追悼文、、、というか紹介文を書いておきたい。


【俳優、イアン・ホルム】…享年88歳。「サー」の称号を授与されているので、本来は「サー・イアン・ホルム」。

英国出身の名優。

79年、『エイリアン』のアッシュ役で有名に。


81年、『炎のランナー』の指導者役が高評価を受けオスカーにノミネートされる。

若い映画ファンには、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(2001~2003)のビルボ・バギンズ役で親しまれた。



【映画音楽家、エンリオ・モリコーネ】…享年91歳

伊国出身。
マカロニウェスタンのクールなテーマ曲で頭角を現し、ハリウッドの大作からヨーロッパのインディーズまで幅広く手がけ、映画を音楽面から支えつづけたマエストロ。

ひたすら格好いい『アンタッチャブル』(87)、



哀切と痛切が美しい『ニューシネマ・パラダイス』(88)、



などなどなどなど名作を挙げたらきりがない。


2015年、『ヘイトフルエイト』で「やっと」オスカー作曲賞受賞。

壇上で涙するモリコーネを見てハッとした、これほどの大家でもオスカーほしかったんだなぁ、、、って。


【俳優、ケリー・プレストン】…享年57歳。

米国出身、ジョン・トラヴォルタ夫人としても知られる。


シュワ氏の相手役を務めたコメディ『ツインズ』(88)、トム・クルーズと共演し喘ぎ声で話題をかっさらった『ザ・エージェント』(96)などに出演。

乳がんだったそうで・・・。

57歳は若いもんなぁ、、、ホルムやモリコーネは素直に「おつかれさまでした」といえるんだけど。


つらいけど、みなさん合掌―。

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明日のコラムは・・・

『冬じゃなくて助かった~。。。』
コメント
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