特別企画第三夜は、長回しについて。
字のまんま、絵を切らず(編集せず、モンタージュせず)そのまんま見せるというワンショットの表現―この技術、いったいどうやって撮っているの!?と思わせれば成功というか。
現代はね、ハードルが「だいぶ」下がっているはずなのです。
カメラが軽量化小型化されたし、最新アイテムとしてはドローンがあるわけだし。
ただ気をつけなくてはいけないのは「単なるひけらかし」になっていないか、、、ということ。
あくまでも映画話法のひとつとして採用すべき技術であり、こんなことも出来るんだぜ!とイキる術になってはいけない。
自分がよく挙げる『グッドフェローズ』(90)のクラブシーンは、長回しを採用することによって「主人公は日常でもこんな風だ」という背景を強調出来ています。
ではこれがベストワンかというと、いやいや、
カメラがまだ軽量化されていなかったこの時代にやってのけた、オーソン・ウェルズの『黒い罠』(58)のほうがすごいんじゃないか、、、と思うのであります^^
すげえな、しかし。。。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『年末特別企画 この技術がすごい!(4)』
字のまんま、絵を切らず(編集せず、モンタージュせず)そのまんま見せるというワンショットの表現―この技術、いったいどうやって撮っているの!?と思わせれば成功というか。
現代はね、ハードルが「だいぶ」下がっているはずなのです。
カメラが軽量化小型化されたし、最新アイテムとしてはドローンがあるわけだし。
ただ気をつけなくてはいけないのは「単なるひけらかし」になっていないか、、、ということ。
あくまでも映画話法のひとつとして採用すべき技術であり、こんなことも出来るんだぜ!とイキる術になってはいけない。
自分がよく挙げる『グッドフェローズ』(90)のクラブシーンは、長回しを採用することによって「主人公は日常でもこんな風だ」という背景を強調出来ています。
ではこれがベストワンかというと、いやいや、
カメラがまだ軽量化されていなかったこの時代にやってのけた、オーソン・ウェルズの『黒い罠』(58)のほうがすごいんじゃないか、、、と思うのであります^^
すげえな、しかし。。。
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明日のコラムは・・・
『年末特別企画 この技術がすごい!(4)』