特別企画、第八夜は回想形式。
ここへきてやっと、自分の専門となる脚本技術の登場。
回想は、使いかたによってはとんでもない傑作を生む。
といわれているけれど、
多用すればいいってものでもなく。
直線で語ったほうが分かり易い、効果的な物語もあるんですよ。
1→2→3→4→5の順は単純だから、5→1→4→3→2で語ってみよう、、、っていう考えでは十中八九「成功しない」。
1から語ったのでは真相が2で分かってしまう、
真相は最後の最後に明かすべきだから、話の順を変えてみよう―少なくとも、このくらいは考えてくれないと!
自分が選出する「回想形式の優れた映画」チャンピオンは、同率で3つ。
『アマデウス』(84)と『生きる』(52)、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/19/5cebdf2f4846ff831d2205c3c9fe04d7.jpg)
そして『切腹』(62)。
「回想を」「受けた」ほうのキャラクターが、それまでの哲学や信念を打ち砕かれる―3作品に共通するクライマックスであり、これがつまり「使いかたによってはとんでもない傑作を生む」回想の効果だと思う^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『年末特別企画 この技術がすごい!(9)』
ここへきてやっと、自分の専門となる脚本技術の登場。
回想は、使いかたによってはとんでもない傑作を生む。
といわれているけれど、
多用すればいいってものでもなく。
直線で語ったほうが分かり易い、効果的な物語もあるんですよ。
1→2→3→4→5の順は単純だから、5→1→4→3→2で語ってみよう、、、っていう考えでは十中八九「成功しない」。
1から語ったのでは真相が2で分かってしまう、
真相は最後の最後に明かすべきだから、話の順を変えてみよう―少なくとも、このくらいは考えてくれないと!
自分が選出する「回想形式の優れた映画」チャンピオンは、同率で3つ。
『アマデウス』(84)と『生きる』(52)、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/19/5cebdf2f4846ff831d2205c3c9fe04d7.jpg)
そして『切腹』(62)。
「回想を」「受けた」ほうのキャラクターが、それまでの哲学や信念を打ち砕かれる―3作品に共通するクライマックスであり、これがつまり「使いかたによってはとんでもない傑作を生む」回想の効果だと思う^^
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明日のコラムは・・・
『年末特別企画 この技術がすごい!(9)』