某日―。
自宅で美女と1対1の呑み会。
かつて自分が惚れていた子で、きっちり告白もしたが「煙草さえ吸わなかったら、考えたかもしれない」と返された。
ひとを傷つけないよう配慮した決まり文句かなと思ったのだが、その後も友人として付き合っていて、彼女がほんとうに「ケムリ嫌い」であることが分かった。
以来、彼女と会うときは前日から煙草を控えたり、何度も歯磨きをするようになった。
さあ問題は自宅だ。
喫煙者ゆえに、部屋がどのくらい煙草くさいかピンとこない。
そこで非喫煙者の友人に家に来てもらい、「どう?」と質問してみた。
「ぜんぜん大丈夫だよ」
それでも不安なので、ファブリーズをシュッシュと。
で、当日。
彼女は部屋に入るとすぐに、「わぁ、お線香のにおい!」と発した。
え?
「分からない?」
「・・・ごめん、分からん」
「仏壇あるの?」
「あっ、自家製のだけどね。これ」
「わっ、お母さんにそっくり(笑う)」
「そう?」
「ちゃんと毎日、お線香あげているんだ」
「うん、・・・におい、気になる?」
「・・・(笑う)なんだ、気にしてんの?」
「だってさ、ケムリ嫌いでしょう」
「それは煙草にかぎっての話。お線香のにおいは、けっこう好き」
ふぅ、えがったえがった。
自分にとって煙草は「まじない、のようなもの」で、禁煙を考えたことはない。
煙草の煙がないといいものを書ける気がしない。
逆にいえば煙草さえ吸っていれば、文章においては失敗することがないと思い込んでいる。
「百害あって一利なし」とかいわれたこともあるけれど、あんまり勝ち誇らないでほしい。
そもそもが害虫だと思っているからね、自分なんか。
だからあなたは、勝ってないんだっての。
ただ、書くときに必要なだけであって、「それ以外」であれば我慢は出来るんだ。
現に長編映画を立て続けに3本観たとしてもヘーキだし、
大晦日の格闘技興行なんて半日ちかく吸わなかったが、無問題であった。
今月より、マルボロとパーラメントの1部が値上げした・・・のだが、
JTほど大々的に報じられないので、喫煙者でも知っているものは少なく、コンビニ店頭で「え、値上げ!?」と驚いている客を(たった5日ほどで)3人も見かけた。
JT系の値上げは、たぶん消費税10%引き上げ時におこなわれるだろう。
もちろんイヤだが、覚悟は出来ている。
それでいいものが書ける(と、思える)のだから、1000円までは出しますよと。
(あくまでも自分の周囲の話だが)禁煙する「きっかけ」のベストスリーは・・・
(1)値上げ
(2)結婚
(3)妊娠
・・・であった。
(1)と(2)は男子、(2)と(3)が女子である。
そして、これまた「自分の周囲の話」だが、女子においてのみ喫煙率が上昇している。
自分の友人知人の男女率はちょうど半分くらいで、男子の3割が喫煙者、女子は5割超なのである。
なんか面白いな! と思う。
これは「自分の周囲の話」だけにかぎらない、、、ような気がする。
居酒屋に入ると、煙草吸っている女子が増えたと感じるもの。
逆に吸っている男子は、随分と減ったなぁと。
吸わない男子が「煙草吸っている女子は…」というのは分かるし、
冒頭に書いた彼女のような考えも分かる、
しかし、喫煙者の男子で「煙草吸っている女子は…」というのが多いのはオドロキなんだよな~。
自分が吸っているにもかかわらず、だし。
喫煙女子増えているわけだから、そのぶん恋愛対象が減っていっちゃうはず、だし。
逆に喫煙女子に聞いてみると、「どっちでもいいよ、吸っていても、吸わなくても」と返す子が多かった。
結論。
やっぱり、女子のほうが強いし格好いいんだね、いろいろと。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『年に1度の、生MMA』
自宅で美女と1対1の呑み会。
かつて自分が惚れていた子で、きっちり告白もしたが「煙草さえ吸わなかったら、考えたかもしれない」と返された。
ひとを傷つけないよう配慮した決まり文句かなと思ったのだが、その後も友人として付き合っていて、彼女がほんとうに「ケムリ嫌い」であることが分かった。
以来、彼女と会うときは前日から煙草を控えたり、何度も歯磨きをするようになった。
さあ問題は自宅だ。
喫煙者ゆえに、部屋がどのくらい煙草くさいかピンとこない。
そこで非喫煙者の友人に家に来てもらい、「どう?」と質問してみた。
「ぜんぜん大丈夫だよ」
それでも不安なので、ファブリーズをシュッシュと。
で、当日。
彼女は部屋に入るとすぐに、「わぁ、お線香のにおい!」と発した。
え?
「分からない?」
「・・・ごめん、分からん」
「仏壇あるの?」
「あっ、自家製のだけどね。これ」
「わっ、お母さんにそっくり(笑う)」
「そう?」
「ちゃんと毎日、お線香あげているんだ」
「うん、・・・におい、気になる?」
「・・・(笑う)なんだ、気にしてんの?」
「だってさ、ケムリ嫌いでしょう」
「それは煙草にかぎっての話。お線香のにおいは、けっこう好き」
ふぅ、えがったえがった。
自分にとって煙草は「まじない、のようなもの」で、禁煙を考えたことはない。
煙草の煙がないといいものを書ける気がしない。
逆にいえば煙草さえ吸っていれば、文章においては失敗することがないと思い込んでいる。
「百害あって一利なし」とかいわれたこともあるけれど、あんまり勝ち誇らないでほしい。
そもそもが害虫だと思っているからね、自分なんか。
だからあなたは、勝ってないんだっての。
ただ、書くときに必要なだけであって、「それ以外」であれば我慢は出来るんだ。
現に長編映画を立て続けに3本観たとしてもヘーキだし、
大晦日の格闘技興行なんて半日ちかく吸わなかったが、無問題であった。
今月より、マルボロとパーラメントの1部が値上げした・・・のだが、
JTほど大々的に報じられないので、喫煙者でも知っているものは少なく、コンビニ店頭で「え、値上げ!?」と驚いている客を(たった5日ほどで)3人も見かけた。
JT系の値上げは、たぶん消費税10%引き上げ時におこなわれるだろう。
もちろんイヤだが、覚悟は出来ている。
それでいいものが書ける(と、思える)のだから、1000円までは出しますよと。
(あくまでも自分の周囲の話だが)禁煙する「きっかけ」のベストスリーは・・・
(1)値上げ
(2)結婚
(3)妊娠
・・・であった。
(1)と(2)は男子、(2)と(3)が女子である。
そして、これまた「自分の周囲の話」だが、女子においてのみ喫煙率が上昇している。
自分の友人知人の男女率はちょうど半分くらいで、男子の3割が喫煙者、女子は5割超なのである。
なんか面白いな! と思う。
これは「自分の周囲の話」だけにかぎらない、、、ような気がする。
居酒屋に入ると、煙草吸っている女子が増えたと感じるもの。
逆に吸っている男子は、随分と減ったなぁと。
吸わない男子が「煙草吸っている女子は…」というのは分かるし、
冒頭に書いた彼女のような考えも分かる、
しかし、喫煙者の男子で「煙草吸っている女子は…」というのが多いのはオドロキなんだよな~。
自分が吸っているにもかかわらず、だし。
喫煙女子増えているわけだから、そのぶん恋愛対象が減っていっちゃうはず、だし。
逆に喫煙女子に聞いてみると、「どっちでもいいよ、吸っていても、吸わなくても」と返す子が多かった。
結論。
やっぱり、女子のほうが強いし格好いいんだね、いろいろと。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『年に1度の、生MMA』