なかなかに芸歴も長い、しかも可愛いのにパッとせず、もっと売れてほしいなと応援を続けていた肉体派女優・武田梨奈(トップ画像)が「去年あたりから」ぐんぐん調子を上げてきている。
きっかけはセゾンの瓦割りCMで、
あれが放送されるや否や、色んなメディアから注目を受けて映画やテレビの出演オファーもあとを絶たないようである。
えがった、えがった。
実は彼女が注目される前、自分は、とある取材で「空手の有段者」でもある彼女の「マジ」蹴りを喰らったことがあって。
そりゃあ、痛いのなんのって。
この美貌とこの身体能力があれば、きっと陽の目を見るだろう―と信じていたので、現在の売れっ子っぽい状況はひじょうに感慨深い。
そんな彼女が出演する『木屋町DARUMA』は、本年公開される日本映画のなかで最も期待する一本。
ここに予告編をリンクしておくが、「観るのに覚悟の要る映画」なので「ブラックな感じ」に対する免疫がないひとは再生ボタンをクリックしないほうがいいかもしれない。
アクション映画一筋、、、みたいなキャリアを築いていくと思っていたものだから、この映画への出演は驚いた。
梨奈ちゃん、根性すわっているじゃないの!! って。
そんなわけできょうは、そんな「根性すわっている系」の女優さん10傑を展開してみよう。
(1)イザベル・アジャーニ
怪物と性交する『ポゼッション』(81)、
中年になっても少女のような肌の質感を保っている『悪魔のような女』(96)。
(2)クロエ・セヴィニー
モデル出身をなめるなよ! みたいな感じでインディーズで活躍。
アクメをきちんと表現した『ボーイズ・ドント・クライ』(99)、
そして、ヴィンセント・ギャロにひどいことされる『ブラウン・バニー』(2003)。
(3)ジュリアン・ムーア
オスカー女優になっても、やることはやる。
『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)におけるハイライトは、このひとの放屁シーンである。
(4)松田暎子
定を演じ切り(=『愛のコリーダ』(76))、映画界を去った伝説の女優。
(5)ユマ・サーマン
ヌード撮影に群がった男どもに失望した時期もあったが、QTに鍛えられ『パルプ・フィクション』(94)で鼻血を流せる? ようになる。
以来、映画のためだったらなんでもする女優に大変身。
(6)ローラ・ダーン
リンチの秘蔵っ子として活躍、『ワイルド・アット・ハート』(90)のイケイケ系も悪くないが、
セックス依存症の女子を演じた『ランブリング・ローズ』(91)を観てほしい。
(7)ジェーン・フォンダ
『バーバレラ』(68)の変態世界にリアリティを与えたのは、彼女の身体性だろう。
(8)エマニュエル・ベアール
最初から最後までハダカ、『美しき諍い女』(91)。
べつに、ハダカになるのがえらいってわけじゃあないけれど。。。
(9)ホリー・ハンター
男優とはちがって、女優の場合、性的キチガイを演じるのはリスクを伴う。
イメージが「それだけ」になってしまうから。
そういう意味で、『クラッシュ』(96)に出演した女優たちは「みんな」立派。
(10)クリスティーナ・リッチ
セックス狂いを演じた『ブラック・スネーク・モーン』(2007)もいいが、
近所の男子たちを「性的に」リードする『アイス・ストーム』(97)や、レズビアンを演じた『モンスター』(2003)のインパクトは強烈だった。
※ちなみに次点は、シャルロット・ゲンズブール。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『根性すわっている演者たち:男優篇』
きっかけはセゾンの瓦割りCMで、
あれが放送されるや否や、色んなメディアから注目を受けて映画やテレビの出演オファーもあとを絶たないようである。
えがった、えがった。
実は彼女が注目される前、自分は、とある取材で「空手の有段者」でもある彼女の「マジ」蹴りを喰らったことがあって。
そりゃあ、痛いのなんのって。
この美貌とこの身体能力があれば、きっと陽の目を見るだろう―と信じていたので、現在の売れっ子っぽい状況はひじょうに感慨深い。
そんな彼女が出演する『木屋町DARUMA』は、本年公開される日本映画のなかで最も期待する一本。
ここに予告編をリンクしておくが、「観るのに覚悟の要る映画」なので「ブラックな感じ」に対する免疫がないひとは再生ボタンをクリックしないほうがいいかもしれない。
アクション映画一筋、、、みたいなキャリアを築いていくと思っていたものだから、この映画への出演は驚いた。
梨奈ちゃん、根性すわっているじゃないの!! って。
そんなわけできょうは、そんな「根性すわっている系」の女優さん10傑を展開してみよう。
(1)イザベル・アジャーニ
怪物と性交する『ポゼッション』(81)、
中年になっても少女のような肌の質感を保っている『悪魔のような女』(96)。
(2)クロエ・セヴィニー
モデル出身をなめるなよ! みたいな感じでインディーズで活躍。
アクメをきちんと表現した『ボーイズ・ドント・クライ』(99)、
そして、ヴィンセント・ギャロにひどいことされる『ブラウン・バニー』(2003)。
(3)ジュリアン・ムーア
オスカー女優になっても、やることはやる。
『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)におけるハイライトは、このひとの放屁シーンである。
(4)松田暎子
定を演じ切り(=『愛のコリーダ』(76))、映画界を去った伝説の女優。
(5)ユマ・サーマン
ヌード撮影に群がった男どもに失望した時期もあったが、QTに鍛えられ『パルプ・フィクション』(94)で鼻血を流せる? ようになる。
以来、映画のためだったらなんでもする女優に大変身。
(6)ローラ・ダーン
リンチの秘蔵っ子として活躍、『ワイルド・アット・ハート』(90)のイケイケ系も悪くないが、
セックス依存症の女子を演じた『ランブリング・ローズ』(91)を観てほしい。
(7)ジェーン・フォンダ
『バーバレラ』(68)の変態世界にリアリティを与えたのは、彼女の身体性だろう。
(8)エマニュエル・ベアール
最初から最後までハダカ、『美しき諍い女』(91)。
べつに、ハダカになるのがえらいってわけじゃあないけれど。。。
(9)ホリー・ハンター
男優とはちがって、女優の場合、性的キチガイを演じるのはリスクを伴う。
イメージが「それだけ」になってしまうから。
そういう意味で、『クラッシュ』(96)に出演した女優たちは「みんな」立派。
(10)クリスティーナ・リッチ
セックス狂いを演じた『ブラック・スネーク・モーン』(2007)もいいが、
近所の男子たちを「性的に」リードする『アイス・ストーム』(97)や、レズビアンを演じた『モンスター』(2003)のインパクトは強烈だった。
※ちなみに次点は、シャルロット・ゲンズブール。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『根性すわっている演者たち:男優篇』