汗っかきである。
この時期、ちょっとしたことですぐに「だっく、だく。」になる。
気をつけて「ゆっくりめ」に動いているつもりだし、制汗スプレーも持ち歩いている。
しかし、それらがまったく効果を示さない、、、いや示せないほどに汗をかく。
坊主頭だからね、長髪よりも汗は目立つ。
頭皮に、雫となった汗が光っている―というと爽やかな感じがしないでもないが、高校球児でもあるまいし、41歳の汗は間違いなく臭い。
いや女子高生の汗だって臭いのは臭いが、青春の汗は青春というだけで価値がひとつ乗っかる。
チューネンの汗になんか、価値はないのである。
こんなんで女子に嫌われたらかなわん、だからバッグには2~3枚のTシャツを入れておくことも。
冬より夏のほうが「断然」好きだが、ここだけが悩みどころかなぁ。
とはいえ。
汗も涙も、さらにいえば放尿も脱糞も、もっといえば射精も潮吹きも、生きている証なのである。
それらを放出・分泌し、ひとは活き活きとする。
ほんとうか?
まぁ、自分のなかではほんとうだ。
こんなこというと引く女子も居るわけだが、好いている女子であれば、その汗でさえいとおしい。
で、脇の下を舐めさせてくれという。
そこだけはイヤ、と返される。
なんで?
だって汚いから。
お前の身体で、汚いところなんかないよ。
あるもん。
ないよ。
あるって。
だから、ないんだよ。
・・・という、阿呆みたいな問答が繰り返される。
なに?
もういい?
そうですか、失礼しました。
というわけできょうは、映画のなかで特に印象的だった汗の描写の5傑を展開してみよう。
(1)『野良犬』(49)
刑事がピストルを盗まれたのは、いまでいう猛暑日だった。
唱歌『蝶々』が流れるクライマックスは、何度観ても鮮烈である。
(2)『狼たちの午後』(75)
快晴、しかし銀行のなかはジメッとしていて、気持ち悪い汗をいっぱいかきそうだ。
(3)『恐怖の報酬』(53)
大金を手に入れるために、危険な仕事を請け負う男たち。
貧乏と汗というのは、ワンセットなのかもしれない。
(4)『ミッション:インポッシブル』(96)
汗がたらりと。
このショットだけ、デ・パルマらしかったなぁ。
(5)『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)
あの暴動は、1年で最も暑い日に起こったのである。
※ちなみに次点は、今夏公開の日本映画『野火』。
観ていないから次点にしたわけだが、汗だらだらであることが、予告編だけでも想像出来る。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(132)』
この時期、ちょっとしたことですぐに「だっく、だく。」になる。
気をつけて「ゆっくりめ」に動いているつもりだし、制汗スプレーも持ち歩いている。
しかし、それらがまったく効果を示さない、、、いや示せないほどに汗をかく。
坊主頭だからね、長髪よりも汗は目立つ。
頭皮に、雫となった汗が光っている―というと爽やかな感じがしないでもないが、高校球児でもあるまいし、41歳の汗は間違いなく臭い。
いや女子高生の汗だって臭いのは臭いが、青春の汗は青春というだけで価値がひとつ乗っかる。
チューネンの汗になんか、価値はないのである。
こんなんで女子に嫌われたらかなわん、だからバッグには2~3枚のTシャツを入れておくことも。
冬より夏のほうが「断然」好きだが、ここだけが悩みどころかなぁ。
とはいえ。
汗も涙も、さらにいえば放尿も脱糞も、もっといえば射精も潮吹きも、生きている証なのである。
それらを放出・分泌し、ひとは活き活きとする。
ほんとうか?
まぁ、自分のなかではほんとうだ。
こんなこというと引く女子も居るわけだが、好いている女子であれば、その汗でさえいとおしい。
で、脇の下を舐めさせてくれという。
そこだけはイヤ、と返される。
なんで?
だって汚いから。
お前の身体で、汚いところなんかないよ。
あるもん。
ないよ。
あるって。
だから、ないんだよ。
・・・という、阿呆みたいな問答が繰り返される。
なに?
もういい?
そうですか、失礼しました。
というわけできょうは、映画のなかで特に印象的だった汗の描写の5傑を展開してみよう。
(1)『野良犬』(49)
刑事がピストルを盗まれたのは、いまでいう猛暑日だった。
唱歌『蝶々』が流れるクライマックスは、何度観ても鮮烈である。
(2)『狼たちの午後』(75)
快晴、しかし銀行のなかはジメッとしていて、気持ち悪い汗をいっぱいかきそうだ。
(3)『恐怖の報酬』(53)
大金を手に入れるために、危険な仕事を請け負う男たち。
貧乏と汗というのは、ワンセットなのかもしれない。
(4)『ミッション:インポッシブル』(96)
汗がたらりと。
このショットだけ、デ・パルマらしかったなぁ。
(5)『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89)
あの暴動は、1年で最も暑い日に起こったのである。
※ちなみに次点は、今夏公開の日本映画『野火』。
観ていないから次点にしたわけだが、汗だらだらであることが、予告編だけでも想像出来る。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(132)』