児童文学作家&作家志望の方が集まって始まった「かわせみ句会」。
先日、第2回がありました。場所は、国分寺南口、おばあさんの知恵袋 という絵本屋さんです。久しぶりに行ったら、コーヒーや軽食、夜はお酒も出るようになってましたよ!
なにはともあれ、皆さんの俳句、読んでください。
稲刈るや案山子も我も体操着 むつみ
鹿啼くやたそがれ時のその時に 穂波
月まるく死にゆく人を抱き眠る 真理
あれやこれや縁を切りたし秋夜長 お遊
天文台のドーム越え来る秋の蝶 耕実
病癒えやせたる腹に柿届く 湖魂
立冬や風呂場のお湯がたまる音 朋
深海から猫鮫が見るあれが月か 朋
どんぐりを握りはなさぬ小さな手 結
コスモスが揺れて近づく君の肩 あこ
今年もねあなたとつつく紅葉鍋 あこ
紅葉かつ散る影さへも光をり 昌扇
嘘ひとつしのばせ書くや年賀状 ふくね
落葉掃くかなわぬ願い掃くように ふくね
くるくるとフォークにからむしめじかな 不埒
パソコンのごみ箱開く神の留守 あぶみ
どお? いいでしょ? いいでしょ?
句会も和気あいあいとして、楽しくて。いやー、皆さんさすがです。
やりがいがあります。
今回、ノスタルジーはダメ! 俳句らしくという気持ちが働いたようなのはダメ。とはっきり言ったので、次回はますます期待大です。

これは、岩手の散歩コースにいた小さな鳥。調べたらエナガかなと思うのですが・・・。