『物語のゆりかご』第3号(岩手児童文学の会) 2023年02月21日 | 本の紹介 みちのく童話賞の活動でご一緒している、ちばるりこさんと田沢五月さんにいただきました。 ちばさんが、会長です。 同人誌としては、第3号ですが、会の歴史は古いです。 なにしろ今号には、5人の会員の追悼の文があります。その中のお一人は90才。長く、岩手の児童文学を支えてくださったのだと思います。 さすが、賢治の出身地。 ちばさんは、特別支援学級の先生でらした方。「たんぽぽをふまない」は、その経験から生まれた物語なのではと思います。登場人物への眼差しがあたたかくて、いつか本にしていただきたい。 田沢さんの「かごやんの夢」は、私好みのつくも神的物語。遠野あたりの古道具やさんかな? というお店が舞台です。こっちも、ぜひぜひ本に! 他の皆さんも、その人その人の持ち味の作品を書いてらっしゃいます。 この1冊を作るのも、大変だと思います。 私は「季節風」という大所帯に入ってますが、こういう少人数の同人誌をやってる皆さん、すごいです。 継続は力なり、ですね。