花巻温泉というのは、全国的に有名な温泉地ですが、その一角にあるのが鉛温泉。この藤三旅館には、立ったまま入る白猿の湯というのがあります。深さが125センチということで、私だとちょうど首のところまで。お湯は地下にあり、天井は3階部分までの吹き抜けになっていて、非常に気持ちのいい空間になっています。本来は混浴ですが、女性タイムが設けられています。
ほかに男女別の桂の湯など5つのお風呂、湯治部もあります。入浴だけだと700円です。
お風呂じたいはそんなに大きくはありませんが、すいていたら、水中ウォーキングならぬ温泉ウォーキングができます。気持ちよかったです。
宮沢賢治の『なめとこ山の熊』にも、傷を癒す湯として登場しているらしいです。(←すみません未確認情報です)一昨年は同じ花巻温泉の大沢温泉というところに行きましたが、小学生の賢治が遠足で訪れたときの写真がありました。先日の記事のマルカン百貨店は、賢治の生家の近く、賢治産湯の井戸がある賢治のお母さんの実家はさらに近くです。