fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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「日本児童文学2024/5.6月号~2023年をふりかえる~読み物から詩歌まで~

2024年05月14日 | 活動
      

 2月にZOOMで行われた座談会が掲載されました。
 4時間にわたった座談会をまとめてくださった編集長の奥山恵様に感謝。
 
 野上暁、加藤純子、菊永謙(敬称略)と、評論、詩歌の分野での大御所とご一緒させていただき、大変学びになりました。
 それぞれが、取り上げたい本を10冊事前にあげ、計40冊を読んだうえでの座談会だったのですが、今年は一冊もだぶりがなかったとか(めずらしいことだそうです)。
 私の場合、6冊を短歌、俳句の本にしてほしいという事前の連絡がありました。詩歌は2023年だけだと厳しいので、過去3年間内でということも。ところが、いざとなると、ここのところ俳句短歌系ではあまり児童書が出ていません。悩んだ上で、奥山さんからも言っていただき、自著『わくわく子ども俳句スクール』を入れ、座談会でも「自分の本で大変恐縮ですが・・」と述べさせていただきました。
 また短歌、俳句以外では4冊しか選べないわけで・・。昨年一年間で出た本としては、もっともっと取り上げたい本があったので、そこは残念といえば残念。でも野上さん、加藤さんが出してくださった本の中に一部それはあったので、よかった。
 読み応えのある座談会だと思います。
 この座談会に臨むため、いろいろ考え、短歌はYA世代向き、俳句は小学生にとって入りやすいということをしっかり感じることができたのは、私にとって収穫でした。
 またこの録音したものをまとめて送っていただいたゲラを読むと、「~ですね」とやたら「ね」が多い。これは削っていただきましたが、こういう場で話す姿勢というものも学ぶことができました。他の皆様はさすがです。

 加藤さんには、「おおぎやなぎさん、どんどん俳句につながる児童文学を出してください」というお言葉をいただき、野上さんには、野上さんが取り上げられた本に「これ、よかったので買います」と言ったところ、「二冊あるからあげるよ」と送っていただけたり、菊永さんからは詩集をたくさんご恵贈いただきました。苦手意識のあった現代詩にちょっと親近感を抱くことができました。皆さん、人徳者! 

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