たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

あっけなかった佐野・諏訪岳

2006年07月09日 | 近所の栃木県の山
◎2006年7月9日(日)―1人

 梅雨の真っ盛り。ここ一か月山歩きはしていない。どこかに行くにしても、この不安定な天気では遠出もできない。ちょうど子供が足利の外れにある学校で部活の練習試合があると言うので、送りがてら、唐沢山から諏訪岳を歩いてみることにした。

 取りあえず唐沢山に向かうとするが、登山口がよく分からないまま、上の神社の駐車場まで来てしまった。ここから歩いたんじゃ、帰りの戻りが大変だ。下の駐車場から歩くべきだったのか。釈然としないまま、唐沢山はあきらめて、諏訪岳にする。京路戸公園に向かう。

 さほどの雨ではないが、合羽を着て出発。樹林帯の中を歩き、10分もしないうちにあっけなく峠に出た。散歩しているオバサンに行き会った。「関東ふれあいの道」表示がある。このまま下れば「村桧神社」。由緒ある神社のようだ。興味はあるのだが、今日の寄り道はやめておこう。湿度がかなり高く、雨の中ではその気にならない。

 右は唐沢山。このルートが「ふれあい道」なのだろう。諏訪岳は左。道が細くなり、草木が濡れているため、すぐに足下がびっしょり濡れる。参ってしまったのがクモの巣。行く先々を、左右から張りめぐらしている。この時期、だれも通らないのだろう。杖を持ってくれば良かった。左側の展望が開け、田沼や葛生の町がよく見える。晴れていれば、それなりに景色も良かっただろうに。

 急な登りは少しはあったものの、峠から20分で諏訪岳に着いてしまった。何も無い山頂。だれもいない。疲れもしなかったが、湿気でうっとうしい。眼鏡も曇っている。

 峠からしばらく唐沢山方面に歩いてみたが、道は整備されている。いつか歩くこともあるだろう。

 公園駐車場に戻ったのは10時前。1時間の山旅だった。下りで4人程とすれ違った。この時期には手頃な山だろう。だが、あっけなさ過ぎた。

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