丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

バボラ RPMラフ

2023-12-08 | ストリング
今回のストリングはバボラのRPMラフです。ハッキリ言って僕はラフ加工があまり好きじゃないので、世間よりずいぶんと遅れたインプレとなります。え~、テクニファイバーのラフコードはラフというよりもバイフェイズ処理ということで除外します。僕はラフコードが大好きでしたしw

ラフと言えば、過去にアルパワー・ラフとブラックヴェノム・ラフを紹介したことがありますが、個人的に単張りとしてのラフにはまったくと言ってイイほど良い印象はなかったです。ただ、アルパワー・ラフとアルパワーのハイブリッドは現在ラボの1番人気になっています。このハイブリッドによってラボでのナチュラルガット使用率が激減しました。まったく不思議なハイブリッドです。

で、このRPMラフですが、他の2種類のラフとはちょっと変わった形状になっています。元々RPMブラストはほとんどエッジの効いていない8角形でしたが、このRPMラフは隣合せの2辺に渡って独特な形状のミゾが掘ってある。


これはバボラのマークだっ! ここまでするかw
さらに拡大すると



断面は部分的に角がつぶれてかなり歪(いびつ)になっています。



ちょっとスパイキーシャークに似ている。
横から見ると、

かなり波打ってますねえ。
逆に溝が彫られてないところはまっ平です。


角度的にはこんな感じ




倍率を落とすとこんな感じ



普通ラフ系はストリングの動きが悪くなり打球感は硬く感じるものですが、RPMラフがRPMブラストに比べて柔らかいという一般の評価は、この歪(いびつ)な断面形状と共にまっ平らな面が存在するということが要因でしょうね。キルシュバウムのスパイキーシャークやブラックシャーク同様、断面形状が真円から外れるほどにストリング自体の強度は低下し柔らかくなる。さらに平面があることによってストリングの動きを阻害することが少なく、打球感も柔らかくなるということでしょうね。

で、ラフ単体での評価は一般に言われている通りでしょうから、ラボではハイブリッドで試してみることにした。メイン・RPM ラフ、クロス・RPM ブラストです。



打球感は悪くはないです。ハイブリッドアルパワーと比べると、雑味(音)感がほとんどないのでちょっとビックリしました。叩いた時には万人受けする良い音がしますw ただやはりこれはブラスト、パワーのない人にはボールがやや重く感じると思います。逆に言うとパワーのある人にとってこのハイブリッドブラストは、その打球感とコントロール性能に魅力を感じるはずです、たぶんw

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五藤光学研究所 GT-M518

2023-12-03 | ギア・イクイップメント 
僕は美術館には時々、あ、いや、ごくたまには行くものの、そのためにこのモノキュラーを購入した訳ではないです。どちらかというと、空港とか動物園とかテニス観戦とか散歩とかでの使用の方が多いですから。

これまで僕が使用してきたモノキュラーはどれも倍率が高く、使い勝手がちょっと悪かった。まあなんとなくですが、どんな場合でも倍率は高い方がイイに決まっていると思い込んでいたからなんですねえ・・・。で、このGT-M518ですが、モノキュラーとしてはかなり視野が広く、効き目でなくても使いやすいですね。



接眼レンズがデカい

まあハッキリ言って光学機器に関してはたいして興味がなかった僕でも、コイツを持っているとなんだかちょっとイイ気分になってしまう。

付属のストラップはもうひとつだったので、キーリングを付けてノースフェイスのネックストラップを使っています。

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アルパワー・ラフ × アウトブレイク118

2023-11-15 | ストリング
アウトブレイクの柔らかなのにクリアな打球感は決して悪くはないのだけど、なにかもうひとつ物足りない気がしてきた。特に現在試している118ゲージだと尚更そう感じてしまう。

で、若干の雑味感を出すために久しぶりに同シリーズ以外のハイブリッドを試してみることにした。メイン・アルパワーラフ、クロス・アウトブレイク118です。
シルバーとグレーなので見た目の違和感はほとんどないですね。


このハイブリッドはチューンドアルパワーと比べると、若干の柔らかさと飛びの良さを感じます。
まあ悪くはないですね・・・

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アウトブレイク再び

2023-10-07 | ストリング
シグナムプロのアウトブレイクはずいぶん前に紹介したポリストリングですが、何故かこのところ女の子にちょっと人気がある。まあ、僕が勧めたせいもありますがw

シグナムプロ・アウトブレイクは性能はかなり高いものの、そのカラーのせいであまり人気は出ないだろうなと当時このブログで言及していた。まあ、そのとおり、ラボでもまったく人気はなかったのですが、手首を痛めた高校女子テニス部員に勧めたところヒジョ〜に気に入ったらしく、ケガも治りテニス部を引退した現在も使っている。


最近ではジュニア(中学女子)で、ラボのストリングを色々試した結果、即決で手持ちのラケット3本すべてアウトブレイクに張り替えるというオーダーをもらった。

で、ちょっと意外だったのはアウトブレイクを選んだ二人とも、女の子とはいえかなりのハードヒッターだということだった。で、まったくハードヒッターではない僕がw、今一度アウトブレイクを試してみることにした。

まあ、解ってはいたことですが、やはりポリにしては珍しくしなやかで弾力があり、そしてなにより雑味の無い打球感が素晴らしいですね。個人的にも、質の高いナチュラルガットにも似た金属質の打球音がなんともイイ〜です。

僕が現在主に使っているチューンドアルパワーは、他に類を見ない特徴的なホールド感というか爆音というか、ある意味その独特の雑味感に魅かれるのですが、この雑味の無いアウトブレイクも絶対にアリだなとあらためて思ってしまった。

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Juno F-1842

2023-08-04 | ギア・イクイップメント 



Zeque(ゼクー)のサングラス、ジュノが品薄状態になっていたのでとりあえず確保しておくことにした。フレームカラーはフロストグレイ、レンズはマスターブルーです。

で、実物を見るまで解らなかったのですが、このフロストグレーのフレームは半透明でした、だからフロストなのかって・・・。まあ、マスターブルーというレンズカラーにはベストマッチかもしれませんね、この時期はとても涼しげに感じます。
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巨星墜つ

2023-07-24 | Books 
人間の証明 

野生の証明

森村誠一氏の作品は大好きでした
ご冥福をお祈りいたします
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on(オン) クラウドサーファー

2023-06-14 | ギア・イクイップメント 


初めて購入したオンのクラウド5はまったく悪くはなかったのですが、長年愛用してきたアシックスのゲルニンバスにくらべるとやはりクッション性能に関してはちょっと劣るなということで、自分のトシを考えて、日々のトレーニングで万が一にも故障だけはしたくないなと思いラン専用にクッション性能の高いクラウドサーファーを購入した。

on(オン)のラインナップの中で何故このクラウドサーファーを僕が選択したかと言うと、シュータンがオンの中ではかなり厚めで履き心地が僕コノミだということもあるのだが、クラウドサーファーのホワイトカラーがとにかくイイカンジだったということに尽きる。しかしまあ、白い運動靴ってのは本当に久し振りなのだ。

ところがしかし、このクラウドサーファー、クッションはかなり良いものの着地感が旧ゲルニンバスとまったく逆で違和感がめちゃくちゃ大きい。僕はいわゆるミッドフットだと思うのですが、旧ゲルニンバスがバネの様な着地感とすると、クラウドサーファーは柔らかいゴムボールを踏んづけた様な感じですね。

僕の走りだと旧ゲルニンバスはショックを吸収して弾む感覚ですが、クラウドサーファーはショックを吸収して転がる感覚です。まるで土踏まずの下に柔らかいボールがあるかのような・・・。まだ慣れていないのでなんとも言えませんが、ミッドフットだとコイツはちょっと不安定でキビシイかもしれないなと思ってしまった。まあ、僕の場合、歩くのとそう変わらないスピードですが(笑)


追記
今年のフレンチオープン女子シングルで優勝したイガ・シフィオンテク氏ですが、
テニスシューズはアシックスのままでした・・・
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リールでも2本張り

2023-06-03 | ガット張り 
現在ラボの張りは、オーダーがない限り2本張りトップダウンのクールストリンギング(改)です。特殊な場合以外はどんなラケットでもストリングでもセイムストリンギングです。

まあリールの場合、メインの終わりがトップ側のラケットの場合は1本張りにした方が何本分かは余計に張れるということも確かにあります。が、ただし、厳密に言うと1本張りにした場合のロングサイドのストリングはクロスを張る前にわずかではありますが確実にストリングは傷付いています。さらにメインからクロスへの切り返しの鋭角的なストリングの折れも角切れに影響がないとはとても言えないですから、本数的にもちょっと疑問が残ります。

まあ、ありえないことですが、もしナチュラルガットのリールがあったとして、確実に何本分か多く張れることが解っていたとしても、僕はナチュラルガットを1本張りにすることは絶対にないです。

と言う訳で、
ラボではセイムストリンギング、クールストリンギング(改)、2本張りトップダウンです。
くどいって(笑)

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RF97 のノットポジションを変えてみた

2023-04-30 | ガット張り 
ラボではクロスストリングのノットは出来ればクロスストリングに作るようにしている。これはまあ僕はナチュラルハイブリッドを張ることがけっこう多くて、素材の違いからナチュラルはナチュラルに、ポリはポリにノットを作った方がイイかなと思った訳で、まあ最初はなんとなくでしたw

で、まあラボではクールストリンギング(改)以降、セイムストリンギングをスタンダードにしているので、加工しなくてもクロスにタイオフ可能なラケットであればクロスはクロスにノットを作るようにしています。メインがトップ側で終わるラケットは見た目も良くなりますね。

まあ一概には言えないですが、普通クロスストリングのノットをメインストリングにする場合、フレームから出る角度は鋭角に近くなり、

クロスにノットすると、フレームから外に出るストリングの角度は鈍角に近くなる傾向にあると思います。

もしかしたら、これが角切れ対策の一環になるかもしれないですね。
まあ、僕は角切れが起こるほどのハードヒッターではないのでなんとも・・w

それに加えて、メインストリングの可動域もわずかながら広がりますね。

このRF97の場合、オウルをホールに入れてちょっとグリグリするだけで簡単にアルパワー(125)が入りました。まあ、これは自分のラケットだから出来たことで、他人様のラケットではちょっと・・・、やりたい人は自分でやってちょうだいw

ラボでは現在、どんなラケットでもどんなストリングでも基本同じ張り方をしています。セイムマシン、セイムストリンギングです。

PROSTAFF RF 97 AUTOGRAPH
メイン:アルパワーラフ クロス:アルパワー
テンション 42✖38
クールストリンギング(改)

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PURE AERO RAFA ORIGIN

2023-04-25 | ラケット 
ラファ・オリジンが初代アエロプロドライブと同じモールドだということでとりあえず1本購入してみた。というのも、僕はバボラのラケットの中ではいまだに初代アエロプロドライブが一番フィーリングが合っていたなと思っているからだ。


ラボにある初代アエロプロドライブです。

くらべると、
グロメットの形状が変わっているのはもちろんだが、

フレーム形状も変わっているのが解る。
ストリングパターンが変わっているのでしょうねえ・・・
フレーム重量は318gでした。

打球感に関してはいずれまたということで今回はここまでにしておきますが、このラファ・オリジンは僕みたいなジジイがコートに持っていくのはちょっとそうとうに恥ずかしいようなデザインではあるなあ・・・ ウチのオクサンはワタシにピッタリ!と、とても気に入ったようですがw
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