グリップサイズ

最近なにかのテニスＱ＆Ａ（？）で初心者の方にテニスコーチだかなんだかが、グリップは太めがイイとか上級者に細いグリップはいないとか訳のワカランことを言っている（書いている？）のを聞いたか、見たかしたのだけど…。

グリップなんてメーカーによって大きさも形も違う訳で、たとえばバボラは太くてやや扁平、ヘッドはやや細くかなり扁平、フォルクル普通に扁平、ヨネックスはややまるく、プリンス、ウィルソンはフツウ（？）、他にも確か楕円形もあったような・・・。

とにかくメーカーによってもグリップはサイズも形状も違う訳で、形が違えば握った感覚も違う訳で、まあ、手の大きさに関係なく、実際に握ってみて本人の気に入ったグリップサイズが一番と思いますね。まあ、はっきり言って、これは感性の問題であって、他人が決めつけるのはまったくナンセンスなのだった。それぐらい自分で決めろと言ってあげた方がよっぽど親切だし、上達も早いと思うのだが…。

ちなみにフェデレ様のグリップサイズは（２）らしい。

サイバーパワー

トップスピン社（ドイツ）の新しいガットなのだ。カラーはテニスウェアハウスとかのサイトでは、ちょっとえぐい感じの濃いブルーに見えたのだけど、実物はムラサキがかったブルーなのだ。アルパワーのアイスブルーに少しパープルを混ぜて濃くした感じで、アイスパープルブルー（なんかへん・・・）と言えば解りやすいか・・・。とにかくキレイなのだ。

ゲージは１．２５と１．３０の２種類、サイバーフラッシュのように１．２０も追加されるかもね。今回購入したのは、もちろん１．２５なのだ。

打球感は透明系じゃないのにとてもシャープです。サイバーフラッシュを柔らかくた上に、打球感まで良くなった、これは本当にイイです。ストリングフォーラムネットでニューカマーナンバー１になったのも当然ですね。

サイバーフラッシュを使ったことがある人はまずいないと思いますので、たとえて言えば、アルパワー・フロロの打球感をシャープにした感じ、あるいはプロライン１の飛びを良くした感じですね。う～ん、アルパワー・フロロの打球感をプロライン１にした、と言った方がいいか・・・。

まあ、とりあえずちょっと相当に気に入ってしまったので、しばらく使ってみることにします。

トアルソン・ムゲン（２）

前回、ムゲンとプロライン１の組み合わせがよかったものだから、もともとウィルソン・〔Ｋ〕SIX.ONE TOUR（ＵＳスペック）にトアルソンのフュージョンをフェデラー張りにしていたハードヒッターにすすめてみたら、これがまたハマッてしまったのだ！最初は・・・。

彼はチャンピオンズチョイスも使ったことがあって、コッチの方がイイと言ってたのですが・・・。雨上がりのオムニで叩いていたらあっという間に切れてしまった・・・。濡れたオムニはボールに砂が付きやすく、サンドペーパー状態になるので要注意だなと思ったのだけど、よく見るとメインのムゲンにキレイにノッチが刻まれていてのだった！　で、２本目もあっというまに切れてしまった、この耐久性のなさはいったい・・・。

ちょっと前にフェデラー張りについては、クロスにポリを使うことによって、メインガットの自由度が増しスピンのかかりがよくなるとコメントしたことがあったけど、それによる弊害がハードヒッターが使うことによりハッキリと現れましたね。

ポリ、それも透明系（スーパースマッシュとかプロライン１とか）は打球感がシャープで、マルチとのハイブリッドはそうとうにイイ感じなのだけど・・・。ただ、非透明系（アルパワーとかプロライン２とか）に比べ硬度が高いせいで、柔らかいマルチをメインに使うと、ノッチが刻まれるのが異常に早くなるのでしょうねぇ、あるいはムゲン自体が切れやすいのか・・・。普通の人にはいいんだけどなぁ・・・。

と言う訳で（んっ？）、次回はいよいよストリングフォーラムネットでニューカマーナンバーワンに輝いた、トップスピン社のサイバーパワーの試打レポートなのだ。

トアルソン・ムゲン

これはナチュラルに本当に似ています。人気があるのも解りますね。

ただ、やはり僕にはあのナチュラル独特のボールを包み込むようなホールド感はチョット苦手なのだけど・・・。

と言う訳で、もともとムゲンを張っていたラケット（モチロン僕のじゃないよ）のクロスを打球感の爽快なキルシュバウム・プロライン１にしてみたところ、これがなかなかイイのだった。

こりゃあ、自分のラケットでも試してみるか・・・。

試打ラケットはバボラ・アエロストーム、ムゲン(125)*プロライン１(120)、テンション５５lbs.