丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

プロトコルをチューンしてみた

2013-08-31 | ラケット 


ソリンコ・プロトコルをこのところダブルスで使っているのですが、サーブとネットプレーに関しては悪くは無いのですが、しかし、この重量(300g)でプロスタ並みのヘッドライトなので、僕みたいなヘタにはフェイスがバタついてしょうがない。 プロスタ・ミッドが使えなかった僕には、これはちょっと無理だな(笑)

と言う訳で、いろいろ鉛を張って試すことにしたのですが、このプロトコルのグロメットはフレア加工していないので、コレを外してグロメットの下、ヘッド全周に鉛を入れてみた。

最近のラケットにしては珍しくシンプルなグロメットなのだ。

ガットを買うときについでに買っておいたガンマの0.25インチ(6.35mm)幅のレッドテープを張る、
これがピッタンコ。

指で押し付けるようにして密着させるとストリングホールが解るので、

オウルを差込んで穴を開ける。

メンドクサイけど意外とカンタン。


グロメットを戻して出来上がり。

外観ではレッドテープはほとんど見えない。 メチャクチャ自己満足(笑)


これで約8gの重量増ですが、これでもまだピュアドラよりヘッドライトなのだ。

で、さっそくコートに行ったのですが、雨が降ってきた、ザンネン・・・

今回のガットはTCSラピッド130です。

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ソリンコ プロトコル (2)

2013-08-30 | ラケット 


このラケットはダイレクト感が強いので、ヨネックス・ポリツアーHSではかなり硬いというか、ちょっとガサツに感じた。 で、テンションを落としてみようかと思ったのですが、とりあえず定番のブラックヴェノム125に張り替えて試してみることにした。

このポリファイバー社のブラックヴェノムのゲージについてですが、僕は個人的には125がベストで、次が130だと思う。 何故か、120と115はベツモノと言っていいほど僕のコノミじゃないですね。 ブラックヴェノムの細ゲージはハイブリッドで使うくらいです。 

ポリは細ゲージの方がイイと言うヒトもいるようですが、そんなことはまったくないです。 太ゲージの方が良いポリもケッコウありますね、まあ、コノミの問題でしょうけど。 最近使った中で細ゲージがよかったのは、MSVのフォーカスヘックス110くらいか・・・

と言う訳で、試打室で少し打ってみたのですが、打球感はブラックヴェノムの方がいいですね。 あるいは、プロトコルにはハイブリッドがイイかもしれないです、って、このラケットを使うモノズキはまずいないでしょうけど(笑) 
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バボラ・スターティングクランプはもう・・・

2013-08-28 | ストリングマシン&ツール 


前回、スターティングクランプに関しては、もうバボラにコダワル必要はない!と、エラソーに断言した訳ですが、どういうことになっているのか旧モデルと比較してみることにした。

で、とりあえず分解してみたのですが、旧モデルは以前紹介したようにほとんど抵抗無く、カンタンにピンが抜けますが、現行モデルはトンカチで叩かないと抜けなかったです。 もうこの時点で、加工精度が悪くなったなあと・・・。 それと、2本のバネには最初からケッコウ錆が入っていました。 

ハンドル部


新モデル(画像上)は見た目も良いし、表面がザラザラしていて握りやすいのですが・・・。

バネ

これは新旧のバネですが、一見、新モデル(画像上)の方が強そうですが、実際は巻きが大きく、締まりが悪いせいかユルユルです。 旧モデルのバネが細いのはシッカリ締まっているからなんですね。 そのせいか、スタクラを握った時に、旧モデルはほぼ無音ですが、新モデルはギシギシ音がします。 もしかしたら、素材もチガウのかもしれませんね。 

ツカミ部


ツカミ部です。 画像で解ると思いますが、旧モデル(画像右)の方が目が細かいですね。 目が粗い方がスベリ難いと言えるかもしれませんが、ガットへ与えるダメージを考えると本末転倒なのだ。 ちなみに、ヨネックス(東洋造機製)のスタクラはさらに目が細かいです。

以上の結果、バボラのスターティングクランプは、残念ながら品質が著しく低下していると言わざるを得ません。
まあ、実際使ってみれば明々白々ですけどね、握った瞬間ガッカリしましたから(笑)


以前、バボラのスタクラについては、さらに古い赤ハンドルのスタクラの方がバネが強く滑り難い!ということをココで教えてもらったことがあるのですが、この現行モデルになって他メーカー、あるいはノーブランドのスタクラと変わらないレベルまで品質が落ちてしまった感があります。 

これは、間違って送られてきたSWのスタクラと同じモノですが、バネの強さ自体はこちらの方が4本もあるせいか強いです。 ただ、ツカミ部の加工は雑だし、壊す覚悟がないと分解も出来ませんが(笑) まあ、とにかく、今となってはバボラの現行モデルを買うくらいなら、価格の安いコッチでもイイかと・・・。

次はガンマかゴーセンだな(笑)

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ソリンコ プロトコル

2013-08-25 | ラケット 


ソリンコのニューラケット、プロトコルなのだ。 
今回 malibu Gut Labo. が購入したのは300で、他に285と325がある。

とりあえず、各スペック(TW)は、

【285】
Head Size:
100 sq. in. / 645.16 sq. cm.
Length: 27in / 68.58cm
Strung Weight: 10.7oz / 303.34g
Balance: 12.75in / 32.39cm / 6 pts HL
Swingweight: 300
Stiffness: 67
Beam Width: 24mm / 26mm / 23mm /
Composition: Nickel Carbon Mesh
Power Level: Medium
Stroke Style: Medium
Swing Speed: Medium
Racquet Colors:
Black & Green
Grip Type: Solinco Synthetic
String Pattern:
16 Mains / 19 Crosses
Mains skip: 7T,9T,7H,9H
Two Pieces
No Shared Holes
String Tension: 45-55 pounds

【300】
Head Size:
100 sq. in. / 645.16 sq. cm.
Length: 27in / 68.58cm
Strung Weight: 11.1oz / 314.68g
Balance: 12.6in / 32cm / 7 pts HL
Swingweight: 317
Stiffness: 66
Beam Width: 24mm / 26mm / 23mm /
Composition: Nickel Carbon Mesh
Power Level: Low-Medium
Stroke Style: Medium-Full
Swing Speed: Medium-Fast

【325】
Head Size:
100 sq. in. / 645.16 sq. cm.
Length: 27in / 68.58cm
Strung Weight: 12oz / 340.19g
Balance: 12.32in / 31.29cm / 9 pts HL
Swingweight: 327
Stiffness: 67
Beam Width: 24mm / 26mm / 23mm /
Composition: Nickel Carbon Mesh
Power Level: Low-Medium
Stroke Style: Full
Swing Speed: Fast

と言う訳で、最初は325にしようかと思ったのだけど、まあトシもトシだし(笑)、300にした。 で、このスペックからすると、スウィングウェイトはピュアドラというより、アエロプロドライブっぽく、重量バランスは、この手のラケットとしてはちょっとビックリするくらいのヘッドライト仕様ですね。 ストリングパターンは現行のピュアドラと違って Mains skip: 7T,9T,7H,9H ですが、初期のピュアドラ(ウーハーレス)のストリングパターンは確かコレだったと思う。 ちょっとだけメンドクサイ(笑)

ちなみにピュアドラは、
Head Size:
100 sq. in. / 645.16 sq. cm.
Length: 27in / 68.58cm
Strung Weight: 11.1oz / 314.68g
Balance: 4 pts HL
Swingweight: 308
Stiffness: 72
Beam Width: 23.5mm / 26mm / 22.5mm /

ついでにマンティス300も
Head Size:
100 sq. in. / 645.16 sq. cm.
Length: 27in / 68.58cm
Strung Weight: 11oz / 311.84g
Balance: 5 pts HL
Swingweight: 313
Stiffness: 67
Beam Width: 22.5mm / 25mm / 23mm /

こうして見ると、Stiffness はマンティスに近いですね。 で、そのマンティスですが、実はピュアドラにもう少しシナリ感があればなと思っていたので、買ってみようかとは思っていたのですが、結局のところ、デザインがどうにも僕のコノミじゃなかったので購入しなかったです。 価格がケッコー安いのでちょっと迷ってはいたのですが・・・。


と言う訳で、ソリンコ(笑)






このプロトコルに合わせるガットですが、まずはカラーに合わせてヨネックスのポリツアーHSを張ってみた。
デザインがシンプルで、まったく悪くないです。 田舎ではまずカブルということはないでしょうね(笑)

しかし、バットキャップのフタが外れるようになってないのだけど、これでイイのカァー・・・。
ストリングホールは、最近のラケットにしては珍しくそうとう小さいので、ゴミも入りにくそうではあるけどなあ・・・ 
まあ、不都合があれば、バボラのバットキャップに替えればいいか。

で、カンジンの使用感ですが、ハッキリ言ってコレはイイです。 かなりのヘッドライトなので、アタリマエに操作性が良く、飛び過ぎる事も無く、もうホント、撓るピュアドラといったカンジですね。 もちろん、ウーハーもコアテックスも無いので、打球感はよりシャープでダイレクト感があります。  

う~ん、しかし、ここまで操作性がイイと325の方がヨカッタかも・・・、イヤイヤ、トシを考えろってか(笑)

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バボラ スターティングクランプ

2013-08-24 | ストリングマシン&ツール 


これは最近購入したバボラのスタクラですが、ハンドルの素材が変わって、握りやすくなっています。


ハンドルの素材以外、サイズも形状もほぼ同じですが、バネが旧タイプより太く、強くなっているように見える。 
ところが、実際は逆で、旧タイプの方が、ハッキリ解るほどバネの力が強いです、う~ん、これは・・・。 
それに加えて、加工精度がかなり悪くなっています。 個体差もあるかもしれませんが、スタクラに関しては、もうバボラにこだわらない方がイイと思います。 

ただ、まあ、だからと言って、テクニファイバーはまったくダメですけどね(笑)


ところで、バボラのスタクラはストリンガーズワールドでガットを注文するついでに購入したのですが、
その時来たのがコイツで、

バボラじゃないじゃんっ! ふざけんじゃないよっ! と、モンク言って交換してもらった。 
まあ、最近は慣れてしまって、ハア~、またか・・・、メンドクサイなあ・・・"sigh" と(笑)
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ルキシロン 4G

2013-08-22 | ストリング


ルキシロン4Gは時々張るのですが、なんだかコシがないというか・・・、これはロールから切り出した4Gですが、クリンクリン状態でモツレやすいし、キンクしやすいガットの代表選手だと思う。 

まあ、ガット自体ケッコー柔らかく、打球感もホント悪くはないのですが、張りにくいということで、僕自身は購入に踏み切れなかったガットです。

ヘッドのラケット同様、いくら良くてもメンドクサイのはキライなのだった(笑)


さて、次回はこれ、
 
ソリンコのニューラケット、プロトコルのインプレを予定しています。
このプロトコルには3種類のスペックがあって、マンティスに似ている。 
で、これも、まあ、ピュアドラのパクリっぽいラケットなのだ(笑)
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ゴーセン エッグパワー 16 【 サイドワインダー 16 】

2013-08-09 | ストリング


ゴーセンのポリは久しぶり、というか自分でロールを買って使うのは初めてです。 モノもマルチもポリも、僕はゴーセンのガットはあまりスキじゃないから、というのがその理由なのだ。 

このエッグパワーは海外ではサイドワインダーという名前で売られていて、ゴーセンにしては珍しくネーミングはまあまあ・・・というか、どう考えてもエッグパワーなんておかしすぎるので、日本でもサイドワインダーでいいんじゃないかな、と思ってしまう。 と言う訳で、ココではサイドワインダーと呼ぶことに決めた。

ところで、何故ゴーセンがスキではない僕が、このかなり高価なガットをロールで購入したかと言うと、ただただ鮮やかなオレンジに惹かれたから、ということに尽きるのだった。 けっしてエッグボールを打ちたいからという理由ではないです(笑) まあ、ガットを替えたくらいでエッグボールが打てると思っているノーテンキなヤツはまずいないとは思うけど(笑) 

僕が知っているオレンジのガットと言えば、スーパースマッシュ・オレンジ、ポリプラズマ、ポリフォースってところか・・・。 まあ、オレンジと言えばやはりポリプラズマで、スーパースマッシュはハニーゴールドがべースなので、発色がやや黄色っぽいのでミカンとか・・・。 で、このサイドワインダーはブラッドオレンジってところですかねえ(笑)

このサイドワインダーですが、構造図の通りツイスト系ってのが見ただけで解ります。 まあ日本のメーカーはわざわざ複雑なツクリにするのが得意で、コイツもケッコウ手の込んだ独特なモノなのでしょうが、他のツイスト系ポリガットも見た目はだいたいこんなカンジですね。 ただ、その独特な構造が他のツイスト系と決定的にちがうということは、張っていて、ポリのくせにマルチガット並みに伸びるということで解りますね、これにはちょっとおどろいてしまった。 バネが伸びるカンジかな・・・。 

それと、このガットの表面はかなり凸凹ですが、ミョ~に柔らかくツルツルしていて、横糸を通すときに意外にスルスル滑って張り易いのにもちょっとビックリした。 ネジレのせいか、モツレもキンクもしにくいですね。 このガットは、現在出ているポリガットの中では、良いか悪いかは別として、最も柔らかい部類に入ると思います。 現在、国産では最も優れている(と、僕は思っている・・)ヨネックスのガットとは対極に位置しますね。

で、カンジンの打球感なのですが、まだ壁打ちしかしていないのでなんとも言えないですが、軽く打ったときはかなり柔らかく感じ、打球音も低いというか、あまりしないというか・・・、で、強く叩くにつれフツウにシッカリした感触になり、打球音も大きくなり、まあまあイイ音になります。 とにかく、振動がポリにしてはヒジョーに少なく、シャープな打球感が好きな僕には、最初は振動止めを付けているようで、ちょっと違和感があったのですが、これはこれでいいのかもしれんなあ・・・と、まあ、このガットはポリのクセにタッチショットがやりやすいかもしれないですね、う~ん・・・。
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Topspin Ferox

2013-08-08 | ストリング


トップスピンはサイバーフラッシュとサイバーブルー以来、ほんとに久しぶりなのだ。 まあ、お察しの通り、シアンという女の子うけしそうなカラーに惹かれただけです(笑)

最近のポリは進化して、ハズレがあまりないので、カラーで決めるのも悪くないと思う。 僕の場合、最近はジミ~なグラファイトを使っているので、ガットだけは派手なカラーを使っているのだ。 

しかし、実物はちょっとエグイブルーで、キルシュバウムのプロライン・エボリューションに似ているというか、ほぼ同色です。 シアンというからには、もっと鮮やかでキレイな水色を想像していただけに、これにはホントにガッカリした・・・。

で、打球感はというと、柔らかいエボとちがって、ごく普通のポリです。 想像していたカラーとちがって全然キレイじゃないので、それだけでガッカリしてしまって、もうインプレもナニも・・・(笑)
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ユニバーサルATW

2013-08-02 | ガット張り 
Universal Around the World Stringing Pattern


このユニバーサルATWパターンについては、ちょっと前にパーネルノットのリチャード・パーネル氏に登場してもらったのを覚えているでしょうか・・・、とりあえずもう一度(笑)
ATW Universal By Richard Parnell


もちろん、同じですね。 僕も自分のラケットをATWで張るときはコレですね。 まあ、こういう名前が付いてない時からやっていた人も多かったんじゃないかなと思います。 ATWを出来るだけカンタンにしようとすれば、自然とコレになっちゃう訳で、最も進化した張り方というよりも、最もカンタンなATWです(笑) 

ところで、StringersPad.com というサイトがあって、まあココに来るヒトならとっくにご存知かもしれませんが、ココには Universal (nocount) ATW といって、ノーカウントパターンで紹介されているものがあります。

ショートサイドはトップ側でクロスに通さずにタイオフするだけなので、クロスの本数を気にしなくていいので、カンタンと言えばカンタンかも・・・。 まあ、どんな張り方でもたいして変わらない気がするので、コレもイイかもしれないですね、スターティングクランプも必要ないし。
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