このところクロスガットは上から張るのが主流だってことは間違いのないところなのだけど、『張り人張り』ってのもまだ頑張ってるみたいだし、ちょっと前までシロートは2本張りでクロスは上から張った方がイイヨとかなんとか言われていた訳で、まあとにかく、あいかわらず僕はメインが終わる方からクロスを張っている、誰がなんて言ったって、そりゃあ、ATWなんてメンドクサイからw
とりあえず、malibu Gut Labo では先入観を持たずに色々な張り方を時代と共に、勝手に他人のラケットで試して来ているのですが、誰も何も言わない、ホントな~んにも(笑) で、ここではATW(逆ATWを除いて)ってのはテンション操作をしない限り、どれもフレームの変形に関してはヨロシクナイ(効果はみとめられない)という結論に達している訳で、まあこれは普通の市販モデルに関してはと言っておきますが、テンション操作をしない限り、あるいはしても、クロスを上から張る限りトップは広がり、ボトム側はやせる傾向にありますね。
クロスガットを上から張るメリットってのは、クロスのテンションを揃える事が出来るということと、トップ付近のガットが比較的傷付きにくいということですね。 まあ、デメリットはテンション操作をしなければいけないということだと思います。 これはマシンによってもちがってくるだろうし、情報量と経験が必要で、なによりメンドクサイ。
で、前回このブログで、クロスを普通にテンション操作ナシで下から張ってもATWに近い張りが可能だと紹介したのですが、隠す必要もないので、いかにテキトーに張っているか、その実態の一部の画像をとりあえず公開しておきます。 え~、だからといって最近打球感がオカシイとか、いまさら言っても遅いのだw
と言う訳で、テキトーストリンギングってのもちょっとカッコワルイし、クールストリンギングと呼び名を変えただけで、中身は前回と同じどころかそれ以下、まあ我ながらハッキリ言ってメチャクチャ手抜きデス。
クールストリンギング
トップ付近(残り7本目付近から)はクランプをフレームからテキトーに離すことによって、ほんの少しテンションを落とすことが出来る、というかクロスのテンションをテンション操作無しで均一に近づけることが出来ます。 まあ、たったこれだけw フレームにかかる力はクランプを止める位置とは関係なく、このことが原因でフレームが変形するということはないです。 それと、僕はH型アタッチメントを使用するので、メインガットのセンター4本のテンションだけは4ポンド前後アップしますが、それ以外はテンション操作ナシです。
結局のところ、打球感ってのはフレームとガットでほぼ決まるものだし、どんな張り方をしても、シロートには面圧のわずかなチガイは、まず解らないですね。 たとえ解ったとしても、所詮飛ぶ飛ばない、硬い緩いに過ぎないので、あとはテンション調整をすればイイ訳だし、だったら、カンタンで何も考えずにテキトーに張っても、フレームが変形しない張り方が精神的にいいんじゃないかと、シロートの僕なんかは思う訳なのだ。 まあ無責任オトコの僕なんかは、変形したとしてもそういうラケットなのだと割り切ってますけどw
まあ、モノズキでヒマなヒトは試してみてちょーだい。 もちろん自己責任でw