たまにグロメットを交換するのだが、交換用のグロメットはあたりまえだがフレア状にはなっていない。まあ、あまり問題はないと思いたいのだが・・・
僕はどうでもいい事にこだわる性格なので、何か良いツールはないかなと思っていた訳で、フレアツールも考えてみたのだが金属じゃないので無理なような気もする。確か昔グロメット用フレアツールがあったような気がしたけど最近見かけないのでやっぱり使い物にならなかったのだろう。
メーカーにはたぶん高周波ウェルダーなんかがあったりするのだろうけど、さすがにコレはホームストリンガーには手が出ない。で、高周波だろうが何だろうが加熱するということには変わりはないので、何かスグレモノはないかとネットでイロイロ探してみたらちょうど良さそうなツールがありました。十和田技研のヒートペンというヤツです。コイツはフィギア界では有名なツールらしくて、カンタンに言うと温度調節のできるプラスチック用ハンダコテなのだ。もしウチにハンダコテがゴロゴロしていなかったら即買っちゃいましたね(笑)
とにかくよっぽど買っちゃおうかと思ったのだが、ハンダコテで何とかなるだろうと思って、手持ちのハンダコテの中で一番小さいHOZANのH-130というヤツでとりあえず古いグロメットで試してみました。コイツは基盤修理に使っていたモノで、ペンシル型で先端が細くちょうどいい具合にグロメットに入りフレア形状になりそうだったのだが・・・。
ところがコイツは超小型なゆえに立ち上がりの温度上昇が早すぎて、すぐにコンセントを抜いてもグロメットが溶けてしまってケバケバが出てしまった。う~ん温度調整が難しいのだ。ハンダコテは約400度、プラスチックが溶ける温度は約200度位か、一発勝負でやるにはリスクが大きすぎるのだった。
で、温度調整用としてパワー(電圧)コントローラーを取り付けて試してみた。コタツのリモコンと同じようなヤツですね、これでギリギリ解けないように温度調節してみた。
う~ん、なかなかの出来なのだ。
こんなおバカなことをして喜んでいるヒマな人間はめったにいないとは思うのだが、もっとイイ方法を知っているヒトがいたら教えてください(笑)