丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ガット張りのコスト

2007-05-25 | malibu備忘録 
テニス用品のなかでもっともお金が掛かるのがガットだと思います。特にジュニアとか高校生だと頻繁に切れるので大変なのだ。近所に安く張ってくれるショップがあればいいのだけど・・・。と言う訳で、今回はケチな僕がどこまでガット代を安く出来るかという問題について少しだけふれておきます。

ガット張りのプロとアマの差は一言で言うと情報と道具だけだと思います。自分のラケットと友人のラケットを張るぐらいなら全く問題ないですね。逆に自分で張っている人達の方がある意味シビアだと言えます、毎回張りを自分でチェックしていますからね。

まあ、張りの品質うんぬんはそれと分かるほどのものじゃないし、張りでテニスが上手くなる訳は絶対にないのだった。同じラケット、同じガットならば、誰が張ろうが違いは硬いか柔らかいかぐらいのもので、プレイには全く影響ないと断言します。今回張りが柔らかい(あるいは硬い)と感じたら、次回は硬く(あるいは柔らかく)張ればいいだけのことなのだった。あの人が張ったから、あのショップで張ったから、ということで打ちやすくなったり、打球感が良くなったりというのははっきり言って気のせいです。ただ、なんでこんな張り方すんのってなことはありますけどね。

メーカーにもよりますが、普通単張りガットは表示価格の半額位で買えます。ロールで買うともう少し安くなります。さらに逆輸入品だとモノ(日本のメーカー品は海外で大安売りしているのだ・・・)によってはメチャクチャ安くなるのだった。

あとはマシンだけなのだ。ホームユースの電動マシンで約15万位。ショップで張る差額を考えれば、月5本張れば約1年で償却出来ますね。まあ、マシンを持っている友人がいれば一番イイのだけど・・・。

マシンの種類はいろいろあって、分銅式、スプリング式、電動式などがあります。もしこれから購入するのであればチョット高いけど、電動式のなかでもスタンド付のコンピューター式が最もオススメですね。これが一番キッチリ張れて、一番楽チンなのだ! 僕はこれまで全部使ってきたのだけれど、今はもうコンピューター式以外のマシンで張るのはイヤになっちゃうのだった。ホームユースのマシンでこんなに楽チンになったのはある意味スゴイことだと思いますねぇ、面倒くさがりやの僕が一晩で7本張ったこともあるのだ、エッヘン。







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ガットの張り方(9)

2007-05-23 | ガット張り 
アガシ張り

ハイブリッドで張るときに、メインガットの両端をクロスガットで張る方法。何故かと言うと、アガシ様は特注のラケット(メインガットの本数がやたら多い)のメインに単張りのアッシャウェー・ケブラーを使うため長さが足りず、それでクロスのナチュラルで補った方法。

有名人のマネをしたい気持ちはワカランでもないけど、理由があってやっていた訳で、はっきり言ってアガシ様の特注ラケットと単張りアッシャウェー・ケブラーの組み合わせ以外では意味のない張り方なのだ。
当然ハイブリッドでアガシ張りにするメリットは全くなく、めんどくさいだけです、ハイ。



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プロ・レッドコード

2007-05-19 | ストリング
テクニファイバーのガットは実は今まで使ったことがなかったのだ。というのも、なんとなく僕の周りでは誰も使っていなかったというか、あまり話題にもならなかったというか、う~ん・・・。

と言う訳で(なんのこっちゃ・・)、とにかく買ってはみたもののオイラには合わなかったというヤツ(元インターハイ選手、カッコイイのだ!)の残り物を、使ってみたいと言うヤツ(めちゃハードヒッター)のラケットに張ってみた。

使用ラケット:ウィルソン・nSix-One95(USスペック)、ゲージ1.25、テンション55Lbsです。

色はイイですねぇ!!!、nSix-Oneにぴったり合うのだ。
で、僕もちょっと試打してみたのだけど、まあ・・・これはいわゆる普通のポリなのだ。打球感は良くないし、ホールドも良くないし、まあこんなもんでしょ、という感じですね。現在、キルシュバウム・プロラインシリーズを試しているので全くと言っていいほど感動はないのだった・・・。



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キルシュバウム・プロラインシリーズ・レポート(3)

2007-05-10 | ストリング
今回は大した事ではないのですが、何時もそうだろうって、まあまあ・・・。エ~、このガットを張るときの注意点についてちょっと一言。

プロライン1と2ではガット自体の硬さが全然違います。で、同じゲージでもクランプ調節をプロライン2の方は少し強くしないと滑っちゃうのだ。これからプロラインシリーズを両方張ってみようかなと思っているホームストリンガーの同志の皆さん、気を付けて下さい。

それともう一つ、1.15ゲージはかなり細いので、エイトノットではノットホールの中に入り込んでしまってダメだと思います。出来たら二重にするとか、パーネルノットをお勧めします。

まあこれぐらいですか・・・。
付け加えるならばプロラインシリーズ(1.15)は打球感も最高ですが、今まで張ったポリの中で最も張りやすいガットだ!ということですね。

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キルシュバウム・プロラインシリーズ・レポート(2)

2007-05-08 | ストリング
前回、迂闊にも試打データを載せてなかったので遅ればせながら・・・

プロライン1、2ともにゲージ1.15、テンション52lbs。使用ラケットはバボラ・アエロプロドライブでコートサーフェスはかなり速いハードコートです。

今日で使い始めて3日目、最初はあまりにも打球感がいいので振り回してばかりいたのですが、今日はタッチを主体に試してみました。

プロライン1はやはりスーパースマッシュを使いやすくした感じなのだ。ハードヒットした時の爽快感に加えて、プロライン2には及ばないものの、スーパースマッシュよりも距離の調節はしやすいですね。スピンのかかりもメチャクチャ良いのだ。

プロライン2は、これはもうホールド感が最高なのだ!ハードヒットしなくてもこれは体感できますね。このガットの対象はハードに打ち込んでいくタイプのヤングプレーヤーにお勧め、とコスモジャパンでは言ってますけど、これはもしかして1.15ゲージなら一般のオジサンでも本当に気持ち良く打てるんじゃないかなと思っちゃいますね。

性格は違うのに、ちょっとまいっちゃうぐらいどちらもイイのだ。




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キルシュバウム・プロラインシリーズ試打レポート

2007-05-04 | ストリング
キルシュバウム・プロラインシリーズのファーストインプレッションなのだ。

プロライン1
カラーはクリアレッド、ワインレッドと言った方がいいかな。これが透明感があってなかなかイイのだ!スーパースマッシュを進化させたと言うとおり、爽快な打球感に加えスーパースマッシュには望めなかった繊細なタッチも可能にさせるガットなのだ。これは本当にいいですねぇ~。
スーパースマッシュの色(ハニーゴールド)は何も着色していない素材だけの色だったのですが、このプロライン1は着色(添加物を入れる)することにより柔らかさを出した感じです。

プロライン2
カラーはソリッドレッド、と言うよりローズレッド。こちらは透明感のないちょっとピンクっぽい色なのだ。う~ん、これもメチャクチャ良いのだ!打球感(音?)こそプロライン1には及ばないものの、ホールド感が良いのだった。たとえて言うならば、ルキシロンのアルパワーの打球感をすごく良くして、その上扱いやすくした感じなのだった。

プロラインシリーズ、これはポリガットの進化過程における一つの答えになるかもしれませんね、それ程いいガットです。とりあえず今日はここまで、このガットについてはまた追加報告をしたいと思います。




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Topspin Cyber Flash (2)

2007-05-03 | ストリング
トップスピン サイバーフラッシュ125

ドイツでストリング・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、去年からストリング・フォーラム・ネットでも話題のトップスピン社のサイバーフラッシュ125をやっと試打することができました。このガット、日本未発売と言うことでなかなか手に入らなかったのですが、偶然ヤフオクに出ていたのをゲットしたのだった。手数料その他かかってもテニスウェアハウスに注文しようかと思っていたところだったのでラッキーでした。

カラーはグレーと言うよりシルバーと言った方が良いくらいなのだ。ルキシロンのティモに似ています。

で、かんじんの打球感なのですが、期待感が大きかったせいかイマイチでしたね・・・。ポリプラズマをほんの少し硬くした感じで、スピンのかかりもそれほどイイとは思えないし、飛びも良いんだか悪いんだか・・・。悪くはないのだけど・・・。

僕の場合、現在ポリプラズマ1.18を使っているせいか、アドバンテージは全く感じられなかったですね。ただ、アメリカで売られている価格($7.49)を考えるとコストパフォーマンスにおいて優位なんでしょうね。ラケットに合わせやすいシルバーグレイというカラーとゲージ1.20が新たに出たということもあって人気(海外で)は続くと思います。あるいは、もう少し使ってみれば・・・。



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