現在ラボのハイブリッドは基本、バボラVS×アルパワー(ラフを含む)と、ポリで同じ銘柄のゲージ違いとラフ×ノーマルにほぼ限定されています。まあ最近、誰も他の組み合わせを指定しなくなったというか、僕が勧めないのでw
で、今回マリブ・ストリングラボが提案するハイブリッドとしてナチュラルガットのクールブリッドを試してみることにした。まあ高額過ぎるのでハッキリ言って今回限りになるとは思うのですが、アマチュアストリンガーの場合根本的にデータの蓄積自体が貧弱なので、こういうのもやってみること自体に意義がある・・かもしれないw
バボラのナチュラルは大まかに言って
トニックとVSの2種類があって、たぶんショップで張ってもらっている人の多くはトニックを使っていると思います。で、ナチュラルガットってのは柔らかくホールド感がある上に弾力があると思っている。もちろん間違ってはいません、とりあえずナチュラルガットですから、最も新しい
ルキシロン・ナチュラルもそんな感じです。
ただ、メチャクチャ高品質だったボウブランドのチャンピオンシップやパシフィックのオレンジブルを使ったことがある人にとっては、それに加えてシャープな打球感と、なによりも手に伝わってくる情報量の違いってのが今でも記憶に残っているんじゃないかなと思います。
バボラ・タッチVS(旧VSチーム)の場合、125はそれに迫る感じはあるもののシャープさとパワー感がちょっと劣る気がします。そして、130はパワー感はあるもののやはり硬過ぎる。で、中間のゲージがあればなと思っていた。まあ、あくまで個人的な意見ですがw
と言う訳で、中間のゲージってのは入手不可能なので、ハイブリッドにして試してみることにした。これまでの経験からメインガットに130、クロスを125にしてみました。
試打用のラケットはRF97レーバーカップエディション(レッド)です。
クロスもナチュラルなのでトップダウンです。
張る前にハンドストレッチはしますが、ナチュラルだからといって特別なことはしません、ラボでは普通にクールストリンギングです。
と言う訳でラボ主催の試打会(こじんまりとですw)をしたのですが、
おお、ナチュラルってこんなんだったよなあ・・とか、
うわっ、ホールド感が凄いのにボールが軽く感じるなあ・・とか、
打球感も飛びもちがうなあ・・とか、
で、まあ、結局のところ今のセッティングでイイかな・・とww
僕個人の意見としてはですが、ナチュラル独特の金属質の高音な打球音、ボールを重く感じさせないナチュラル特有のホールドと反発力、そして手に伝わってくる繊細な情報量、やはりシンセティックには未だ比べるに値するストリングは存在しないなと再認識しましたが、それでもまあ僕も今のセッティングでイイなと・・w 現在僕のお気に入りは
チューンドアルパワーです。