丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ナチュラルガット

2024-12-03 | ナチュラルガット

ラボでは諸々の事情でナチュラルガットの購入を控えていたのですが、在庫がほとんどなくなってきたのでナチュラルハイブリッドの供給を一旦停止することにした。

まあ、ナチュラルハイブリッド(ナチュラル✖️アルパワー)の使用者全員がハイブリッドアルパワーに移行したことが大きい、ホントよかった、よかったw

で、まあとりあえずラボでのナチュラルガットの張り方というか簡単な取説を紹介しておきます。

(1)ナチュラルガット(ハイブリッドを含む)は2本張りトップダウンが望ましい。

(2)ナチュラルガットはハンドストレッチが望ましい。

まあ(2)に関してはストリンギングルームに6m以上の空間が必要ですけどね。

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Bow Brand Championship と SIGNUM PRO Premium Gut

2021-12-24 | ナチュラルガット


ナチュラルガットはサバレス(ファーストゴールド)が消え、ボウブランド(チャンピオンシップ)が消え、パシフィック(オレンジブル)が消え、安定供給が可能なバボラ・VSさえも購入が難しくなってしまった。

他にも色々あるにはあるのですが、ラボでは最低ラインをバボラ・VSとしていた。まあ、贅沢と言われればそのとおりなのですが、チャンピオンシップとオレンジブルを使ったことのある者としては、その品質と打球感を忘れることが出来ないのだ。

と言う訳で、ラボでのナチュラルガットの供給はバボラ・VSの在庫限りで終了の予定だったのですが、シグナム・プロのプレミアムガットがボウブランド・チャンピオンシップに品質・価格共にかなりちかいモノだったので、こりゃあ予定変更だなと思っていた・・・

ボウブランド・チャンピオンシップとシグナムプロ・プレミアムガットの比較

画像左がチャンピオンシップ、どちらも約6mです。

並べるとプレミアムガットの方が色合いが濃いですね。

チャンピオンシップはボウブランドからナチュラルガットが消える直前に1パック12ⅿではなく、6ⅿが2個になっていました。品質を保つためだったのかもしれませんね。まあ、ラボでは昔からナチュラルガットはハンドストレッチで基本2本張りなのでまったく問題ないというか、ハッキリ言ってこの方が使いやすい。

拡大画像

すべて画像上がチャンピオンシップ、下がプレミアムガットです。

チャンピオンシップと比べると、
さすがにプレミアムのガット表面はザラツキ及び凹凸感が目立ちます。

まあそれでも品質に関しては十分でしょう。
現在使用中ですが、文句のつけようがないです。

ところが11月にこのブログで紹介した直後、SWでの在庫がすべて無くなり欠品状態が続いている。
残念ながら流通量に関してはやや問題があると言わざるを得ないですね。


 
追記
チャンピオンシップが消えた同時期、ハープ用の弦(もちろんナチュラルガット)もボウブランドから消えてしまったのですが、こちらはすでに復活しています。
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SIGNUM PRO PREMIUM GUT を使ってみた

2021-11-19 | ナチュラルガット


ラボではナチュラルハイブリッドは主にクロスにアルパワーを使うのですが、今回はキルシュバウムのプロラインX(120)を使った。まあ、なんとなくですw

ナチュラルハイブリッドということでクロスはクロスにタイオフ、
あまり意味はないとは思うけど、まあとりあえずw

ガット自体は巻き癖が少なく、その巻き癖もハンドストレッチでほぼ取れてしまいます。まあ、ナチュラルではスタンダードなバボラ・VSは巻き癖がとても強いので、ナチュラルガットは張るのが難しいと誤解されているのかもしれませんが、とにかくVSに比べると普通に張りやすいガットです。

で、この見た目がボウブランドのチャンピオンシップに似ているシグナムプロ・プレミアムガットですが、チャンピオンシップ同様ナチュラルガットとしては柔らかい部類に入ります。それも指先に伝わってくる情報量の少ないボケッとした柔らかさではなく、しなやかで指先に伝わってくる感覚が明瞭なガットですね。とてもホールド感が良いです。

バボラVSチーム(125)と比べると、シャープさでは劣るもののホールド感はシグナムプロの方が良いかなといった感じがします。もちろん、VSタッチ(130、135)とは比べ物にならないくらい柔らかく感じます。まあ、同じゲージで比べた場合でもこれはやはりコノミでしょうけどね、パワー感かホールド感か、あるいは・・・

ストリングに関しては十人十色でコノミしだいですが、ボウブランドのチャンピオンシップが好きだった人には、このシグナムプロ・プレミアムガットはチャンピオンシップとちがって130と135ゲージしかありませんが、それでも試す価値のあるガットだと思います。
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SIGNUM PRO PREMIUM GUT

2021-11-05 | ナチュラルガット



ラボではボウブランド・チャンピオンシップが消え、パシフィック・オレンジブルが消え、現在供給可能なナチュラルガットはバボラVSだけになってしまったのですが、これもSWで出荷規制がかかったので在庫限りになりそうだ・・・

と言う訳で、あまり知られていない(たぶん・・)シグナムプロのナチュラルガットについに手を出したのですがw、これが予想外に見た目がめちゃくちゃキレイでチャンピオンシップに似ている。

拡大画像


ガット表面にややざらつきがありますが、透明感はバボラVSよりも高く、チャンピオンシップにかなり近い感じがしますね。

過去の記事でナチュラルガットの比較をしたことがあるのですが、このシグナムプロのプレミアムガットはけっこうイイかもしれませんね。まだ張ってはいませんが、ちょっと期待出来そうです。
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Babolat VS Touch 135

2020-12-08 | ナチュラルガット


ラボではこれまで各種ナチュラルを試してきた訳ですが、現在安定供給が可能でコストパフォーマンスに優れたバボラVSが主力になっています。ゲージに関しては130より125の方が打球感が良いので125(旧VSチーム)の在庫を130(旧VSタッチ)より多くしています。

まあ、VS Touch 135 についてはたぶん誰も使わないだろうなと思ったのだけど、
もし聞かれた時に「あるよ」とさりげなく言いたいがためにとりあえず在庫しているw 

で、このラケットには130を使っていたのですが、前回クロスをアルパワー・ラフにしたところ、
やや耐久性に欠けるかなと思ったので本人にはナイショで135を使ってみることにしたw

ついでにエラストクロスも消耗の激しい6列目と8列目に変更、
パワーパッズ(ニュースティックオン)はメンドクサイので今回は無しw

そう言えば、VSに新色のブルーが出ましたねえ。VSブラックは発色がイマイチだったのでどうかなとは思いますが、とりあえず購入予定です。何故なら、そりゃあまあもちろんアルパワー・アイスブルーとのハイブリッドを試してみたいから・・・ですよねえw
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Babolat TOUCH VS

2020-03-29 | ナチュラルガット

右は旧パッケージ

パッケージデザインが新しくなったのと同時に、VS TEAM 17 は TOUCH VS 17 に変更、というか VS はタッチもチームも TOUCH VS に統一されたみたいですね。で、まあ、さすがは MADE IN FRANCE といったところで、デザインはまいっちゃうくらいカッコイイw

エラストクロス

ラボではナチュラルの使用率が結構高いのでとりあえず在庫しています。
これはまあサービス、必要な人はお好きにどうぞってな感じですw
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Babolat VS TOUCH 135

2019-02-20 | ナチュラルガット


個人的にVSタッチ135は使うことはないと思っていたのですが、
もしかしたら・・・、使いたいという人が来るかもしれないということで、
まあとりあえず1個だけ購入しておいた。

え~以前、VSチームとVSタッチのチガイについてのインプレを載せましたが、
補足として、Recommended Tension(推奨テンション)のチガイをここで追加しておきます。
ラボにあるVSタッチは130も135も Recommended Tension は同じになっていました。

Recommended Tension
VSチーム:22kg/48Lbs - 28kg/66Lbs
VSタッチ:24kg/53Lbs - 32kg/70Lbs

ラボでは今のところナチュラルガットは42~58ポンドで張っています。

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Babolat VS TEAMとTOUCHの違い

2018-09-03 | ナチュラルガット


現在市販されているバボラのナチュラルガットVSにはチームとタッチの2種類があって、125と130というゲージの違いがあるのですが、実際に使ってみるとゲージ違いというだけでは説明できないほどの打球感の違いがある。

僕はこれまでナチュラルはハイブリッドで使うために、130(8.5G)を使っていたのですが、VSタッチは他社の同ゲージのナチュラルと比べるとハッキリ解るほど硬く感じます。まあよく言えばパワーがあるなとw

で、ゲージの違いからチームはよりシャープな打球感が得られると思いこんでいました。

クロスはアルパワー^

ところが実際に同じラケットに同じセッティングで打ち比べてみると、明らかにタッチよりチームの方が柔らかくしなやかに感じます。これにはちょっと驚きました。チャンピオンシップやオレンジブルに迫る感覚です。まあ、だからと言ってタッチがダメと言う訳ではないです。叩いた時の感触は決して悪くはないですから。

拡大画像で比べてみると

画像上がタッチ、下がチームです。

比べると当たり前ですがチームの方が細いですね。ただ、表面加工に関しての違いは見つけられないと言って良いと思います。チャンピオンップやオレンジブルに比べると透明感に欠けますが、ルキシロンやクリップよりずっとキレイですw

まあ冷静に考えれば、ナチュラルの場合弾力及び伸縮性がシンセティックストリングに比べると比較にならないくらい大きいので、細ゲージは太ゲージより、同じ衝撃を加えた場合の伸びは大きくなるというのは極自然のことでした。これが伸縮性の低いシンセティックストリングとの決定的な違いですね。

と言う訳で、このところゲージを細くしてパワーと耐久性を犠牲にしても、チャンピオンシップやオレンジブルのような感覚を求めてタッチからチームへの変更が多くなり、ただでさえ少なかったチームの在庫があっという間になくなってしまったw

まあ、個人的にはタッチのパワー感も捨てがたいのでどちらでもイイかなとw
ただ、次回チームを使う時にはテンションを上げようと思っています。
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Babolat VS TEAM

2018-08-21 | ナチュラルガット


何故か最近、というかちょっと前からストリンガーズワールドで、VSタッチよりVSチームの方がやや安くなっているのでとりあえず買っておいたのですが、誰も張らないのでまず僕が張ってみることにしたw


ラケットはスリクソンV3.0、クロスはアルパワーでメインクロスともに46ポンド、ボトムアップのクールストリンギングです。メインナチュラル、クロスアルパワーというウチのクラブの長老達の標準的なハイブリッドですが、チャンピオンシップとオレンジブルがなくなってしまった(じつは少しだけ残っているのだけど・・)今となっては、ナチュラルの選択肢はVSタッチかVSチームの二つだけになってしまった。本当に残念です・・・。
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バボラ トニックプラス (2)

2018-01-22 | ナチュラルガット

バボラ トニックプラス ボールフィールです。

VSタッチ(画像右)と比べると、

手で触った感触はVSに比べると若干ザラツキ感があります。
消毒液臭はVSと同じw


拡大画像

表面の凸凹は思ったよりも小さいが、これがザラツキ感の原因ではある。
それと、光の反射の違いで白っぽく見える部分がある。
その部分を特定した画像がコレ。

こういう部分がけっこう多くあります。

スリクソン REVO CV3.0 に張ってみた。

クロスはアルパワーです。

VSタッチを同テンションで張っているスリクソン V3.0と打ち比べてみると・・・

フレーム特性の違いは確かにあると思いますが、打球感はVSとは明らかに違い、シャープさに欠け、もっさり重く感じます。良く言えばマイルドと言えなくもないですが、手に伝わってくる情報量が違うと言えば解りやすいかと思います。まあ、ゲージが太いということもあるでしょうが、やはり同素材なので品質と加工の差が大きいと思います。それと、この品質でゲージをこれ以上細くするとたぶん切れやすくなるので、バボラブランドの製品として市場に出すにはリスクが大き過ぎるのかもしれませんね。

パシフィック・プライムガットが市場から消えてしまった今となっては、バボラVSしか選択肢はなくなってしまったかなと、個人的にはそう思います。

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バボラ トニックプラス

2018-01-18 | ナチュラルガット


トニックプラスは僕がナチュラルガットを購入しているショップでは、VSタッチとの価格差は350円位でしかないので、今まで購入しようと思ったことはありませんでした。ところが最近、偶然入った大手スポーツ店で何故か大安売り(66%OFF)していたので、VSとの差はどんなものなのか比較をするために購入してみた。

と言う訳で、次回は購入したばかりのスリクソン・レボCV3.0に、アルパワーとのハイブリッドでのインプレを予定しています。


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Bow Brand

2017-10-01 | ナチュラルガット


ハープの弦も一時期品薄だったこともあったらしいのですが。
チャンピオンシップも復活してくれんかなあ・・・。
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ルキシロン・ナチュラルを使ってみて

2017-04-01 | ナチュラルガット
なんだかテニス業界をあげて大騒ぎしている感のあるルキシロン・ナチュラルですが、結局のところ、僕にとっては使いやすい柔らかめの普通っぽいナチュラルでした。 価格は普通じゃないけどw 

このガットに関しては、オーガニックなんとかで材質がどうのとか、ハイブリッドのための低摩擦コーティングだとか、史上最強のナチュラル(意味不明w)だとか、かなり期待をしていたのですが、現物はその価格にしては肝心の表面処理が荒過ぎて、逆にちょっとビックリしてしまった。

故にクロスポリ(アルパワー)のハイブリッドにすると、打球感はとても柔らかくマイルドですが、その分パワーとシャープさに欠けるな・・・と感じました。 ええ、もちろんナチュラルガットですから、普通に良いということは間違いのないところですが、その価格を考えるとどうしても辛口になってしまいます。 個人的にはと言っておきますが、パシフィック・オレンジブルには遠く及ばないし、バボラ・VSがバーゲン価格に思えてしまった。 

それと、パッケージがジップロックになっているのは便利ではありますが、ハイブリッド用というならハーフポイントマークではなく、思い切ってハーフ2個、あるいはハーフパックの方がさらに使いやすいし、品質も向上するんじゃないかなと思います。

以上、ルキシロン・ナチュラルでした。
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ルキシロン・ナチュラルを他のナチュラルと比較してみた

2017-03-22 | ナチュラルガット
ルキシロン・ナチュラル

ガット表面は荒いですね。
ハーフポイントマークはグリーンです。



バボラ・VSタッチ


パシフィック・オレンジブル


ボウブランド・チャンピオンシップ


クリップ・グル

クリップ・レジェンド


こうして比べてみると、ルキシロン・ナチュラルのガット表面はレジェンドに近いですね。
それにしてもオレンジブルとチャンピオンシップは美しい・・・
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ルキシロン・ナチュラルを張ってみた

2017-03-20 | ナチュラルガット


高価なガットですが、自然の牧草で飼育された牛の腸を使っただけで、松坂牛とは違いますw


バボラVSタッチと比べると、ガット表面の感触はわずかにザラついている。 色もやや濃いですね。
ハイブリッド用ということで、パッケージがジップロックになっています。 開封も気を使わなくて済みます。
それと、VSとちがって消毒液臭はないですw

画像上がルキシロン、下がVSタッチです。 まあ、画像では解りにくいですがw

比較のため、時間を置かずに同テンションで張ってみた。

ハンドストレッチすると、VSはやや巻き癖が残るのに対して、ルキシロンはすっかり取れてしまいます。
ストリンギングに関しても、VSはキンクしないように気を付けないといけませんが、ルキシロンはその必要が全くないくらいです。 これは非常に張りやすいガットですね。 ただし、VSに比べると表面抵抗が大きいので、クロスガット(アルパワー)はやや通しにくいです。 ストリンギングに関してはクリップのグルにちかい感じがします。

打球感はVSに比べると柔らかいですね。 特にオフセンターヒットでの感触はVSに比べると手に優しく感じます。 ただ、これはコノミの分かれるところだと思います。 実際、普段フルポリ(ヨネックス・ファイア120)を使っているウチのオクサンなんかはVSの方を気に入ったみたいですからw 僕は今のところ保留ということでw、まあ高価なガットなので、とりあえず切れるまで使ってみようかなとw  
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