年末恒例としている、ラボで使っている道具達の紹介なのですが、今年はほとんど変化が無かったので、まあ、とりあえず、それぞれの特徴を僕なりにまとめてみました。
スターティングクランプ
ヨネックスAC618H
ガットに与えるダメージは、現在ラボで使っている全てのスターティングクランプの中で最も少ないです。 ただし慣れるまで調整はちょっとだけメンドクサイ。
バボラ
こいつはかなり古いものですが、ガットに与えるダメージはニューモデルよりも少なく、スプリングも強力です。 僕はマルチガットのスタートにはこれを使っています。 しかし、いつまでも古い道具にこだわってばかりもいられないので、ニューモデルが出る度に購入しているのですが、
このところのバボラはツカミ部の目は粗く、スプリングも強いとはとても言えないです。 見た目だけはカッコイイのですが。
テクニファイバー
ハッキリ言って品質は良くないです。 スプリングも弱いので、スターティングとしての性能は低いというか、ちょっと使えないです。 ただ、ツカミ部の目はかなり細かく、全体的に小振りで軽く使いやすいので、1本張りでショートサイドの止めに使っています。
と言う訳で、最近のバボラとテクニファイバーのスターティングクランプはオススメ出来るようなモノではないです。ブランドにこだわりが無いなら、比較的安価で手に入りやすい他メーカーのモノでイイかなと思います。
ニッパーかハサミか・・・
僕はケブラーも切れるハサミを使っていますが、ハッキリ言ってケブラーを使う人はほとんどいないので、ガットが切れればどちらでも好きな方で良いかと、まあ、やや小振りなモノが使いやすいと思います。
プライヤ
一時期、ツカミ部の形状が網目になっているものにこだわっていましたが、金属を掴む訳ではないので、こだわりが無ければごく普通のもので全く問題ないです。 まあ、これもやや小振りなモノが使いやすいかなといった程度です。 パーネルノットで有名なミスター・パーネルは素手で引っ張っているくらいですからw
リペアプライヤ
最近はバボラのニューモデルを使っています。 旧モデルに比べると一回り大きく、たいして力を入れなくてもガットが潰れるくらい強力です。 加えて、ツカミ部の目はやはり旧タイプに比べるとかなり粗いので、力加減に注意が必要ですね。
オウル
ガットホールの大きさと場所によって色々使い分けていますが、僕の場合、クジリというヤツ(画像上2本)を加工したモノを使うことが多いです。 最近の大きめのガットホールにも対応しやすいし、なにより全長が短いので使いやすいです。 ホームセンターで200円位で売られています。
セッティングオフオウル
ストリンガーの必需品とも言われていますが、僕はずいぶん前から使わなくなったなあ・・・。
ストリングカッター
これはまあ万能ハサミですね。 僕は斜めに縦横同時にバッサリと切ります。 最近のゴツイタイプより安価な旧モデルの方が切れ味は良いです。
まあ、とりあえず、こんなところですか・・・。