malibu string labo では、打球感というものは張り方ではなくラケットとストリングで決まるものだという前提の下、公開できない(したくないとかw)ようなストリンガーの技術とかデータとかいったモノは出来るだけ排除(まあ、ハッキリ言って知らないのでw)というか、なくてもOK、誰が張っても変わらないシンプルでカンタンラクチンな張り方を追求しています。え~、プロテニスの世界とはまったくちがうと言っておきます、僕の知らない世界なのでw
このブログでは何年か前に約半年間の検証後、ラボオリジナルのクールストリンギングを公開しました、もちろんロハでw これはボトムアップでもトップダウンでもテンション操作無しでフェイス全面がほぼ同じ面圧分布になるという手法でした。
ただ、トップダウンの場合はトップ側は広がりボトム側は細くなるという傾向に変わりはありませんでした。まあ、ラボでは当時ボトムアップが主流だったのでほとんど問題はありませんでした。しかしながらナチュラルガットを使ったり、カンタンラクチンなストリンギングを追求するとやはり2本張りトップダウンになると思います。張り上がりのクォリティも高いですし。
で、試行錯誤の結果、ラケットセッティングを変えるだけでフレームの変形が抑えられることが解ったので、これでやっとラボのスタンダードをクールストリンギング・2本張り・トップダウンにすることが出来ました。
これまでのセッティングは
マシンセンターに固定していました。
ポスト位置はフェイスサイズ約95~100位を想定しています、まあテキトーですがw
クールストリンギング(改)のセッティングでは
フレームヘッドを出来るだけポストに近づけて、ボトム側は離して固定。ボトム側に関してはフェイスサイズ100以上、あるいは縦長のラケットはポストの位置を広げる必要があるでしょうね。
これにより、ほとんどのラケットでトップ側のみならず、ボトム側が痩せるという事も少なくなりました。マシンセンターに固定してボトムアップで張っていた時よりもフレームの変形は少なくなったと断言します。まあラボの環境では、と、一応言っておきますw
例1 ウィルソン・プロスタッフRF97:クロス-4ポンドでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
例2 バボラ・ピュアドライブ:全域同テンションでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
例3 ウィルソン・ブレード98 (16×19):全域同テンションでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
例4 ウィルソン・ブレード98S (18×16):クロス+4ポンドでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
例5 ウィルソン・ブレード98V8 (18×20):全域同テンションでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
例6 ウィルソン・ブレード98V8 (16×19):全域同テンションでトップ、ボトムとも目立つ変形なし
え~、ウィルソンが多いのは様々なストリングパターンがあるということで、ヘッド、ヨネックス、プリンス、その他、今のところボトムアップのテンションデータと同じでまったく問題ありません。
ガット張りは自己責任でお願いします。
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