丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

今月の珈琲

2014-01-24 | malibu備忘録 
【 ブラジル・セハド・グランジ・MOKA 】
農園情報
地   域: スルデ・ミナス サント・アントニオ・ド・アンパウロ
農   園: セハド・グランジ・MOKA
生 産 者: ラケル・リベイロ・アギアル(Raquel Ribeiro Aguiar)
標   高: 900~1150m
生 産 処 理: パルプトナチュラルとナチュラル
品   種: モカ(MOKA)

ブラジル・スルデ・ミナス地区のサント・アントニオ・ド・アンパウロ町のコーヒーのご紹介です。

現在、丸山珈琲ではブラジルの2つの地域からコーヒーの買付けを行っております。ひとつは、セルトン農園などでお馴染みのカルモ・デ・ミナス村。ブラジルのコーヒー生産エリアの中でも高地にあり、ブラジルコーヒーとは思えないようなフローラルでフルーティーなコーヒーが作られます。

そしてもうひとつは、今回ご紹介するセハド・グランジ・MOKA農園や、皆様にも大変馴染み深いサマンバイア農園など約20の農園が所属するサント・アントニオグループのコーヒーです。
この地域の特性を活かしナチュラル、パルプトナチュラルに特化しコーヒーの生産を行っています。伝統的なブラジルコーヒーに見られるチョコレートやナッツ、キャラメルの味わいを持つ素晴らしいコーヒーが安定的に作られます。


それと、もうひとつ。

【 コスタリカ・エルバス・ヴィジャサルチ 】
農園情報
地   域 : ウエストバリー地区 ナランホ
農   園 : エルバス
マイクロミル: エルバス
オ ー ナ ー : アントニオ・バランテス
標   高 : 1,600メートル
品   種 : ヴィジャサルチ(※1)
生産処理方法: ハニープロセス(イエローハニー)(※2)

 ※1 ヴィジャサルチ種という品種は、ブルボン種がこの土地独自に変化した土着品種です。
 ※2 ハニープロセスとは、コーヒー豆の周りについている「ミュススラージ」と呼ばれる粘液質(糖分を含み、甘い)を一定の割合つけたまま乾燥をさせる生産処理方法です。
粘液質を取り除く割合(あるいは全く取り除かない)によって、味に違いが生まれています。
除去率をどの割合にするのか決定するにも、豊かな経験と高い技術が必要となります。

丸山珈琲ではおなじみの、コスタリカ、ウエストバリー地区の優良マイクロミル[エルバス]です。
今年は、昨年に引き続きエルバスより「ヴィジャサルチ種」「ゲイシャ種」の2種類をご用意いたしました。
第1段の今回は毎年ご好評頂いている「ヴィジャサルチ種」をご紹介いたします。
オーナーのアントニオさんは、13人兄弟の姉妹で、それぞれが名前のついた農園を持っているコーヒー一家です。
ご兄弟のお一人が、コスタリカ・シンリミテスのオーナー・ハイメさんの奥様マイベルさんです。
この2つのミルは隣同士で、大変近くに位置しています。

以上、丸山珈琲より


僕のコノミに合うコーヒーは、なんだかブラジルとコスタリカに多いので、
今回は迷わずこの2種類、合計2.5kg購入しました。 

どちらもまいっちゃうくらい美味しい。 
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スナップオン  SGDMRCE44

2014-01-17 | ストリングマシン&ツール 


スナップオンのラチェットの正逆切り替えスイッチは、回したい方向に動かすという仕様なので、感覚的に使いやすい。 まあ僕にとってはですが・・・。 で、何故か他のメーカーはほとんどが逆なので、一度スナップオンを使うと他のモノはどうにも使いづらくてしょうがない。 もし、全てのメーカーが同じ仕様だったら、スナップオンは絶対に買わないと思う。 もうね、ハッキリ言ってスナップオンは高価過ぎるから(笑)

で、その高価過ぎるラチェットドライバーをまた買ってしまった(笑)

こいつはグリップを2段階にネジって、ガングリップにすることが出来る。
最初は単純に折るのだと思っていたのですが、



これがなかなか面白い! しばらく遊んでしまった(笑)

エンドキャップを開けると、プラスとマイナスのビットが入っていた。


ビットをエンドキャップに装着するとスタビとして使える。 
でもまあ、エンドキャップは小さく、テーパー形状でつまみにくいので、あまり実用的ではないです。

ショートラチェットと比べると

同じモノだと思っていたのですが、ちょっとデカイ。 見た目はソックリでも、内部構造がまったく違っていて、分解がヒジョーにカンタン(正転状態で切替スイッチ上部のアナに細い棒を突っ込むだけ)になっている。 ただ、カンタンになったぶん、切り替えスイッチのクリック感が希薄になってしまって、なんだかちょっとツマラン! というか、これはユル過ぎる!! 


これが分解図 


試しに分解してみたのだが、こんなんでイイのかっ!と思うほどシンプル。
とりあえず、グリスアップして組み直したらカリカリ音がほんの少し静かになった。  

シャンクは3種類

比べるとこんなカンジ

1番長いのは、ストリングマシンのクランプベースを外すのに丁度良い。

ついでにPBのラチェットと比べる

まあ、PBはカワイイけど、コイツのせいで出番はなくなるな・・・。

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クニペックス ケブラー用ハサミ

2014-01-16 | ストリングマシン&ツール 


このところずっと、僕はガットを切るのにニッパーではなくハサミを使っています。 まあ、どちらでもいいんですけど、ハサミだと張り終えた後の余ったガットのキレッパシを束ねて、一気にバッサリ細かく切ることが出来る。 まったく些細なことかもしれないですが、僕はシロートとしてはケッコウ張る方なので、ゴミ出しがとてもカンタンになったりします。

ところが、試してみたヒトもいるとは思いますが、普通のハサミでガットを切るのはなかなか難しい。 特に刃の先端でガットをカットするのは無理ですね。 ストリングカッター(万能ハサミ)なら可能ではあるのだけど、ちょっとモノがデカすぎる。 やはり、フレーム際でキレイにカットするだけなら、小型のプラスティックニッパーが最適でしょうね。 

と言う訳で以前、プロストリンガー御用達というコロシ文句によろめいて、アルスーパークラフト370というハサミを買ったのですが、その時にどちらを買おうかと迷ったのがコレです。 まあ、ハンドツールにちょっとでも詳しいヒトなら、迷わずクニペックスを選ぶのがアタリマエっちゃあアタリマエなんですけどねえ・・・。 結果的にはどちらもちょっと失敗・・・というか、もっと安くて使いやすいホーザンのハサミを見つけたので、さすがの僕もこれにはそうとうに高い授業料を払ってしまったなあと、今でもほんのすこしだけ後悔しています(笑)

で、前にも説明しましたが、ガット用に僕が使っているケブラー用ハサミは、どれも形状が普通のハサミと違って剪定バサミのように刃が短くなっています。 ダイジなのはソコなんですね、これで刃の先端でもラクにガットが切れるんですね。 で、このクニペックスですが、今現在 malibu Gut Labo で使っているホーザンのハサミ(N840)に比べると切れ味自体は良いものの、刃がやや長く、先端のデザインもちょっとビミョ~で、タイオフ時のフレーム際でのカットにおいては、ホーザンの方がモンクナシに使いやすいですね。 

このホーザンN840は低価格なだけに材質はステンレスで、見た目もちょっと安っぽいのですが、刃の形状デザインがよく考えられていて、ストレートではなく、わずかにアールが付いていて先端が尖っています。 このことがフレーム際でのガットの切断に向いているんですね。 もちろん、メーカーではこんな用途は考えてはいないでしょうから、偶然から生まれた必然と言ったところでしょう。


まあ、このクニペックスは刃がやや長いので、先端部での切れ味はもうひとつではあるのですが、ラケットのストリングの交差点をナナメにバリバリ切ることが出来るし、キャップも付いているので、テニスバッグに入れておくにはちょうど良いですね、ちょっと高いけど(笑) 

と言う訳で、このクニペックスのケブラー用ハサミは、ストリングツールとしては、ハッキリ言ってオススメじゃないです(笑)
 
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ピュアドラチューン Ⅱ

2014-01-15 | ラケット 


ヘッド・ラジカル派の僕の相棒なのだが、どういう訳か現行ピュアドライブを手に入れたのはいいのだけど、期待通り(笑)、どうにも気に入らないとウルサイのだ。 で、僕がチューンしたピュアドライブ・チームを試打して、これはぜんぜん違うのねと、エラク気に入って、自分のも同じ様にチューンしてくれと言いだした。 まあ、僕も現行コアテックスモデルをチューンしたらどうなるかちょっとだけ興味があったので、暇な時にやってやるよと引き受けてしまった。 とりあえず材料はあるしね。

と言う訳で、

つい最近、バボラ・ツールセットはもはや大金払って買う価値なし!と、コキオロシタばかりで、それについては訂正するつもりはサラサラないのだが、レッドテープを馴染ませるというか、グリグリ押し付けるのにバボラのセッティングオウルがちょうどいいのに気付いた。 というか、僕の弟子達(エラソーw)に手持ちの使ってないセッティングオウルとかスターティングクランプとか、暖簾分け(笑)に持たしたので、他のはどうだか定かではないのだが、これはこれで溝にピッタンコで、キレイにストリングホールが浮き出てくる。 


で、同じくバボラのオウルでアナを開ける。 まあそれだけでしかないのだが、たまにはバボラ・ストリングツールもすこしは役には立つ、かな・・・、とりあえず歯ブラシの柄の代わりくらいにはなる(笑)

新しいグロメットに替える。

ヘッド側とボトム側のグロメットを先に入れておいて、最後に両サイドグロメットを入れて完了。
まあ、古いグロメットを外すのがちょっとメンドクサイくらいで、あとは意外とカンタンです。

で、このチューンの効果はというと、コアテックスとはいえフレームの中はスッカラカンなので、フレームとグロメットの間にレッドテープが入ると、中身の詰まったラケットのように振動がイイ具合になくなるのと、面の安定度が増すってところですか・・・。 

それと、ガンマのレッドテープは薄いので、これだけ張っても約7g増にしかならないです。 まあ、それでもややヘッドヘビーになるので操作性に関してはなんとも言えないですが、まあ、元が軽いラケットではあるし、ピンポイントに重量配分した訳ではないので問題ナイかと・・・。 ただ、バランスをとるためにグリップ側にレッドテープは張らない方が良いかもしれないです。 僕の場合はソリンコ・プロトコルでサーブが入らなくなりました。

まあ、しかし、ちょっと打ったくらいではなんとも、結局のところラジカルに戻るんじゃないかと(笑)
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