ホーザン N-840 ヘビースニップ（ギザ付） 補足

価格が安いということで携帯用として購入したN-840ですが、これが思いのほか使いやすく、特にタイオフ後のガットの切断では、アルスーパークラフト370よりコッチの方が断然使いやすいので、このところN-840ばかり使っている。

で、遥か昔のことだけど、人間工学を勉強した（記憶があるような・・笑）この僕が、この2社のハサミを比較してみることにした。

クラフト370のブレード形状


こちらはN-840


クラフト370はストレート形状なのに対して、N-840はアールが付いている。

拡大してみると、ちょっとオモシロイ。

クラフト370

もっと拡大すると

これがマイクロエッジ加工というヤツですね。

N-840


コチラもさらに拡大する


なんだか、大雑把な気もする・・・

と言う訳で、クラフト370の方はマイクロエッジ加工というだけに、非常に細かくキレイに加工されてますね。　さすがに高価なだけのことはあります。　材質も造りも良いし、見た目にも高級感が漂っているのだ。

N-840の方はと言うと、2枚のブレードの加工がまったくちがっていて、片方は細かいというか、テキトーなカンジなのに対して、もう片方は、ノコギリ状に大胆に加工しています。　で、どっちのブレードを上にするか下にするかによって、ガットを切断した時のキレッパシの飛び方がちがってきます。　ノコギリ状のブレードを上にしてガットをカットすると、キレッパシはピョイ～ンと上に跳んでちょっとオモシロイ！

で、何故ヤスッポイN-370の方が使いやすいかと言うと、見ての通り、クラフト370に比べてN-840の方がブレードの先端が鋭いので、刃先をガットとフレームの間に入れやすく、ガットを切断する時に長さの調節が断然しやすいということなんですね。

ホーザン N-840 ヘビースニップ（ギザ付）

ホーザンの工具は昔からごく普通によく使っているのですが、まあハズレはなかったと思う・・・。　で、今回買ったモノはアラミド専用ではなくて、アラミドも切れるハサミなのだ。　ずっと前からテニスバックに1本入れておく、やや小さめのハサミが欲しくて、以前、鉄腕ハサミGTを買ったのですが、これはガットが思っていたようには全然切れなくて、大失敗だった。　コイツは見た目だけはそうとうに働きそうだっただけに、ハラが立って捨ててしまおうかと思ったぐらいなのだった（笑）

僕がガット切りにハサミを使う理由は、とにかくニッパーに比べて持ちやすく、バリバリと連続で切りやすいということなのですが、実際に使えるハサミってのはなかなかナイですね。　とりあえず今のところクルマのキーホルダーにしている、ビクトリノックス・ミニチャンプのハサミを、テニスコートでガットが切れたときに仕方なく使っているのですが、これでガットを切るのはちょっとオオゴトなのだ。

で、ホントかどうかはちょっと疑わしいところなのですが、ストリンガー御用達のハサミと言えばアルスーパークラフト370らしく、とりあえずモノズキな僕も使っている。　コイツはアラミド専用で、普通のホームストリンガーなら絶対買わないような、メチャクチャ強気な価格設定です、ハイ。　ハッキリ言って、普通のガットを切るだけなら、ホームセンターで買えるニッパーで必要十分ですね。


画像下がアルスーパークラフト370

今回購入したN-840ですが、形状はクラフト370にソックリで、サイズがやや小振りです。　テニスバックに入れておくのにもちょうどいいサイズなのだ。　

と言う訳で、アラミド専用ハサミは、とりあえずアラミドも切れるハサミにくらべて、どのくらいアドバンテージがあるのかくらべてみた。　価格はクラフト370がラケット１本分くらいに対して、N-840はガット１個分くらいです。　まあ素材がスーパーハイスとステンレスですから、価格のチガイはしょうがないというか、ポルシェとカローラをくらべるようなものかもしれんね（笑）　

もちろん、アラミドなんてこれまで張ったこともないし、一度はどんなものか使ってはみようとは思っているケブラーとかも、今のところ在庫してないので、残念ながら試し切りをすることが出来ないのだけど、まあ、とりあえずポリガットでもいいでしょ（笑）

ところで、一般に何故ニッパーがガット切りの代表選手かというと、タイオフ後のガットの切断は刃の先端しか使えないということに尽きますね。　普通のハサミでは刃の先端でガットを切断するのはカンタンではないです。　で、クラフト370が使いやすいのは、剪定ハサミの様な形状で、軽い力で硬いものを刃の先端でカットしやすくなっているからなんですね。

まあとにかくN-840を実際に使ってみたところ、コイツは期待していた以上にサクサク切れます。　感覚的にはクラフト370よりもコッチの方がよかったりして・・・　アラミドの切断とか耐久性とかになるとまたちがってくるのでしょうけど、携帯用くらいにしか考えてなかった僕としては、これはかなりショックというか、うれしい誤算というか・・・　いったい今までなにをしていたんだろうって・・・

今回紹介したHOZAN N-840は、実売価格もホームセンターで売られているニッパーとあまり変わらないか、あるいはモノによっては安いくらいなので、現在ニッパーを使っているホームストリンガーのミナサンには、ぜひ使ってみてもらいたい一品です。　もんくなしにオススメです！！

なんてったってグラファイト！とりあえず復活なのだ！

右肩鍵盤損傷から約半年経ったのですが、関節部の骨がささくれだっているせいか肘を上げようとすると、角度によってはゴリゴリして、まだまだ痛いし力も入らないのだ。　で、速いタマをバックハンドスライスで返そうとするとかなり痛むことがある。　これはもちろんミスショットなのだけど、性格の悪い僕は、自分のヘタさは棚に上げてラケットのせいにすることにした。

と言う訳で、グラファイト復活なのだ。　ちょっと前にグラファイトに最新ポリを張ったら、どんな打球感になるか試したことがあって、メンドクサイので、とりあえず張り替えずにその時のまま使っているのですが、ケッコウイイ・・と言うか、ラケットはある程度重量がある方がいいのか、あるいは薄いフレームのシナリ具合がいいのか、ハッキリ言ってよく解らないのだけどミスが減るのは確かなのだ。　

ただし、ラケットの進化ってのはスゴイものがあって、最近使っているピュアドラに比べると、まったく飛ばないしスピンもかからないです。　もう、ほんと、ぜんぜんスピード感がないので、ちょっとそうとうに情けなくなってしまいます。　もしかして、ミスが減るのは単純にそのせいかも・・・。　でもタマに使うと、グラファイトは今でもやっぱりいいと思ってしまうのだった。　

う～ん、これはプロスタッフ購入にさらに弾みがつきそうだな（笑）　

Federer Analisi Servizio

Federer Analisi Servizio


フェデラーになりたいのだ！

パッケージかロールか

『裏日記』さんで少しだけ白熱している話題なのですが、ホームストリンガーの僕の場合は、新製品とナチュラル（これはロールがないし・・）以外は出来るだけロールですね。　おっとムゲンもロールがなかった。　

まあ価格が安いということも、あると言えばあるのですが、やはりロールの方が巻き癖が少ないので張りやすいということが最大の理由です。　僕はメンドクサイのがダイキライですから。　

たぶん、価格だけで購入するとしたら、僕の場合はですけど、パッケージでもイイかもしれないですね、使ってない不良在庫のロールがちょっとそうとうにコロがってますから（笑）

一時期、ルキシロンにハマッていた時もバカ高いロールを購入していました。　ホームストリンガーの方ならご存知の通り、コイツだけはパッケージでもロールでも価格はたいして変わりませんね。　長さを間違えて切り出しに失敗したときのことを考えると、パッケージの方が良かったりして（笑）

ただ、ショップでパッケージをレジに持って行って会計をしたのに、ロールから切り出されるのはちょっと問題アリかもしれませんねぇ・・・

新旧 ウィルソン SIX.ONE 95 を比較してみた (２)

僕は〔K〕Six.One95を最後にウィルソンからキッパリ手を引いたつもりだったのだけど、最近、Pro Staff Six.One 95が気になって仕方ないのだ（笑）

で、かねてより疑問のあった新旧Six.One95を同じガット、同じテンションで何人かで打ってみたのですが、僕はやはり〔K〕の方が打球感もいいし、シナリもより感じるし、なによりボールをしっかりつかんだ後の弾くカンジがとてもいいと思いました。　2012モデルは〔K〕に比べると鈍く、ボールが重く感じます。　これはSix.Oneを初めて使ったヒトも同様な意見でした。　

ところが、ウチで最も速いタマを打つヤツは、2012モデルの方がコントロールしやすく、〔K〕よりずっとイイと言います。　まあコノミとかプレイスタイルとかのチガイもあるのでしょうが、もしかしたら思い込みなんてのが一番大きかったりして、ニューモデルの方がイイに決まっていると（笑）　ただ、スウィングスピードがまったくちがうので、それが大きな要因の一つではあるのでしょうね。

まあ、とにかく〔K〕の方がフレーム厚がやや薄いこともあって、アタリマエに撓ります。

ガットはRPMブラスト130、テンションは52lbsです。

ボールの作り方

HEAD Making of: My favorite ball


う～ん、ヘッドのボールは使ったことはナイです。　僕は普段、練習用にはダンロップLPを、ゲームではスリクソンかフォートを使っています。　まあとくにこだわりはないですけどね。

US Open

What a wonderful world - LOUIS ARMSTRONG.


New York State Of Mind / Billy Joel




サッチモ、ビリー・ジョエル、サイモン＆ガーファンクル、そしてオリバーストーリー（これはちょっと解らないか・・）
まあとにかく、一度は住んでみたい街ニューヨークなのだな。