最近のラケットの傾向として、ストリングの稼動域を大きくするためかストリングホールを大きくしているラケットが増えている。で、メーカーによってはタイオフする場所をフレア加工しているので、特に伸び率の高い細ゲージのマルチストリングだと、使っている内にノットがグロメットの中に食い込んでしまうことがある。
張り替える前の状態
メインストリングのノットはグロメットの中にかなり入り込んでいますね。
ノットはパーネルノット、ラケットはヨネックス・ブイコア100、ストリングはヨネックス・レクシスコンフォート125です。
で、ラボではその対策としてエイトノットを2重にしたりとか、パーネルノットを2重にしたりとか、エイトノットとパーネルノットを組み合わせたりとか色々試してみたのですが、どれもグチャグチャで見た目がまったくよくない。フィッシャーマンズノットとかも試してみようかと思ったのですが、もうとっくの昔に忘れてしまっているw
で、落ち着いたのがコレです。
その手順ですが、とりあえず一度クルリと回し、
締めた後、
パーネルノットを作る。ただそれだけw
カンタン過ぎて既に誰かがやってるかもしれませんが、まあとりあえず。
角度を変えて見る
クロスはパーネルノット
基本パーネルノットなので普段の手順とほとんど変わらずカンタンラクチン。最初のノットは小さく、グロメットの中にほぼ納まるので、見た目の違和感もまったくと言っていいほどないですね。