うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

風邪なのに、病院?!

2024年12月21日 | 日記

風邪を引いているのに、

病院へ行ってしまった・・・。

 

おはようございます。

風邪なのに、病院だ。

父さんの様子が一変した。

何がどうと言われると、説明し難い。

目が虚ろで、声にもハリが無く、ひたすら眠いと言って、

座っていても居眠りしてしまう。

朝も晩も分からない様子だ。

 

そんな訳で、木曜日急いで病院へ連れて行った。

昨今、風邪引きは病院へ入りづらい。

私は、問診で医師に現状を伝え、その後は病院の外で待機していた。

父は血液検査、CT、点滴を受け、医師からの診断は、

「軽い肺炎ですね。

年齢的に、軽い菌にも感染すると、重症化する時があります。

まずは、抗生物質を飲んで、頑張ってご飯食べましょう。

どうにも、口から上手く栄養が取れないようなら入院した方がいいかな。

娘さん、お父さんの介護認定を受けた方がいいと思います。」

肺炎が問題というより、食事が取れないのが問題だ。

父は、

「別に痛い所がある訳じゃないし、どこがどうってことはない。

ただ、食えんなぁ。要らんしなぁ。」

と言う。

経口が難しかったら、入院。

ただ、それをやると、父は歩いて退院できなくなるのではないだろうか。

私も医師も、そう予想するからこその、介護認定だ。

 

私の脳裏に浮かぶのは、老衰だ。

ついに、あの頑固ジジィのエネルギーが尽きてきたかもしれない。

そう思わざるを得ない、今の父さんだ。

私は、さすがに「頑張れ、ジジィ」とは、もう言えない。

その代わりに、「大丈夫、大丈夫」と軽口を叩いている。

なるようにしかならないのだ。

ただせめて今は、ボケたかずことの、どうしようもなく滑稽な日常を

楽しいと思ってくれたらいいなと考えている。

難しいかな。

ジジィ、頭が固いからな。

 

そんな今日は、父さんのカメラに残っている画像。

ジジババ保育園時代の、たれ蔵だ。

 

台所に登れるようになったね。

 

これは、

シオちゃんとのん太だ。

 

のん太、泣き顔だったな。

 

ほとんどの写真に、かずこの編んだニットが写っている。

この頃は、かずこの認知症が顕著になってきた頃だった。

私も父さんも、かずこの編んだものを、大げさに褒めた。

お願い、これ以上変わらないでと願いながらだった。

 

変わらない事なんて、何ひとつない。

そんなの分かっている。

 

父さんのカメラの最後の画像は、

これは、マイナンバーカードのための写真を撮り合ったものだ。

きっと、あーだこーだ喧嘩しながら苦戦したことだろう。

ふふふ、神妙な顔つきしちゃってさ。

少しでも、せめて少しでも長く、

この二人が、この家で、喧嘩し合えていますように。

私は、それを願いながら、のらりくらりと動いていくつもりだ。

 

※ちょっと忙しいので、コメント欄閉じます。