猫の日も、修行は続く。
おはようございます。
野良だった猫は、飼い猫として暮らしていけるよう、
日々不慣れなことを乗り越えなければならない。
でっかは、緩い便を出したことで、動物病院へ行く!
という修行を積んだ。
それが、皮肉にも猫の日だった。
でっかは去勢時に、
ワクチン・ノミダニ駆虫薬・ウィルス検査を済ませているが、
リターンする予定だったから、検便はしていなかった。
「良い機会だ。でっかは病院で大人しく出来るか確かめられる。」
結果は、出来た。いや上出来だった。
そして検便も今の所は異常無し。
でっかを保定していた看護師さんも、
「この子大人しい。保護されて良かったよね。」
と微笑んでくれた。
ひとつひとつクリアするごとに、安堵だ。
私にとって5ヶ月の野良猫は、とっくに脅威だ。
成猫くらい、怖い。
そして、大人しいからといって猫への過信は禁物だ。
やる時はやるんだ。
私には早々にベタ馴れしたが、我が家のおじさんはどうた?
ウーシャー言うのかも知れない。
「だから、おじさん抱っこしてみて〜」
と、鬼の修行を強いてみた。
結果は…
でっか「この人、誰だっけ?」
でっか「ちょっと怖いけど、僕頑張るぉ」
偉い〜!泣けるくらい、偉い!!
ウーもシャーもなく、大人しく抱かれている。
でっかは、充分、人間とは暮らせる子だ。
でもでもでもでもぉ〜
対猫は、さすがにこうはいかない。
私が最も嫌いな修行だ。
可愛い子猫ちゃんと、愛する我が愛猫らが、
牙を剥き出してウーシャーする、対面。
私はこれを『ウーシャー祭り』と呼んでいる。
とはいえ、保護した生後3ヶ月までくらいなら、
そろそろバリケード越しに対面をさせる。
保護猫が幼い方が、ウーシャー祭りの期間が短くて済むからだ。
そして、おチビちゃんのやんのかポーズやウーシャーは怖くないから、
私の精神衛生が保てる。
生後1ヶ月程度のおーちゃんなんて、スケバンみたいだったけど、
ウーシャーも、まるでプーチャーに聞こえて、ギリ笑っていられた。
しかし、でっかは、でかい。
ちょっと小さめの成猫くらいある。
よし、決めた!
「まだあと1週間は、対面せんとこう、そうしよう!」
ところが昨日、
のん太が立ち上がった。
「かかぁが、ちょんな弱気なら、のんがやるら!
かかぁ、扉を開けるんら!!」
と、扉越しに鳴くもんだから、私はドキドキしながら開けた。
※これまで完全隔離だっかので、この時が、初顔合わせ
シャッターチャンスは逃したが、
のんとでっかは鼻キッスを交わし
でっかはコロンと転がってみせた。
でっかからも、のんからも、ウーシャーは出ないままだった。
のん太との対面は、あっさり静かにクリアした。
因みに、その後あやからのシャー、おたまからのシャーは聞けましたが、
でっかからはウーシャーは出ないままだ。
どうやら、でっかは人間にも猫にも友好的な猫のようだ。
でっか、君って凄いね。
でっか「母ちゃんに色んな事を教えてもらったんだぉ」
そうか。さすがマアコだな。
でっかちゃん、すごいです!!
獣医さんクリア!
おじさんクリア!
のんちゃんクリア!
あやさんとおたまちゃんのシャーに、反撃なし!
そっか、そっか!
マアコ母ちゃんに色々教えてもらってたのか!😂
何か泣かせる子だな〜😂
そしてでっかちゃんは、幸せになれる子だね✨⤴️
おかっぱちゃん、保護してくれて、本当に本当にありがとうございました🙇