この季節は、
仕事を終えて外へ出ても、
夕方のような気がしない。
太陽は、高い。
おはようございます。
吹く風も、まだ昼間の空気を当てつけてくる。
だから、私は夏が好きだ。
家に帰ると、玄関では猫達が勢ぞろいで出迎えている。
腹が減っているからだろうから、
急いで支度をしてやらねばならないが、
なのに私は、それぞれの頭を撫ぜて回る。
こんな余裕が持てるのは、
私を待ちわびる猫達が、日の光で明るく照らされているからだ。
だから、私は夏が好きなんだ。
うんこ「ふふふ、へへへ、ひひひひひひひひ、ふぉふぉふぉふぉふぉ」
ん?
何を言っているの?
あぁぁ。
そゆ事ね。
舌を引っ込めないと、何を言っているのか分からんぞ!
うんこ「あのね、夏も冬も留守番時間は同じなのぉ。」
うんこ「撫ぜる暇があったら、早くご飯を出しなさいよってばさ!」
そりゃ、そうだな~。
いつも、留守番、ご苦労さんだね。