うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

すまないでは、すまない現実

2017年11月19日 | 保護日記 まこ編

先日、職場で、

タヌキを見たんです。

 

おはようございます。

ちょうど、まこを保護した辺りで、

今度は、タヌキだ。

 

ヨレヨレして、元気がない様子だ。

へたれ込んで、駐車場の隅にうずくまった。

 

辺りを見回しても、タヌキが暮らすには、

相応しい場所とは、到底思えない。

きっと、棲み処を追われたのだろう。

小山も、林も、どんどん消えていく。

さっきまで、笑って見ていた、

勝手な人間の私は、すまない、としか申せない。

 

私は、何度か猫を保護する羽目となってきた。

まず思う事は、いや~困ったな~、だ。

可愛い~、より先に、いや~困ったな~、なのだ。

ある時は、野良ネコの出産シーンに出くわしてしまった事がある。

産まれ来る命に、いや~困ったな~、と思った2週間後、

その子猫達も保護する羽目となった。

いや~困ったな~。

まこを見た時も、同じだ。

いや~困ったな~。

 

しかし、そんな思いは、一瞬で、

この手に抱いてしまえば、可愛い訳だ。

かけがえのない大切な命になるのだ。

さっきまで、困ったなんて言ってた、

勝手な人間の私は、すまない、としか申せない。

 

産まれて来ては、困る命なんて、ない。

邪魔な命なんて、ないのだ。

こんな当たり前の事にも、なかなか気づけない、

勝手な人間の私は、すまない、としか申せないんだ。

 

そんな、ようこそ、この世へ産まれてくれた、

まこさんは?

見定めて

かっこよく威嚇して

襲い掛かって

ちゅかまる

ちゅかまる~

 

かっこよくチョイチョイして

襲い掛かって

ちゅかまる~

そして、

ちゅかまえる、夢を見る。

成功をお祈り申します。


こねこがしゃべると、読みづらい現実

2017年11月17日 | 保護日記 まこ編

おはようございまちゅ。

今日は、なぜか、うちろのズタズタな障子にピントが合っちゃった、

あたちが、お伝えちまちゅ。

ずっと赤ちゃん言葉でちゅから、読みじゅらいって言ってりゅ、チト、

頑張って!

ちゅごい長いけど、頑張って!

 

寒い夕方、あたちは、お母ちゃんとはぐれちゃって、

豚ゴリラにちゅれて来られたの。

ちゅごい怖かった。食べられちゃうと思ったでちゅ。

だから、あたちは、豚ゴリラを睨みちゅけてた。

絶対、お母ちゃんがたちゅけに来てくれるって、

ちょれまで、頑張るぞって。

でも、お母ちゃんには会えなかった。

その代わりに、ちゅごい大きな豚が現れて、

あたちに、「可愛いね、大丈夫よ」って言った。

でも、あたちは、そんなのちんじないって思って、

うーって唸ってやった。

そしたら豚が、「いいよ。何もしないよ。」って言って、

あたちのオチリをクンクンちてきたの。

そしたら、あたち、ちゅごく眠くなっちゃって、

いーっぱい寝ちゃったの。

起きた時は、もう朝だった。

 

何日か経った頃、狭い部屋に居たあたちを、

ちろいチトとか、しろとくろのチトとかが見に来て、

あたちに、ちゅごいビビってた。

「シャーシャー」って、ちゅごかった。

でも、豚が側に居てくれたから、あたちは怖くなかった。

 

いっちょうけんめい食べて、ちゅおくなった、あたちは、

もっと、大きなお部屋に行きたくなって、

ある日、飛び出ちたんでちゅ。

飛び出ちて、大きなチト達にあいさちゅちた。

あたち、ちゅおいでちょ?

 

500gだった、あたちも、

今では、780gになりまちた。

でも、豚ゴリラは、

「この子、食べるの、おっそ!」って、毎回言ってりゅ。

うっとーちい!

 

最近のあたちの周りは・・・

ちろいチトは

へっぽこで

ちゅまんないち、

 

ちろとくろのチトは

エナジーがちゅおすぎて

ちょっと、引く。

あたち、勝てる気がちないでちゅ。

 

あと、あたちがずーっと気になっるチトは、

これは、置物でちゅか?剥製でちゅか?って事でちゅ。

 

豚ゴリラは、

「誰にでも、可愛がってもらえるように」って、

ちゅぐ、あたちの事を抱っこちゅるの。

うっとーちい!

ちょんな事、言いながら、でも、

やっぱり、あたちを食べようとちゅるから

クチを押さえてまちゅ。

用心ちてましゅ。

おじちゃんは、

あたちを撮りながら、

「可愛いよ~まこちゃ~ん」って、だいたい泣いてまちゅ。

あちたは、「お見合い」っていうのを、ちゅるんだって。

たのちいといいな。

あたちからの近況は、こんな感じでちゅ。

読みじゅらいって、言ってりゅチト、

おちゅかれちゃまでちた。

  ライター:豚ゴリラに「メス」を付けて欲しい、おかっぱ


子猫は動くから、だいたいブレちゃう現実

2017年11月15日 | 日記

皆さんのかかとは、

大丈夫でしょうか?

 

おはようございます。

私は、夏の終わり頃から、右の太ももの一部分だけが、

炎症していて、とても痒くなっていた。

放っておけば、そのうち治るさと思っていたが、

一向に治らず、昨日、ついに皮膚科へ行ってきた。

 

先生は、「見せて~、太もも見せて~」と。

私は、恥じらいながら、スカートをペロッとめくった。

すると、即座に塗り薬を引き出しから出しながら、

「1日3回、これ塗って~」とおっしゃった。

そして、なぜか、

「かかと、見せて~」と言うのだ。

かかと?

「かかと、見せて~、靴下脱いで、かかと見せて~」と急かされ、

右足のかかとを見せたら、先生は私のかかとを触りながら、

「カチカチだね~。左も見せて~。かかと、見せて~」と。

急いで左の靴下も抜いて、先生に差し出した。

「こっちもカチカチだね~。割れない?かかと、割れない~?」

「ストッキング、破れない~?かかと、破れない~?」

「寝てる時も、シーツに引っかかって、かかと気にならない~?」

「歩いてる時、痛くなったりしない~?かかと、痛くならない~?」

「これ、塗って~。このクリーム、かかとに塗って~。」

「1日、何度でも、塗って~。かかとに塗って~。」

 

かかとの事、ばっかりやな!

 

そう思いながらも、「助かります~」と頭を下げた。

すると、先生は、

「来週、また、見せに来て~。」と、言った。

 

どっちを?

どっちを見せに来ればいいの?

 

そう思いながらも、「分かりました」と言って、

診察室を出たのだった。

 

放っておいて~!

かかとの事は、放っておいて~!

悩んでないから~!

 

そんな訳で、

肉球ぷりぷりの、まこさんは?

それ、うんこのネズミさんだよ~

 

返してあげて~、ネズミさん、返してあげて~

 

うんこ、いいの~?貸してあげて、いいの~?

 

うんこ「いいよ~」

 

まこ「おなか、かまちぇて~」

 

うんこ「いいよ~」

いいんだね~・・・

 

〆に

だいたい、ブレちゃう、かっくいい、まこさん。


成長が早くて、記事が追い付かない現実

2017年11月13日 | 保護日記 まこ編

以前は、猫を保護するたび、

おじさんは戸惑い、

親からは、勘当を突き付けられたものだが、

今では、どうだろう・・・

 

おはようございます。

まこさんが我が家に来て、はや10日間。

やって来た、当初は

こんな感じだった、まこさんは、

今では、

こんな感じだ。

 

うんこ「やっぱり、子猫って乗るのね、母さん」

そうだね、乗るね。

 

ご飯も、もりもり食べています。

この環境の中でも、

気にせずマイペースに食べております。

 

時には、

まこ「こりぇが、かれいちゅう、でちゅね?」

臭いのお勉強も致します。

 

今朝は、まだ、おっかなびっくりながらも、

ビビりなあやが遊んでくれていたり、

おたまは寝てるけど、

まこさんは、元気に過ごしています。

 

そして、この度、まこさんの里親募集を開始いたしました。

昨日、「ペットのおうち」で募集記事を投稿して以来、

もうすでに、数件のご応募をいただいています。

 

えぇぇ~っと思われる人も居られるかと思います。

すでに両親やおじさんも、えぇぇ~って言ってる。

我が家で暮らせば、いいじゃんって。

実際、まこさんは、なんら問題のない、とても良い子です。

私が今まで出会った子猫の中でも、

これほど、バランスのとれた子は居ないと思う程です。

そして、可愛い。ちょー可愛い。

おかっぱ、泣いちゃうくらい、可愛い。

ここだけの話、ホルモンのイタズラで乳腺が張ってます。

 

だからなのかな?

この小さな子猫には、大きな幸せが詰まっている。

この幸せの塊、本当に我が家でいいのだろうか?

そう思わせる程の、可能性の塊だ。

もちろん、一抹でも不安があれば、

里親探しは、喜んで断念いたしますが、

もうしばらく、まこの幸せ切符の行方が見つかるまで、

ちょっくら、頑張ってみます。

まこ「こりぇは、おたまちゅうね。くちゃい。」

お勉強熱心ですね。


握りしめた、見えない何かを・・・

2017年11月11日 | うめの事

今、私は、フワフワした、

小さな猫を世話している。

その子の長い被毛を撫ぜながら、

似たような、うめを思い出そうとしても、

もう、思い出すことができない・・・

 

おはようございます。

昨日は、うめの2回目の命日だった。

 この手は、もう、君の被毛を覚えていない。

抱いた重さも、忘れてしまった。

 

 

私は、決して、いい飼い主ではなかった。

うめと出会った頃は、ひどく荒んだ生活をしていた。

猫を迎えたからって、大した世話もせず、

いつも自分の事ばかり考えていた。

あれが欲しい、これが足りない、と不満ばかりで、

本当は、何を掴みたいのかなんて分かりもしなかった。

欲しがるばかりの私は、

闇雲に手を伸ばしては掴み損ね、

そんな事を何度も繰り返して、

気付けば、残ったのは、3匹の猫だけだった。

欲しいモノは、、何ひとつ手に入らない、と嘆いた。

 

ボロアパートに越してすぐ、

今度は、空から、猫が降ってきて、

何もない部屋に、猫が1匹、増えてしまった。

見たこともないほど、小さな猫に、戸惑っている私をよそに、

うめは、当たり前のように、子猫を育て始める。

ご飯もろくに食べないで、子猫に寄り添う、うめにつられて、

私も、寝る間を惜しんで、慣れない手つきで、ミルクを飲ませた。

万年床に一人と1匹、並んで座り込み、

私が夢中でルクを飲ませて、倒れ込んだ後は、

うめが、子猫の体を丁寧に舐めてやった。

 

そんな、ある日、子猫は病気に罹った。

「あまり期待はしないように」と告げられ入院させて、

泣きながら手ぶらで帰ってきたら、

玄関には、うめが、いつものように静かに待っていた。

そして、やっぱり、

万年床に、一人と1匹、並んで座り込んだ。

すると、いつもは遠巻きで見ていた、2匹が、

布団の上に乗ってきて、スリスリと甘えはじめるものだから、

ついさっき、やっと泣き止んだのに、

私の眼から、またボロボロと涙があふれてきた。

 

失いたくない

 

私は、この時、ようやく、

見えない何かを、掴んだ気がして、心に、勇気が湧いてきた。

それを与えてくれたのは、うめと愉快な仲間達だった。

 

この手は、もう、君の被毛を覚えていない。

あの時、掴んだモノが、何だったのか、

いまだ、言葉に表す事も出来ずにいる。

けれど、決して忘れてはならない、

その何かを握りしめているから、

私は、今を生き続けていけるのだ。

うめさん、ありがとう。