うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ちょっと、怖い思いをした週末(後から、ちょっと補足箇所有)

2017年11月29日 | 日記

世の中が混沌としてくると、

度々耳にする、終末説。

私も・・・

 

おはようございます。

「あれ?今日が金曜日な気がするんだけど?」

と月曜日から訴え続けている、週末説に苦しんでいる。

毎日が金曜日だと、思い込んでしまうんだ。

土日、これでもかというほど休んだのに、

月曜日の朝、出勤した頃には、もうすっかり金曜日の気分だ。

これが、木曜日まで続く。参ったよ。

 

そんな私、

ここ2か月の間に、悲喜こもごも盛沢山だった。

きくは逝ったし、子猫は来て、で、行ったし、

うめを偲んだり、カカトを人目に晒し、

なぜだか、飲む機会もやたらと増えた。

 

ある日、私は昔の勤め先の飲み会に誘われて、

久しぶりに都会へ行った。

夜の都会は、明るかった。

「空を見上げても、ここでは星なんて見えないのね。」

そう呟く私に、その飲み会で同席した、

初めてお会いするオッサンは、惚れてしまった・・・らしい。

 

明るい印象の、普通のオッサンに、

軽い感じで、アドレスを聞かれ、

私も、軽い感じで、携帯のアドレスを教えてしまった。

その席で、私の連絡先を知らないのは、

当然、初めて会った、そのオッサンだけだった事もあり、

別に、何の期待も持たないどころか、意識もしていなかった。

「また、飲もうね」と、

終始、軽いノリで、飲み会は終わった。

 

ところがだ。

次の日から、私の滅多に鳴らない携帯が鳴り始める。

メールの着信音だ。

あのオッサンからだ。

やたらと色とりどりのマークが並ぶ、メールが届く。

「おかっぱちゃん(ハートマーク+色付きビックリマーク)」

「また会いたいな~(ハートが幾重にも重なって、揺れるマーク)」

「いつなら、会える(なんか意味不明なキャラ+色付きはてなマーク)」

 

目がチカチカするわ!

 

そう思いながらも、私は出来る限り、

オッサンのプライドを傷つけないよう、

気を付けながら、断り続ける。

 

「おかっぱちゃん、怖がらないでいいんだよ(ハートマーク5連)」

「絶対、後悔させない(色付きビックリマーク+ハートが揺れるヤツ)」

 

ひつけーわ!

 

子猫の里親探しやらで多忙になって行く中、

私は苛立ち始めるも、丁寧にお断りのメールを返信する。

そんな事を繰り返した数日後、突然・・・

 

「オレと知り合った事、後悔してるでしょうね?

これからは、夜道は気を付けて歩いてくださいね。」

 

そのメールを読んだ私は、

「あいよ~、ありがとうございます」と能天気に返した。

が、少し時間を置いて、再読してみると、

これって、脅迫?とゾッとした訳だ。

そろそろ、子猫の里親探しも大詰め。

私はピリピリしながら、オッサンにメールを送り続けた。

「あの、それってどういう意味ですか?」

「えっと、直接、どういう意味かお聞きしたい」

「どうして連絡くれないんですか?」

「もしもーし、どうしましたかー?」

 

そして、子猫を譲渡した、あの週末、

「子猫の譲渡をしてまいりました。

私は、あの子の幸せの為なら、命も辞さない覚悟なんです。

もし、あなた様が、私を夜道で襲うつもりなら、

どうぞ、やってください!

それで、子猫の厄落としが出来るのなら、

私は喜んで、この身を血で染めます。」

と、狂気に満ちたメールを送った。

 

私は、もちろん、真剣だった。

子猫の事を思うあまり、

オッサンの脅迫めいたメールに、

ふざけたり、怖がったりする余裕など、

私には無かったのだ。

 

そして、狂気のメールを送り続けた数日間の後、

オッサンから、丁重な謝罪のメールが送られてきた。

最後に

「もう勘弁してください。」と書かれていた。

 

図らずも、狂気のオッサンに、

狂気で勝った、おかっぱなのであった。

 

我が家のおっさんは?

おじさん「あやちゃ~ん、あやちゃ~ん」

 

おじさん「可愛い、あやちゃ~ん」

 

あや「これ、何とかしてくんない?」

あやさん、君の狂気で立ち向かえ!