文化の日、
私が勤める会社は、平常出勤だった。
おはようございます。
私が勤める会社は、
年中通して、祝日は平常出勤だ。
その姿勢に、潔さすら感じる訳だが、
「世間は、休日なんだよな~」とブツブツ呟きながら、
出勤してみると、社内でカメムシさんが歩いてた。
私は、決して嫌いでは無い、
いやむしろ好きだと思える生き物でも、触れない事が多々ある。
アマガエルなんて、もう滅茶苦茶、可愛い。
だけど、触れない。
虫の類だって、蝶々に、「ごきげんよう」と声掛けする程好きだが、
近付いてくると、パニックに陥る。
それなのに、なぜか、
カメムシは、平気!
という事が判明した。
なぜなんだろう・・・
ずっと考えながら、仕事を終え、家に帰ると、
弊社の社長から電話が鳴った。
「子猫、捕まえた。咬まれたけど・・・
放っては置けないし、でもどうしよう。
来てくれない?」と。
咬むほど、威勢のいい子なの?
無理!
そうは思ったが、行ってみたよね。
到着してみると、
なにやら、小さな箱が、ポコポコ鳴っていた。
私は、その中身を見ることなく、言った。
「めっちゃ、怒ってますやん」
そうはいっても、見なければと思い、
恐る恐る箱を開けてみると、
それはそれは、ムッスリした、これまた小さな猫が入っていた。
ザン!
ザザン!
いつも行く、動物病院の院長の診断
「体重は500g。(生後1か月前後かな?)」
「寄生虫、無し。」
「ノミ、ダニ、無し。」
「この子、可愛い~、めちゃくちゃ可愛い~。
おかっぱさん、飼ってあげて~。
きくさんが、連れて来てくれたんだよ~、だってそういう時期じゃん?」
という事で、異常は無しだった。
きくさんが極楽へ行って、20日目。
そういう時期なのか?
49日なら納得もいくが、20日目って、そういう時期なの?
うんこ「完全に、こじ付けよね」
保護して、3日目、
小さな声でしか鳴かない、子猫だ。
咬んでも、全然、痛くない、か弱い子猫だ。
そんな子猫が、
日が暮れた草むらで、大きな声で必死で鳴いた。
伸びてきた手を、力の限り、咬み付いた。
箱の中に入れられて、怯えながら戦った。
よく、頑張ったね。
もう大丈夫だよ。
まこちゃん、ようこそ、我が家へ。
今後、一応、まこと名付けて、育てながら、
この子の幸せ切符の行先がどこなのか、考えてみようと思います。
へっぽこな私、
皆様に、何かと相談したりするかもですが、
どうぞ、よろしくお願い致します。