何かが、違う。
何かが、違う気がするんだ。
おはようございます。
バレンタインデーには、
我が家のおじさんに、
ささやかながらチョコのお菓子を贈ったが、
ホワイトデーなんて忘れていた。
何も返しをしてもらっていなかったからだ。
ところが昨夜、1日遅れで、チョコを買って来てくれた。
数日前、私が自分で購入したチョコと
寸分の狂いもない、まったく同じチョコを、買って来てくれたのだ。
私は、言いたくはなかったが、一応、
「あ・・・ありがとう・・・」と声を絞り出した。
本当は、こう言いたかった。
「違うのを買って来て~。
せっかくなら、それじゃないの買って来て~。」と。
そして、聞きたかった。
「ねぇ、どーして?
どーして、同じの買ってくるの?」と。
男と女には、どうしても埋められない価値観の隔たりがある。
女が、なかなか、しっくりくるカバンがないとぼやけば、
男は、もっとしっくりこないカバンをサプライズで贈ってくるし、
男が、パン屋の近くにいるから買ってこようか?と
聞いてくれるのは有り難いが、
女が、いつも買う好きなパンは、ひとつも買っては来てくれない。
一瞬見ただけで、ぜってー使いにくいと分かるカバンを受け取る時も、
大量の、美味しそうでもないパンの代金を、男に渡す時も、
女は、ありがとうの言葉を、なんとか絞り出す。
なんか違うんだよな~っと思いながら。
おい、おたま!
君も、いつも何かが違うよな。
まず、目ヤニ、取りたまえ!
顔を洗うのに、その恰好になるのは、
なんか違う気がするぞ。
なんか、違うぞ!
ついでに、その座り方も、
なんか、違うんだよな~。
これも違うんだ。
わざわざ、甘えにきて
そんな顔するのは、なんか違わないか?
それに、後ろの男もさぁ
老眼鏡かけて、その距離でテレビ観ると、
逆に見づらいと思う!